2013年10月04日

■スポーツ祭東京2013 清瀬でも無事開催されました。

清瀬国体

スポーツ祭東京2013はつまり国体(国民体育大会)のことなんですが、東京で開催されるのは昭和34年以来、54年ぶりとなるそうです(※wikipediaによる)。そのためか今回は、東京でも2〜3年前からキャンペーンが始まり清瀬市でもその準備含めて大変に力をいれてきました。何度も申し上げている通り、清瀬市は女子サッカー会場として下宿第三運動公園が使用されるため、その運営一切が市に託されていました。多くのお客様をお迎えする大事な機会ですから、無事故の運営はもちろんのこと、そのイベントの成否は市の組織としての成熟度を表す、非常に重要なことでした。

そしていよいよ、大会は9/30(月)に始まり、10/1(火)、10/3(水)と3日間で都合5試合行われました。私も、初日と最終日にお邪魔し、試合は当然ですが、お迎え含めた主にイベント運営を拝見しました(私はイベント屋なので)。

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まず市外からのお客様は清瀬駅のペデストリアンデッキに作られた総合案内所にてお迎えします。ここで会場までのピストンバスの発着場、そして時間をお知らせします。

清瀬国体

りそな銀行前に作られた発着場でも職員による丁寧な対応で、スムースに御案内されていました。

清瀬国体

会場近くの交差点では、職員が定点案内。車や自転車でお越しの方も迷わせません。

清瀬国体

会場に着くと隣接するグランドで、熱中症対策の無料ドリンクサービスや商工会や乳酸菌飲料メーカーによる模擬店舗、また休憩所など設置され、さながら「ひまわり市」のようです。

清瀬国体

会場での総合受付。マスコミや他市からの来賓にも粗相なく対応できるよう、明るく接客的な声掛けをされていました。

清瀬国体

来賓テントでは、多くの方々が熱戦を繰り広げるチームに声援を送っておられました。

清瀬国体

ハーフタイムでは、清瀬の混声合唱団の皆さんによる「清瀬讃歌」が披露されました。

そこここで、市の課長級以上の職員の皆さんがスタッフとして、それぞれの持ち場を仕切っておられました。財政的に余裕のある市ならこうしたことも、業者さんに丸投げになるのでしょうけれど、職員自ら市民の対応に当たる現場に立つということは、それはそれで大事なこととも言えるでしょう。

私的には、今回のスポーツ祭東京・清瀬バージョン、大成功だったと言っていいと思います。職員の皆さん、お疲れ様でした。  

Posted by takosuzuki │ ■活動記録/REPORT 

2013年10月03日

■スポーツ祭東京2013始まりました!!

国体オープニング

去る9/28(土)に調布の味の素スタジアムにてスポーツ祭東京2013の開会式が、天皇皇后両陛下ご臨席の元、行われました。

いや凄かったですね!! 直前に2020年の東京オリンピック招致が決定したこともあり、その開会式のオープニングの予行練習ともいうべき内容でした。イベント演出の観点からいえば、やはり屋外の催しは夜間でないと照明の演出効果が充分に生かされませんから、今回の夕方から夜間にかけての開催は正解でした。とても素晴らしい演出でした。

国体オープニング

もっとも入場は15:30でした。オープニングセレモニーのスタートを飾る日本一のマーチング・バンドがこの時間に出演だったのです。

国体オープニング

20分前に会場には着いたのですが、何しろ警備が厳重で、荷物チェックは当然の事、入場チケットも個人が特定されるように免許証などを提示してチケットに記載されている名前と照合、腕には一度出たらはずされる紙製の入場証明。これだけ緻密な入場チェックのため列が伸び、会場に入ったのはギリギリとなってしまいました。

国体オープニング

セレモニーではダウン症の書家・金澤翔子さんによる「夢」の大筆書きが印象的でした。やはりスポーツは健常者だけのものではないですからね。

国体オープニング

閉会へ向け催しも盛り上がってきた頃、その金澤翔子さんが私達の目の前で踊り始め、客席に向け盛り上げに一役買っていました。無垢で天使のようなお嬢さんでした。  

Posted by takosuzuki │ ■活動記録/REPORT 

2013年09月23日

■自衛消防訓練審査会に行ってきました。

自主消防審査会

9/13(金)コミュニティプラザひまわりで行われた自衛消防訓練審査会に行ってきました。昨年は議会日程と重なったため、参加できませんでしたので、楽しみに伺いました。

一般の部で、今年も清瀬市役所チームが4年連続の栄冠を勝ち取りました。市民の安全安心を守る清瀬市職員です。こうした審査会の有無に関わらず、日夜訓練を積んでおられるのでしょう。頭が下がります。

自主消防審査会

こちらは清瀬市役所女性チーム。健康センターの職員の方々だそうです。惜しくも優勝は逃しましたが、流れるような一連の動作は素晴らしいものでした。

自主消防審査会

心配そうに見守る清瀬市役所部課長の皆さん。役所とはいえ、やはりそこは普通の職場と同じ。部課長の皆様の部下を見守る姿勢に心温まりました。  

Posted by takosuzuki │ ■活動記録/REPORT 

2013年09月16日

★副都心線・東横線との相互乗り入れを生かし、観光立市へシティセールスの拡充を

一般質問

清瀬・横浜間の直通電車が運行開始
本年3月、東京メトロ副都心線と東急東横線が相互直通運転をスタートさせたことにより、清瀬市と横浜・みなとみらい方面が、副都心線を挟んで一本につながりました。これにより、清瀬駅から「元町・中華街行き」電車が発車され、乗り換えなしで横浜に行けるようになりました。私が初めてこの表示をホームで見た時にとても不思議な、そして感慨深いものがありました。

と同時に、東急東横線の横浜駅やみなとみらい線の元町・中華街駅にも、「清瀬行き」という電車が一時間に何本も発車されているのです。これもただ感動の一言です。ただ地元、横浜の方々にとってみれば、「清瀬って何?」「どこにあるの?」という感じであろうと推測します。

横浜中華街行き電車

そこで、横浜・中華街方面での清瀬をアピールするキャンペーンを展開できないかとご提案致します。

もちろん、キャンペーンをするための手段には際限がなく、大きな効果を狙うには大きなお金がかかります。そこでいかに少ない予算で効果的な認知を頂けるか、それにはやはり既存のもの、今あるものを使うのが一番安上がりです。そこで、先般国体のキャンペーン向けにつくられた「るるぶ」の清瀬市特集版を使うのです。私もあれをつぶさに拝見しましたが、実によくコンパクトに清瀬のよさをまとめてあります。また素晴らしい編集・デザインであり、私自身もなんて清瀬は魅力的な街なのだろうと思ってしまいました。この「るるぶ」を横浜・中華街駅にて配ってみてはいかがでしょうか。

または、元町・中華街駅や横浜駅構内にて、清瀬をアピールするちょっとしたイベントを行い、ニンニン君や清瀬市の観光大使、市長にもご出演頂きながら、「るるぶ」に書かれているような名産品を配ったり、そしてこの「るるぶ」を配ったりするのです。

今回の相互乗り入れにより、横浜方面から川越への集客が大変に増えたそうです。江戸時代の町並みを残す川越には比肩することはできませんが、川後へ行こうとするほんの一部でも、清瀬に関心を持ち来てもらえるような企画。是非、ご検討をお願い致します。

スポーツ祭東京と合わせたイベントのキャンペーンの展開を
続いて、「スポーツ祭東京と合わせたイベントのキャンペーンの展開を」についてご提案致します。

先に申し上げた相互乗り入れは、清瀬のシティセールスを行える先が増えたことを意味します。セールスとは、それを必要としている先、もしくはその商品を知っている、ないし知る機会のある先に売り込むのがセオリーです。その意味では、「清瀬」という地名を冠した電車の走りまくる相互乗り入れは、今後、清瀬市がシティセールスを行なっていく先を絞り込んでくれたとも言えると思います。

それでは何を売り込むのか。言うまでもなく、それは商品ではなくイベントであり、喫緊に開催される「ひまわりフェスティバル」です。都内近郊は数少ない一面のひまわり畑を、東急東横線の方々に見て頂く絶好のチャンスです。また先に申し上げた、横浜での駅構内キャンペーンでも一番にアピールすべきイベントであろうと思います。

そしてこの「ひまわりフェスティバル」への集客キャンペーンは、次に続く「清瀬市民まつり」、そして最後の「スポーツ祭東京2013」へと連動するものでなくてはなりません。申し上げたこの3つのイベントはそれぞれが所管課の異なるものですが、公報告知については、是非一貫性、連動したものとして、広報課が取りまとめて頂きたいと思います。ご検討をお願い致します。
【答弁/今村広司企画部長】
副都心線・東横線との相互乗り入れを生かしたシティセールスについて、また、スポーツ祭東京と合わせたイベントのキャンペーンの展開について、合わせてお答えいたします。

東京メトロ副都心線と東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転が開始されたことにより、清瀬駅で元町・中華街行きの電車を見たり、さらには横浜で清瀬行きの電車が見られるのは、一種の感動を覚えます。これまで清瀬のことを知らなかった地域の方々でも清瀬行きの表示を見て、清瀬ってどんなところなんだろうと思っていただけているのではないかと思います。この機会に清瀬市の魅力をPRするのは、シティセールスとして絶好の機会だと考えております。

特に、清瀬ひまわりフェスティバルは近隣でもなかなか見ることのできない規模であるとともに、誰もが知っている気象衛星ひまわりのデータを解析している気象衛星センターがある、プラスワンの清瀬ひまわりフェスティバルであります。

今回の直通運転の開始で、これまでなかなか来ていただけなかった神奈川県の方々にも、ぜひ清瀬市の魅力を知っていただけるよう、西武鉄道が発行しております「花さんぽ」というリーフレットやホームページに掲載していただけないか、西武鉄道にお願いをしたり、横浜市に清瀬ひまわりフェスティバルのPRにご協力いただけないかなど、相談をしてみたいと思います。

また、全国のヒマワリ畑の情報を発信しております、ひまわり畑ネットというホームページがございます。そちらへの掲載など、できるだけ多くの方々に広く情報が発信できる方法について、検討してまいりたいと思います。

ご提案いただきました国体用に作成した「るるぶ」につきましては、大変ご好評をいただいており、既に残部数が少なくなっているため、国体以外でこれから広く配布するのは難しい状況がございます。清瀬ひまわりフェスティバルの期間中は国体をPRする絶好の場でありますので、清瀬ひまわりフェスティバルに来ていただいた方々にしっかりと、清瀬市は女子サッカー、PRできるようにグッズの配布などを考えております。さらに国体には市外からも多くの方々がいらっしゃいますので、「るるぶ」の配布など、清瀬市民まつりを初め、清瀬の魅力をしっかりとPRしてまいりたいと思います。

イベントの所管課はそれぞれ異なりますが、本市広報業務の中心は秘書広報課でございますので、しっかりと庁内の調整を行い、一貫性のある広報を行ってまいりたいと考えております。

考えてみますと、国体という国レベルのイベントがこの清瀬市で開催されるということと、それから、相互乗り入れで清瀬市と横浜とが一本繋がるという、この二つの大きな事業がこの一年のうちにあるというのは、非常に清瀬市にとっては絶好の機会ではないでしょうか。しかもこれ、ちゃんと横浜までの鉄道が敷設されて国体が開催されるというのも、市長の根回しがあってのことのようなすばらしさだと思います。ぜひこうした環境を生かしていただいて、効果的なキャンペーンをしていただければと思います。

「るるぶ」は素晴らしい観光ツール
今回「るるぶ」については、先に岸国体準備部長からお話があったように、実はあれは国体開催時に配るものなんですね。国体のときに配られるものを今、前倒しで見せて頂きましてすごいなと思っています。あの冊子がつくられることになった経緯や予算、また使途については、今のところ大部分のものは国体で使うということでしたが、その点、教えていただけますか。
【答弁/岸典親国体準備担当部長】
「るるぶ」の経過ですけれども、大会の期間中、清瀬に初めて訪れる方が当然います。そういう中で清瀬をPRできるちょっとした小さな冊子でもいいから、何かつくれないかという職員からの提案がありまして、それで検討をしてまいりました。その中で「るるぶ」ともう一つ「まっぷる」があったんですけれども、「るるぶ」が非常に観光的な面でいいなということで、「るるぶ」の作成をいたしました。これ、1万冊を作成したんです。

予算的には市長会、国体とオリンピックの招致の補助金、これを使いまして、その中で350万円で作成しました。それで実際には、今現在、残はもうあと国体の本番3日間を使って配ろうと、これは駅前の総合案内所と会場内で配るということです。今までいろんなところに出したという経過の中で、公共施設に配布したのと、あとは国体本大会まで各課でもいろんな事業をやっているんです。先週、例えば第三小学校で行われたワイワイフェスタとかそういうところにも各課からの要望をいただいて、その中で私どもがそこに出ていける、事業とバッティングしていないような、出ていけるものを幾つかあげまして、そこに積極的にお配りしてPRに努めたということです。

あとは、りそな銀行と郵便局からも要望がございまして、特にりそな銀行は1階のATMコーナーをそこの中で棚を使って構わないということをいただいたので、そこに立科山荘のパンフレットと一緒に置かせていただいて、結構立科山荘のパンフレットもかなり皆さん持って行っていただいているんで、そのPRにもつながっているかと、今、考えております。

いずれにしましても、国体本番までの一番大きい行事というのは、やはり先ほどから出ている清瀬ひまわりフェスティバル、こちらですので、そこで私たちも何か夏らしいものを考えてPRに努めたいと考えています。
残数がないということなんですが、増刷の可能性はありますか。
【答弁/岸典親国体準備担当部長】 
これは、増刷は一応見積もりのほうは取ったんですけれども、5,000冊つくって110万円という金額になるんです。やはり本市の財源が厳しい中、そういう国体の補助金等を活用しながらつくったということもございますので、今のところ増刷については、検討はしておりません。ただ、5,000冊で110万円ほどかかるということだけは調べてあります。

版権が他にあるものは増刷が高い
やっぱり版権はJTBにあるので高いですね。とても増刷は不可能ですね。さきほどの部長のご答弁の中では、横浜駅ないしみなとみらい駅でのキャンペーンそのものには触れておられませんでしたけれども、場所代が幾らかかるのかということがあるかと思うんですが、出演料は市長とニンニン君に出てもらうとしたら出演料はかからないので、あとは「るるぶ」みたいなものがあれば、それで一つキャンペーンとしては成り立ってくるんだと思うんです。そこら辺、可能性としてはいかがですか、今村部長。
【答弁/今村広司企画部長】
そういうことが可能なのかどうか、また、もしやるとしたらどれぐらいの費用がかかるのかというのは、聞くことは聞いてみたいと思います。

行政の固いデザインではなく、読まれ易い商業でデザインで。
ぜひご検討ください。何といいますか、「るるぶ」みたいな、いわゆる商業デザインに乗っかった本市のアピール、本市のシティセールスというのは、やっぱりこれ、一つの模範的な形でして、今、私ども議会では、市議会報をリニューアルしていこうというような話をしていまして、一番やっぱりポイントになってくるのは、どういうデザインにしたら市民に見てもらえるのかということがポイントなんです。多くの市民というのはほとんど商業デザインに慣れているんです。我々というかこの昼間仕事にいそしんでいる我々男性諸氏はA4のビジネスフォームに慣れていますけれども、そうじゃない圧倒的多数の市民というのは、商業デザインを浴びるように毎日受けていますから。やはりどうしてもこの商業デザインで刺激的であったり、アイキャッチのいいものであったりというものに、どうしても目がいってしまうという意味では、これからの本市の広報のあり方というのもいわゆる商業デザインに倣ったデザインを試行していかざるを得ないんじゃないかと思います。

るるぶ

るるぶ

センスのいいデザイナーを嘱託職員として雇用しては。
そういう意味では「るるぶ」、JTBにつくってもらいましたけれども、本市の職員で、嘱託職員でデザイナーを一人雇っていただいて、それはもう全て広報のデザイナーにそのデザインをしていただくというようなことがあれば一番いいんだろうと思うんです。いろんな腕のいい、センスのいいデザイナーというのは埋もれているんです。特に資格のある仕事じゃありませんから、デザイナーというのは。ですからイラストレーターというパソコンのソフトを使えればもうそのセンスを生かせる仕事で。

私もかつて子どもが卒園したときの謝恩会で、それぞれが自分の子どもの写真をデザインして出すんです。それを後で仕上がりを見せていただいたら、私も当時デザイナーの卵だったので自信を持って出したんですけれども、いや私なんかとても足元に及ばないようなステキなデザインを出してきたお宅があって、その方は聞けばやっぱり何かそういう商業デザイナーの方で、退職をされていた方だったそうなのです。そういうふうにいらっしゃるんですね。

そういう方をうまく嘱託で雇って、本市の広報にかかわるものは全てそのデザイナーを通していくと、特に知らせたいものについては、非常によく市民の皆様に告知することができるんじゃないかなと思います。ぜひこれはご検討いただきたいと思います。そういうことであれば、「るるぶ」に増刷、5,000冊刷るのに110万円なんていう価格を出さずに済むと思いますので。

ところで、直通になったことで、目に見えるような影響というか、ありますか。直通になる前となった後で、本市の乗降客がいきなりふえたとか、また、柳瀬川回廊の人がふえたとか。何かもしそういうことがあれば教えてください。
【答弁/今村広司企画部長】
特別、直通になったからというのは特に耳には入ってきませんけれども、私自身、駅で先ほども言いましたけれども、中華街行きの文字を見たり、実際にゴールデンウイークに直通で中華街に行ってみたので、それは非常に便利になったなという実感はあります。
ぜひ、今年は絶好のチャンスですので、さまざまなキャンペーンをご検討いただければと思います。よろしくお願いいたします。  

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | シティプロモーション

★けやき並木にライトアップを

一般質問

清瀬市には名所となる観光スポットはあまり多くはありませんが、その貴重な一つである「けやき通り」は、もっと予算をつけてより観光資源として充実させてもいいのだろうと思います。けやき通りには、悠然と生い茂るけやき並木の他、平成元年のふるさと創生基金1億円の予算で作られた「けやきロードギャラリー」も併設されています。しかしながら現在、けやき並木もギャラリーも、観光資源としては生かしきれていない。先般、けやき通りの街路灯の不具合が指摘されましたが、悠然たるけやきも素晴らしい彫刻作品も薄暗い夜道では、ただの不気味なものでしかない。それが大変に残念です。

我が家の隣地である明治薬科大学では、正門からのメインストリートのけやきに夜間ライトアップを施しています。大空に生えるケヤキの枝にライトを当てた絵柄は、それはそれは幻想的で素晴らしいものです。

薬科大のけやき
薬科大のライトアップされたけやきの木

そこで、けやき並木を夜間時間を決めてライトアップし、清瀬市の観光スポットとしてアピールしてはいかがでしょうか。この事業はやはり大きな予算のかかることですから一朝一夕にはできませんが、秋からの国体に向けた清瀬市のキャンペーンの一環と位置付け、できれば国体の期間中試験的に実施できるようご検討頂けないでしょうか。ご見解を伺います
【答弁/黒田和雄都市整備部長】
私のほうからは、ケヤキ並木のライトアップと子どもたちの手による公園施設の充実、都営住宅の建て替えに伴う空き地の有効利用について、ご答弁申し上げます。

初めに、ケヤキ並木のライトアップについてでございますが、このけやき通りには樹齢数十年を超えるケヤキを筆頭に300本以上のケヤキが植栽されており、さらに、けやきロードギャラリーとして24基の彫刻が設置されております。本市といたしましても、今後、次世代に引き継いでいくべき財産として、また、他市に誇れる観光資源であり、また、そのようにしていかなければならないことは認識しております。また、ご案内いただいた明治薬科大学の敷地内にあるメインストリートのライトアップは実に美しく、この冬、雪の中にライトアップされたケヤキはそれは幻想的なものでございました。

このライトアップを、今秋、開催される国体期間中に、試験的にけやき通りで実施してみてはとのご提案でございますが、現状は電源の取り出し、地下に埋設することが非常に困難なことや、既存の装飾灯をどうするかなど、整備上の課題や沿線住民への対応などがございます。さらにご存じのとおり、けやき通りは交通量の比較的多い道路であるため、ライトアップ時にわき見運転による事故など、道路を通行する車両にも支障が出ないとも限りませんので、まずは実施している先進市の調査や、市内にある街路以外の公共の場である公園や緑地などのライトアップの可能性を研究させていただきたいと思います。

やっぱり私も明治薬科大学のそばに住んでいますから、夜、通るたびに本当にきれいだなあと思います。ぶわあっとこう生い茂るケヤキに光を当てるからこそ、あんなにすばらしいんで、ちょろちょろ生えているケヤキに光を当てたってきれいじゃないんです。

薬科大のライトアップ
同じく薬科大。こちらは幻想的な雪の日のけやき。

志木街道の芝山陸橋のところにファミリーレストランのココスがありますが、この横のケヤキもそれは意図せずライトアップされています。ココスが自分のところの看板に当てるためにライトを当てているのが、結果的にケヤキのライトアップになってしまっているんです。そこもすごくきれいだったんですが、都の剪定でキレイではなくなってしまいました。ああなっちゃうんですね、やはり旬なときにやらないと、こういうのっていうのはだめですね。

清瀬のケヤキ並木もせっかく今、すごいね、すごいねと言って頂いていますけれども、切られてからでは、光を当ててもしようがない。さっきどこか試験的にというお話もありましたけれども、ぜひどこか、市役所のケヤキでもいいんじゃないですか。この悠然としたケヤキにも国体の時期に合わせてやってみるとか。ぜひご検討ください。

ケヤキ並木を含めたけやき通りは、つまりさっきのお話しにもありますけれども、今後どういうふうに位置づけて、またどれぐらい予算をつけていこうという部長のお気持ちはあるんでしょうか。
【答弁/黒田和雄都市整備部長】
気持ちとしては、予算というのは多ければ多いほどすばらしいものができると思うんですが、今、ちょうど本市の総務課の営繕係が、けやき通りに以前つけた装飾灯をリニューアルを行っています。恐らく歩いていると目に映ると思うんですが、全部ちゃんと防腐処理をして、塗装を、再塗装し直しているというようなことを、今、行っていますので、とりあえずそれを国体に向けて何とかきれいにしていきたいということで、今やっています。

それと今後、そのけやき通りについてどういうふうにしていきたいかというのは、本当に今あるけやき通りを先まで残していくということが、やっぱり重要だと思っています。何せあそこは、通りはもうけやき通りという名前がついていますので、ケヤキ以外を植えることはまずないと思います。それと、今現在24基彫刻がございますので、以前にもこれを延伸していくというお話もありますので、そういった意味で、清瀬の駅を降りて最初に目につく観光資源としてやっていければいいなと思っています。
  

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | シティプロモーション