2011年04月14日
■原子力発電について
今回の震災を受けて、公明党としては「全国にある原発の安全性の総点検」を強く訴えています。
私自身も、特に浜岡原発は予想される東海大地震の震源地の真上にあることもあり、即時の停止と点検が必要と考えています。
この震災後、様々なテレビ番組で虚実様々な解説をする方がいますが、その中で信頼数少ない信頼できる原子力の専門家・武田邦彦さんの書かれた「偽善エネルギー」という本を読み、現時点における原子力発電の必要性や安全な運用方法など理解しました。
しかしながら、武田教授自身もこの本で書かれているように、いくら安全な運用があるとは言え、それを作っている人間の側に不備があり過ぎる。つまり、危険を想定しそれに備えなければならない人間が、必ず起こるべき危険を想定しない。そしてその危険が起こると想定外であると言う。こうした人たちの運用する現在の原発は非常に危険であると言えます。
原子力発電は、資源のない日本にとってとても有効な発電です。しかしながら、安全な運用を確立し得ない今の体制では、即刻やめるべきですし、総点検を行うのは当然のことです。
その上で、原子力は必要最低限にすべきだと思いますし、今までのように原子力によって余りある潤沢な電気を使い放題という生き方は改め、安全な形で発電される少なくなった電気を大事に効率よく使っていく生き方に転換するべきと思います。
(また原子力発電所を持つということは、イコール核兵器をもつことと言えるほど、簡単に作れてしまうそうです。唯一の被爆国であり、非核三原則を持つわが国が、イコール核兵器という原発を持つのは、どうなのでしょうか?)
そして太陽光、風力、地熱、波などの自然の力を使ったより効果的で調和型の発電方法を開発・運用してほしいと考えています。
※参考【原発問題と公明党の対応】※
Posted by takosuzuki
│
│■政策/MANIFESTO