2017年12月30日

★スマートフォン向け・市の総合アプリの導入を/平成29年6月議会

スマートフォン向け・市の総合アプリの導入を

スマートフォンは今世紀最大の発明

スマートフォンはテレビ、パソコンに並ぶ21世紀の象徴的な大発明です。総務省の昨年の白書によれば、スマートフォンの保有率は72%で、2008年にiPhoneが発売されて以来約10年で爆発的な伸びを示しています。同白書によれば、この数字は固定電話の保有率とほぼ同じで、携帯電話全体の保有率95.8%には及ばないものの、携帯電話を持っている人のうち7割以上がスマートフォンということです。

スマートフォンは即時にインターネットとつながることのできる携帯型端末のため、全く新しい情報伝達ツールとして、さまざまな工夫改良、すなわちイノベーションが行われている現在進行中のツールです。

我が清瀬市でも、これまでスマートフォン向けにさまざまな取り組みが行われてきました。本市のホームページをスマートフォン仕様のものに改良したことに加え、ある部署ではツイッターを使っての情報発信を行い、そして煩雑なごみ分別を簡単にわかりやすく調べることのできるアプリを導入しました。いずれもこれまで本市の情報に接しなかったであろう方々を新ターゲットとしてよい結果をもたらしています。

清瀬市のゴミアプリ

清瀬市のゴミアプリ
清瀬市のスマホ用ゴミアプリ

その中でアプリ、すなわちアプリケーションとは個別的または具体的な作業に特化したPCやスマートフォン向けの専用ソフトのことで、例えば我が市のごみ分別アプリであれば、清瀬市のごみ行政のうち何をどのように捨てたらよいか調べることに特化したソフトです。

これまでの定例議会でも子育てアプリの導入についても提起されましたし、他市の事例では、観光アプリを導入しているところもあります。このようにある種、煩雑であったりわかりづらかったりする情報の探り方を、アプリを使って簡単にわかりやすくしてあげることができるのがアプリのよさと言えるでしょう。

しかしながらアプリはある目的に特化したものであるため、そのサービスの幅を広げれば広げるほど、その数もふえていきます。アプリはスマートフォンにダウンロードして始めて使えるものですから、数がふえれば端末の容量を圧迫し、またアプリだらけでわかりづらくなるのです。

市の行政サービスを網羅した総合アプリの導入を

そこで、清瀬市の行政サービスを網羅した総合アプリを導入してはいかがでしょうか。それは言ってみれば、今後ふえていくアプリを一つにまとめることのできるアプリ、ホームページでいえばポータルサイトのようなものです。

現在はごみ分別アプリだけですが、将来的には子育てアプリもできるでしょうし、公共施設の予約アプリなども期待されます。もちろん清瀬市の観光を網羅した観光アプリも2020年に向け急がれることと思います。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/今村広司企画部長】
情報が氾濫する中、必要な情報を選択することが難しくなってきております。市民生活に身近な本市のホームページでも多くの情報が掲載されており、必要な情報を見つけにくいといったご意見をいただくこともあります。

そうした中、アプリケーションは個別の案件についてより積極的な情報発信が可能となり、アプリの利用者はスマートフォンなどを通して、必要な情報を迅速かつ的確に受け取れるようになります。全国の自治体では、防災や子育て、ごみ分別、観光など、生活に役立つさまざまな個別アプリが配信され注目を集めております。

清瀬市でも現在、ごみの収集日程やごみの出し方などが確認できるごみ分別アプリの運用を行っており、これまでにダウンロード数は約3,000件と多くの方にご利用いただいております。

さまざまな行政課題に応じて個別のアプリがふえていきますと、スマートフォン上でアプリが煩雑となり、かえって使いづらいといった結果を招いてしまうことも考えられます。

そこで川崎市では、子育て、防災、ごみ分別、Wi−Fi接続の四つのアプリを一つのアプリ、かわさきアプリに集約したところ、運用開始からわずか1か月でダウンロード数1万5,000件を記録し、関心の高さがうかがえ、今後もさまざまな分野のアプリの拡張を図っていきたいとのことであります。

清瀬市のごみ分別アプリは制作運営を事業者が担っており、本市の財政負担が発生しておりませんが、そのほか子育てアプリなど、新たなアプリの導入については、アプリの制作や運営に一定額の経費がかかり、費用対効果の面で導入については検討過程であります。

アプリの活用は行政課題においても、情報発信の効果的なツールであると考えております。今後経費の削減が図れるようになったり、ごみ分別アプリのように民間で開発され、提供されるような分野も出てくるのではないかと思いますので、総合アプリも含め、引き続き先進自治体の状況などを注視しながら検討してまいりたいと考えております。
一瞬でインターネットに繋がるスマホ

今もう大体スマートフォンですよね。皆さんどうですか、ガラケーを持っていらっしゃる方いらっしゃいますか。いる、ガラケー、こっちは副市長ね、ふせ議員ね、うちも斉藤あき子議員、結構いるんですね。スマートフォンですよ、大体、今。言っておきますが。

先ほども申し上げたように、ガラケーと違うことは、パソコンは一々電源を入れて立ち上げなければ起動しない、情報を得ることができない。でもスマートフォンというのは一瞬でインターネットとつながるので、情報の入手が即時性であるということですね。電話のみならずメールも全てが、これ全てカメラも入っているんですよ。

なので、これぐらいはツールは恐らく今後もますますイノベーションが行われていくものと思います。

当然高齢者は持っていらっしゃる比率が低いと思うんですが、これからどんどん団塊の世代が高齢者になっていくと、ますますスマートフォンの普及率というのは当然高くなってきますよね。

そうした中で清瀬市としてはごみ分別アプリを取り入れた。費用がかかっていらっしゃらないという答弁がありましたが、3,000ダウンロード。子育てアプリの提案があったが、子育てアプリを利用するのは子育て中のご家庭だけだから、7万市民のうち、ごく限られた人しか使われないから。それと比べて、ごみは清瀬市内3万4,000世帯、全世帯がごみは捨てるわけだから、対象は全市民である。だからごみ分別アプリは必然性があった。3万4,000世帯のうちの3,000ダウンロードですから、約1割の世帯は使っているといってもいいのかなと思います。それぐらいにアプリというのは便利です。

やはり今まで一覧で曜日別のごみ捨てスケジュールなんかも今まで発行されていましたが、やはりあれはすごく大事で、張ってあるところはもちろん張ってあるんですが、その張ってあるところに行かないとわからないということもあったりして、すごく重宝だと思います。

単独でのアプリ開発は費用がかかる

ただ現実問題としては、このアプリ開発にはとてもお金がかかる、ここがネックです。だから子育てアプリにしても、我が市単独でアプリ開発するのはちょっと無理であろうということです。

今後、先ほど答弁の中でも言っていただいた、お金のある市は独自で総合アプリを開発されて、川崎市の例もありましたが、葛飾区も総合アプリをつくっていて、葛飾区は妊娠・子育てアプリ、これもある意味では市民の中での若い世代にもちろんなるわけですが、その中では電子母子手帳機能がついていたり、または予防接種スケジュールが、自分の子どもが次いつ何の予防接種を受けなければいけないかもわかるという機能がついていたり、妊婦、ネウボラ機能がついているわけですよ、言ってみれば、アプリの中に。それからごみも入っているんですね。それから防災も入っている。防災の中では当然マップも入っているし、安心情報メールが届くようにもなったりする。

それから千葉市もつくっているんですが、千葉市は規模はもちろん当然、全然違うんですが、ここはまたちょっと変わっていまして、今言ったようなサービスのほかに、町なかのふぐあいで市民が感じたこと。例えば道路に穴があいているよとか、カーブミラーが見えにくいよとか、街灯の電気が切れているよとかいった場合に、市民がそれを写真で撮って投稿する。それを見た行政側がありがとうございますと直した写真を撮ってまた載せる。それは1対1の関係だけではなくて、市民全体も閲覧することができる。ここがこういうふぐあいがあったんだなと。市はこういう対応したんだなということもわかるということですね。

企業タイアップなどで費用のかからない方法を

こういうことをお金のある地方行政ではやっているわけです。こうどんどんやっていくと、こういうのは必ずプロトタイプができますから、ごみ分別アプリも恐らくプロトタイプがあって、それをちょこっと変更して、それで我が市に取り入れることができたんだと思います。

今後プロトタイプができますから、それまでちょっと待っていただいて、企画部長、プロトタイプができたらぜひお願いしたいと思います。

これは生活便利帳みたいに、あれも民間の業者と協力して、本市の持ち出しがないような形で市民サービスに適用した例だと思いますし、また役所1階のモニターも、あれもそうでしょう。あれもたしかそういう広告代理店みたいなところがモニターとか、それからソフト制作なんかを提供して、市民サービスの宣伝流していいですよと。たまに広告入れて、そこで収益とりますからという方法なんだと思うんですが、そういう方法でぜひ本市の総合アプリを展開していっていただければと思います。  

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report 

★避難所運営訓練について/平成29年6月議会

避難所運営訓練について

特徴のある清瀬市の防災訓練

清瀬市では、他市同様年に2回の防災訓練を行っています。特に大地震や豪雨など自然災害の頻発する近年、とりわけ3.11以降は防災訓練のあり方が一変し、単なるセレモニーではなく、実効性のある訓練にしようとの本市当局や所管課のご努力に敬意を表するものです。

中でも一回一回の訓練で何に重点を置くか特色づけをし、実りあるものにしようとの工夫。具体的には、5月に豪雨災害を想定しての総合水防訓練、10月には災害全般を想定した総合防災訓練を実施、特に昨年度の総合水防訓練からは避難所運営訓練を実施しています。1回目となる5月の実施の訓練では清明小学校避難所運営協議会が中心となり実施、2回目となる10月実施の訓練では、清瀬小学校を使って芝小学校避難所運営協議会が行い、そして3回目となる先月5月13日に行われた訓練では、清瀬第四中学校避難所運営協議会が実施しました。

避難所運営訓練の様子
四中で行われた避難所運営訓練(2017.5.13)


言うまでもなく、発災時における避難所の開設は、その後の安定した市民生活を担保し、生命、健康を守る上で大変に重要なテーマであります。とりわけその運営が地域ごとに行われるために市民の手に寄らざるを得ず、そのゆえにいかにして、その一朝有事の際に備え、ふだんから意識啓発し、その運営スキルをつけていくか、大変に悩ましいところがあります。その意味で、こうした訓練を毎回の防災訓練に加えて、地域持ち回りとし、清瀬市内全ての地域で避難所運営訓練を体験させようとの試みは大変に評価をいたします。

そこで、これまでの避難所運営訓練の意義、できればこれまで3回の訓練のテーマとその成果、そして今後の課題をお伺いいたします。
【答弁/松村光雄総務部長】
3.11の東日本大震災、そして昨年の熊本地震など、長期化する避難所生活には課題が山積している状況がより明らかになってまいりました。

その原因の一つとして、行政職員によるマンパワーのみでは避難所運営の隅々まで賄い切れないこと、また地域住民が集まるにしても、避難所で混雑することになり、その場で統率のとれたルール化は非常に難しいこと、あわせてリーダーとなる人物の選定も難しいこと、こうした課題等が上げられるようになってきております。

このような中で、災害に備えて平時から地域住民を中心に避難所運営の役割分担を取り決め、なおかつ一定のルール化を図っていた地域では、住民自らの自立心も芽生え、早々に復興へ向けての歩みを始めたことで、他の避難所より早く避難所を閉鎖することができた例をこれまでの震災対策が明らかにしております。

本市においても、こうした成功事例を踏襲できるようにするため、平成25年に地域防災計画の全面改定とともに、避難所運営の手引を作成したところでございます。そして避難所運営においては、学校避難所単位で現在8校に運営協議会を設置しており、毎年本市が実施しております総合水防訓練、総合防災訓練において、避難所運営協議会による避難所運営訓練を取り入れ、協議会の委員及び参加住民において避難所運営のあり方を検証しつつ有事に備えているところでございます。

これまで3校の学校避難所運営協議会で避難所運営を行っておりますが、基本的な部分は共通事項としつつも、それぞれに避難所ごとにテーマを持ち取り組んでまいりました。

特に今年の総合水防訓練における避難所運営訓練では、中里二丁目柳瀬川に隣接する所沢市安松地区の清流苑自治会の会員の参加もあり、行政区域を超えての広域避難訓練を初め、熊本地震では物資型の支援で多くの物資の荷さばきに課題を残したことから、社会福祉協議会、災害ボランティアセンター及び清瀬第四中学校生徒、有志によるボランティアの力もかりる中で物資の配給訓練を実施いたしました。訓練自体は1時間程度でございましたが、避難所を運営する協議会委員等の方々、そして避難者として参加の市民の方々ともに大変に勉強になったとの感想を頂戴しております。

また、今後の展望といたしましては、秋の総合防災訓練時には新たな学校区で避難所運営訓練を取り入れ、運営者側の運営基盤の強化を図り、そして参加される市民には万一の際に安全であって、かつできる限り快適に過ごせる避難所生活につなげられるよう効果的な訓練に努めてまいります。
防災訓練の在り方を変えよう

やはりこれまでの防災訓練というと、地震だ、机の下に隠れるとか、防災頭巾をかぶってとか、または消火器を持って外に出るとか、つまり発災直後、いかにして自分の身を守るのかとか、いかにして地域に延焼、被害の拡大を防ぐのかというところが力点を置かれてきたと思うんですよ。

そういうことが防災における事前の訓練の一つの代表例だったからだと思うんですが、ところが3.11や熊本地震等を経て、いやいや確かにそれは生き延びるということも大事なんだが、生き延びた後の生活も大変なんだよということが如実にあらわれてきた。

避難所については、本当にあんな状態で1週間も1か月も生活できるのかという部分で、しかも役所が全部それを運営できるならいいんだが、あちこちでできる避難所を全部役所が運営することはできないので、市民の皆さんのお力をかりなければいけない。だから、避難所運営協議会があって、避難所運営協議会の運営訓練をしましょうよという着想、これはすばらしいと申し上げているわけですね。

他市の防災訓練はどのようなものか

他市なんかはもうどうなんですか、他市も要するに避難訓練じゃなくて防災訓練は、私が今言ったような第一義的な命を守る、または類焼を防ぐということじゃなくて、その後の避難所運営のようなことに力点を置いた訓練をしているのか。もし他市の事例なんかご存じだったらご紹介ください。
【答弁/松村光雄総務部長】
全国的に多くなりつつある避難所運営訓練について、他市の訓練状況と主要な点を比較してみますと、その方法は多様でございますが、訓練自体は参加住民の避難所内の展示を見学していただくのみのいわゆる見学型の訓練が非常に多いように思います。

その点、私ども清瀬市の訓練は参加いただく市民も受付していただいた時点で既に避難者となりまして、場合によっては居住組のリーダーとなって避難所生活を体験していただいたり、いわゆる実践型の訓練に徹しさせていただいております。こうした訓練を反復させていただく中で有事の際は経験及び訓練成果を活用していただけるものと確信しております。

今後も効率的な訓練を想定しながら、試行錯誤するとは思いますが、取り組みを進めてまいりたいと考えております。
避難所運営にも力点を置いた清瀬市の防災訓練

そうですか、清瀬市はすごいですね、やはりね。単純に災害リスクということを考えれば、家屋が倒壊して避難所生活を送らなければならないほどの災害は、当然そんな頻発することはないであろうから、避難所運営訓練なんてそんなやらなくてもいいのかなと他市は思っているのかもしれませんが、でも避難所運営は本当に大変ですから、やっておくにこしたことはない。

ここさえきちんとできれば、逆に言えば、避難所運営協議会が立ち上がり、避難所運営訓練もできるほどその組織が機能化していけば、今度は一時的な発災直後どう命を守っていくかという訓練にまで、その組織が目を向けることができると私は思うんですね。

だから今盛んに行政も言っておられる自主防災組織というのを一生懸命つくろうとしておられるが、その自主防災組織も言うほど簡単にはできない。だが、避難所運営協議会というのは今、ある種行政が半ば強制的につくっていますよね。割とあなた会長ねみたいな、それでもう一方的に呼びつけて、それで運営させてしまえばこっちのもんだみたいな、そういうことで半ば強引にやって、成功しているわけです。それは任命された側にとっても、それは無益なことではないから、それはもうありがたいことなので、それは大事なことだと思うんです。

今部長ご答弁ありましたが、他市では余りやっておられないことでもありますし、ぜひ我が市でも、よりスキルアップをしていっていただきたいと思います。

一度避難所運営訓練をした所は毎回自力でやってみては

その意味では、まずは今一巡を目指して、3校今やりましたね。これを全部の避難所でできるようにやられると思うんですが、1回やってしまったところはまた次回ってくるまで、1年に2回しかやらないわけだから、もう数年後になるわけで、ですからそういう意味では、今、清明小学校、芝小学校、清瀬第四中学校が終わりましたが、この終わった3校は、次はもう一回やる。次は今5月だから、10月の総合防災訓練では、また新たなところをやるのと同時に、清明小学校、芝小学校、清瀬第四中学校はもう一回やったんだから、あんたたち今度一回自分たちでやらせてみるとか、毎回毎回のたびにふえていく、避難所運営訓練を実施する学校が。そうしていくといいと思うんですね、やるほうは大変ですが。

実地の訓練の中にHUGを取り入れてみては

それともう一つは避難所運営訓練そのものもHUG、避難所運営ゲームと合わせて、今は参加していただいた方々に受付をしていただいて、グループ別をして、それから何か食料を取りにいっていただくとか、その程度なんですが、HUGをそこに組みつけて、あなたこのテーマで運営本部に一緒に避難してきたおじいちゃんが熱を出した、どうしたらいいか、これ行ってきなさいとか、さまざまな避難所運営ゲームと同じようなテーマのカードを持たせて、それぞれの課題を一斉に起こさせて、それがリアルな避難所運営の現場ですから、そうしたある種パニック状態を体験させていくということが大事なことだと思いますので、ぜひそういう工夫もさせながら、また進化をさせていただきたいと思います。

【参考】
四中避難所運営訓練を行いました。2017.5.17記事  

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report 

★清瀬第四小学校を豪雨時の避難所に指定せよ/平成29年6月議会

清瀬第四小学校を豪雨時の避難所に指定せよ

避難所の意義として、発災直後に危険を回避するため身も守る場所であること、市民の家屋が倒壊ないし危険な損壊をしてしまった際のその後の生活の場の提供ということがあります。前者を緊急一時避難場所、後者を指定避難場所、または清瀬市では前者を避難場所、後者を避難所と定義しています。

四小は豪雨時の避難所に指定されていない

さて、中里二丁目地域、特に崖線下の清瀬第四小学校近辺地域における避難場所は言うまでもなく清瀬第四小学校になるわけですが、最新の地域防災計画によれば、避難所にも避難場所にも指定されていません。

当初、平成25年につくられた防災マップでは、清瀬第四小学校校舎が避難所、清瀬第四小学校校庭は避難場所と記されていました。ところがその後の改定された地域防災計画では、その地域が豪雨により柳瀬川が氾濫した場合の冠水地域であり、また清瀬第四小学校南側の崖線が土砂災害の危険があるとして、豪雨の際の避難場所からは解除されたと伺いました。

そうなると、その地域の方々にとって避難すべき場所は坂上の清瀬第四中学校ということになります。しかし豪雨の際、清瀬第四小学校周辺地域の方々が坂上の清瀬第四中学校避難所に行くには、遠く坂を登らなければなりませんし、豪雨で濁流の流れ落ちる坂を果たして高齢者は登ることができるのかなど、不安を抱いております。

近年、豪雨や津波の際、緊急避難法として垂直避難ということが言われています。建物の上部階に避難するという方法です。実際、冠水危険地域にある清瀬第四小学校ではありますが、校舎の建物が構造上流される心配がないことから、校舎内の上層階に垂直避難ができるはずです。その意味では十分避難所、ないしは避難場所になり得ると考えます。

こうしたことを考慮し、ぜひ清瀬第四小学校をこの夏より避難所としてご指定いただくようご提案申し上げます。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/松村光雄総務部長】
3.11の東日本大震災、そして昨年の熊本地震など、長期化する避難所生活には課題が山積している状況がより明らかになってまいりました。

その原因の一つとして、行政職員によるマンパワーのみでは避難所運営の隅々まで賄い切れないこと、また地域住民が集まるにしても、避難所で混雑することになり、その場で統率のとれたルール化は非常に難しいこと、あわせてリーダーとなる人物の選定も難しいこと、こうした課題等が上げられるようになってきております。

このような中で、災害に備えて平時から地域住民を中心に避難所運営の役割分担を取り決め、なおかつ一定のルール化を図っていた地域では、住民自らの自立心も芽生え、早々に復興へ向けての歩みを始めたことで、他の避難所より早く避難所を閉鎖することができた例をこれまでの震災対策が明らかにしております。

本市においても、こうした成功事例を踏襲できるようにするため、平成25年に地域防災計画の全面改定とともに、避難所運営の手引を作成したところでございます。そして避難所運営においては、学校避難所単位で現在8校に運営協議会を設置しており、毎年本市が実施しております総合水防訓練、総合防災訓練において、避難所運営協議会による避難所運営訓練を取り入れ、協議会の委員及び参加住民において避難所運営のあり方を検証しつつ有事に備えているところでございます。

これまで3校の学校避難所運営協議会で避難所運営を行っておりますが、基本的な部分は共通事項としつつも、それぞれに避難所ごとにテーマを持ち取り組んでまいりました。

特に今年の総合水防訓練における避難所運営訓練では、中里二丁目柳瀬川に隣接する所沢市安松地区の清流苑自治会の会員の参加もあり、行政区域を超えての広域避難訓練を初め、熊本地震では物資型の支援で多くの物資の荷さばきに課題を残したことから、社会福祉協議会、災害ボランティアセンター及び清瀬第四中学校生徒、有志によるボランティアの力もかりる中で物資の配給訓練を実施いたしました。訓練自体は1時間程度でございましたが、避難所を運営する協議会委員等の方々、そして避難者として参加の市民の方々ともに大変に勉強になったとの感想を頂戴しております。

また、今後の展望といたしましては、秋の総合防災訓練時には新たな学校区で避難所運営訓練を取り入れ、運営者側の運営基盤の強化を図り、そして参加される市民には万一の際に安全であって、かつできる限り快適に過ごせる避難所生活につなげられるよう効果的な訓練に努めてまいります。
引き続き、清瀬第四小学校を豪雨時の避難所の指定についてのご質問に答弁いたします。

3.11の東日本大震災では、犠牲になられた方の多くは津波による被害者であったことはご承知のとおりでございます。この原因は災害種別ごとに細分化した避難所情報が事前に住民に周知されていなかったことがその要因であったことが明らかになったため、平成25年6月の災害対策基本法の改正において、必要に応じて災害種別ごとの指定緊急避難場所を定めることが各自治体の重要な取り組みとなりました。

これにより、本市におきましても、大きな災害に発展することが想定できる地震及び風水害を想定し、特に風水害時には洪水ハザードマップ上の浸水想定地域に当たる避難場所等は原則避難場所の対象から外す方向で、平成27年度の地域防災計画一部改定をいたしました。

しかしながら、地域にはそれぞれ特性があり、ご指摘いただきましたとおり、浸水想定区域においても垂直避難による避難が不可能ではないものと考えております。特に清瀬第四小学校の地域性を見ますと、近隣に戸建て住宅も多くあるため、住民からすると目安の避難場所となるものでございますので、ご指摘の部分を含め、施設側となる学校とも十分に協議をさせていただき、収容人数など、条件等を整理して検討を進めさせていただきたいと考えております。
初めての避難勧告

清瀬第四小学校が避難所になっていないということで、去年(2016年)の8月12日でしたか、豪雨のときの初めての避難勧告が出たときに、あちこちでびっくりされた市民の方々が、特段この清瀬第四小学校近辺の方々は非常にびっくりをした、それは当然です。柳瀬川の真横に住んでいらっしゃるわけだから。清瀬第四小学校が避難所になっていないからどうしたものかということが非常に喫緊の課題として持ち上がったということです。テレビなんかも出ましたしね、清瀬市避難勧告とかとね。

発生頻度の高い豪雨対策を

清瀬市内における災害リスクが最も高いのは、家屋が倒壊するような地震はそう頻繁にあるわけじゃないので、最も頻繁にある自然災害である豪雨です。その豪雨に対応する、対処しなければならないのは河川敷というか川沿いに住んでおられる方々。そういう意味では空堀川上流の梅園地域の方々や、または野塩の方々、そして中里地域の方々がもろにそこに加わってくるわけです。だからそういう意味では、その方々向けの防災計画なり、避難計画なり、そういったものをきちんと今後つくっていく。

地域防災にも記されていることと思いますが、その地域においてはこういう避難を展開していきましょう、防災をしていきましょうということを先ほどの避難所運営協議会を中心に、または円卓会議を中心に、そういう地域に合わせた防災をしていただきたいと思います。

四小近辺
河川の迫る四小近辺

清瀬第四小学校近辺の方々について言えば、清瀬第四小学校を避難場所として指定していただいて、垂直避難、清瀬第四小学校の2階、3階に豪雨の際は避難してくださいねということと同時に、今回非常に多かったのが防災無線が聞こえなかったという声が非常にありました。恐らくそれはこの清瀬第四小学校近辺だけではなくて、豪雨ですから、そもそも。豪雨の音で聞こえにくいということはあるし、豪雨のときにわざわざ窓をあけている人はいないし、だからそういう意味ではいろいろな方法、今後考えられていくことと思います。

今回、昨年の8月の時点でも、消防団の方々による広報をしていただいて、それで知ったという方も大勢いらっしゃいましたが、つまりそういう災害リスクの高い地域に向けての発災時における広報活動もぜひ今後ご検討いただければと思います。  

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report 

★部活動指導員制度の積極的な活用を/平成29年6月議会

部活動指導員制度の積極的な活用を

文部科学省はこの4月から部活動指導員が単独で部活動を指導、引率できるような制度を開始しました。今回の法改正は教員の負担をより軽減することがその目的ですが、それ以外にも生徒の部活動技術力の向上も期待できるようになりました。

かねて私は体育や音楽の専門性のある市民、つまり市内在住のプロのアーティストやスポーツマンにご協力をいただいて、中学校の部活動のスキルアップをと訴えてきました。そこで現状、本市における部活動指導員の活用の実情と問題点、また今後の予定を伺います。

【答弁/長井満敏教育部参事】
本市では、課外部活動指導員として賃金を支払っている方は、平成28年度においては中学校5校で合計18人であり、延べ814日の勤務実績があります。中には複数の学校をかけ持ちで指導している方や、日中は時間講師として勤務して、放課後引き続き部活動指導員として指導に当たっている方もおります。

なお、課外部活動指導員以外にもボランティアとして無償で部活動指導の補助に当たられている、例えば保護者や卒業生などもおります。

課外部活動指導員の内訳については、バスケットボールやサッカー、バドミントンなどの運動部の活動のほか、筝曲部や吹奏楽の文化部の活動に専門的な技能を持って指導しているケースがございます。

次に、部活動指導員活用に向けた問題点についてです。

本年4月の学校教育法施行規則の一部改正により、部活動指導員の名称及び職務等が明確にされました。これにより部活動指導員が実技指導のみならず、学校外での活動への引率や保護者対応などが行えることになりました。

この部活動指導員を活用していくことにより、議員ご指摘のとおり、生徒の技能面のレベルアップも大いに期待できます。ですが、現状では部活動指導員に係る任用や勤務形態を定めること、非常勤職員等として任用する場合の財源の確保や、これらの職務を担うことができる人材の確保が課題となっております。

スポーツ庁では、今年度末に部活動指導員のガイドラインを作成していく方針であると報道されていますので、本市においてもこうした動きに注視して部活動指導員を活用できる体制を整え、どのような活用が図れるのかを検討してまいります。
部活動の意義とは

私も中学校、高校はそう言われてみると部活動入らなかったんですね。部活動入る子は割といい子でしたよ、成績がいい子とか。そもそもだから部活動は何ですかね、参事。

【答弁/長井満敏教育部参事】
部活動とは何かというか、部活動の意義としては、幾つか考えられると思うんですが、大きく4点あろうかと思います。

一つは生涯にわたってスポーツや文化に親しんだり追求したりする。これは初日の石川議員への教育長の答弁と重なるところが多いんですが、2点目が生徒の健全育成の視点から、生徒の自主性や責任感、連帯感や学校への帰属意識を高めるという点、それから困難を乗り越えながら、目的を達成する体験を通して人格形成や健全育成が図られるという点、最後に4点目としは、まちづくりの視点から生徒の活躍によりコミュニティが活性化するという点、そのほかにも体力の向上ですとか、運動技能の向上、または文化の継承というところで学校における部活動という意義があるんではないかなと考えます。
部活動を担当できる教員がいない。

だからあったほうがいい部活動なんだが、今回の法改正は教員の負担増ということが一つの原因というか理由になって法改正されたということです。だが、清瀬市における教員は部活動が負担になって疲弊しているという声は余り聞かない、という話しも一方ではあるそうです。

つまりだから教員は、自分の部活動に対する思い、吹奏楽やってらした先生はやはり自分の吹奏楽部をしっかり強くしていきたいという思いを持って熱意を持ってやっていらっしゃるから、これが自分の負担になっていないということなんだと思うんです。だが、そういう先生ばかりだったらいいんだが、そういう先生が、異動はつきものですから、異動になって、その空いた穴をどうするんだということが一番重要なことですよね。

本来、いなくなってしまったら、空いた穴をいる先生で補う。だが、吹奏楽不得手な、というかもう経験のない先生しかいなかったら、これは外部指導員ということになるんでしょうね、きっとね。

現状の部活予算では外部指導員を雇えない。

そうなんですが、言っておられたように年間200万円で、学校当たり40万円。学校当たり40万円だと1年間で割ると3万3,000円、1か月3万3,000円で、これに例えば3部やったとしたら、1部当たり1万円、1部1か月1万円ということは1週間に2,500円、どんどん安くなって、だからそのレベルで一つの部活動を維持できるほどのスキルアップの先生を雇えるのかというのはなかなか難しい問題だと思います。

であればこそ、地域とどうかかわっていけるか、つまりお金によらずに学校外のプロの人、またはセミプロの人、または技術に長けた人にお願いをして来ていただくというのが一番いいあり方なんだと思うんです。

地域支援本部で探せないか

地域に開かれた学校、地域支援本部とか、今後の学校のあり方としては、いかに地域と融合していくかというのがもうずっとこの議会でも、教育長ならびに参事のおっしゃられていたことだと思いますが、私も清瀬第四中学校の学校評議員やっていまして、それから、避難所運営協議会もやっていまして、それから円卓もやっています。だが、私は清瀬第四中学校がすごく身近には余り感じないんですよ。それは当たり前なんですが、やはり聖域ですから、サンクチュアリーですから、それを私が気軽に職員室に入って、どう最近生徒はなんて、こんなことはできるわけないわけで、それはある種ガードが固くて当たり前なんですね。だからそういうサンクチュアリーな部分と、または地域に開かれていく部分とどう折り合いをつけていくのかというのが今後の大きな課題であろうと私は思っているんです。

部活動を通して地域と学校の融和を

その意味で今回の外部指導員制度、部活動支援員というのは、一つの取っかかりになりはしないかなと思っています。

唯一、生徒の活動に外部の人がかかわれるというのはここしかないんですよ、考えてみると。だって授業にかかわれないし、部活動の部分でかかわれるしかないわけですから。そういう意味では、今回もいっぱい議論がありました。地域の文化をどう今後残していくのか。ここもこの外部指導員、部活動に私は解決があるように思えてなりません。

前に私も言ったことがありますが、民俗文化をいかに残していくか。野塩地域には三味線をやられる人が大勢います。それから尺八をやる人が大勢います。歌を歌ったらもううなってしまうという人がいっぱいいますが、中学生がどこまで興味を持ってもらえるかわかりませんが、先日森田家で三味線コンサートを私も聞きましたが、あの三味線奏者は30代だったかな、子どものころから三味線をやっておられた。当然三味線ですから、音色は限られているわけですが、ポップスなんかも弾くことができる。

清瀬第四中学校では筝曲部というのがあって、お琴をやはりポップスでやったりして、年に1回発表会をやっている。私はこれ大変楽しみなんですが、そう地域にいる外部人材をいかに融合させて、そういう部活動にしていくことができるのか。ここが私は今後の地域支援本部をどう発展させていけるかの一つの大きなポイントだと思っています。時間がないんですが、教育長、ご所見あれば。

四中筝曲部
外部指導員の入っている四中筝曲部

【答弁/坂田篤教育長】
おっしゃるとおりだと思います。地域にはたくさんの資源がありますから、その資源を我々は本当に使って、社会総がかりで子どもを育てていかなければならない時代なんですが、日本には実は余り純粋なボランティアという風土がないものですから、そこはやはり緩やかにやっていかなければならないと思っています。
  

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report 

2017年12月20日

■男女共同参画センター主催の防災講座に参加しました。

浅野さんの講座

我が清瀬市と東久留米市、そして西東京市西武池袋沿線3市の男女共同参画センターの連携事業として、今年の9月から11月までの3カ月、『わたしの防災コトはじめ』と題する防災連続講座が開かれました。

私も意気揚々とまず第一回目の9/13(水)プレ講座から参加しました。

浅野さんの講座2

プレ講座は「いまだからできる! “防災 自助・共助 基本のき”―地域に暮らす多様な人々の安心・安全のために―」。講師は、減災と男女共同参画 研修推進センター・共同代表、早稲田大学地域社会と食糧管理研究所の浅野幸子氏です。各グループごとの討議も含めたっぷり2時間のボリュームでした。

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続いて、10/31(火)からは本編第一回です。「つながりは安心を―被災地の女性たちの経験から―」と題して、NPO法人イコールネット仙台代表理事・宗方恵美子氏による講座です。この日はJCOMの取材も入りました。

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本編第2回目は11/7(火)、「どうする? 避難所トイレ問題に応える―衛生と安全の側面から―」のテーマで、国際防災コンサルタントの高橋聖子氏が講師です。

171107防災トイレ実験

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有事の際は、避難所だけでなく自宅にあってもトイレの問題は切実で、いろいろ勉強になりました。入(食事)と出(トイレ)、このふたつをしっかりと押さえておくことが防災における安心感につながります。

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171114防災グッズの説明

本編3回目は11/14(火)、「HUG(避難所運営ゲーム)で対応力をつける。―男女共同参画・多様性の視点とスキル―」として、NPO法人男女共同参画おおた・副理事長の青木千恵氏と同理事の日向野みどり氏が講師です。

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171114グループワーク机上カード

HUG(避難所運営ゲーム)は私も都合4回目となります。避難所運営そのものに確たるルールがなく、何しろ迅速な対応、ベストではなくベターな判断を瞬時にしなくてはなりません。何かとフラストレーションのたまるゲームです。しかし最大の目的は、避難所の混乱を疑似体験することによって運営側と避難者側の両方の視点をもつことです。清瀬市にもこのゲームは常備していますので、是非ご体験ください。

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プレ講座含め、全4講座しっかりと受講しました。防災士になる時の講習以来、これほど防災について学習した機会もありませんでしたので、良い経験でした。

こんなに素晴らしい講座をご用意頂きました、三市の男女共同参画センターの皆様には、心より感謝申し上げます!!
  

Posted by takosuzuki │ ■活動記録/REPORT