2011年06月22日
★投票所による保育所負担をなくせ

投票所の会場変更についてご質問致します。
現在、市内の投票所は12箇所あります。内訳として小中学校の体育館が4箇所、市役所や地域センター等の市の施設が7箇所、残り1箇所が保育園です。

投票所は日曜日の投票日に向けて、前日土曜日から準備に入ります。ご存知のように保育園は土曜日もお子さんをお預かりしています。下は0歳児の赤ちゃんからいる就学前の幼児ばかりの施設で、大掛かりな準備作業が行われることから、ひとつには危険でありますし、またこの当該保育園では、投票所スペースになる所は普段、子供たちの午睡所-昼寝スペースとして使用しているため、準備になるその土曜日は違う場所に変更しなくてはならず、職員にとっても簡易ベッドの移動などの余分な作業が発生します。
また、投票日にはホールに養生シートを敷き、土足スペースとして使用されます。投票後の撤収にはきちんと掃除をされるそうですが、眼に見えない土ほこりの積もるところで翌日、子供たちはお昼寝をする、これも現今の放射能問題を考えた時、検討の余地が多であると思います。
しかも本年3月現在のデータでは、この投票所に該当する投票者数は、市内の投票所の中で最も少ない数となっています。またこの保育園は、塀のない敷地続きの真隣30メートルほどのところに小学校の体育館があります。そこへの投票所の変更、ないし、それが無理でも、お聞きしましたところ、近隣の投票所との統合を検討されているとの話も伺っています。
投票所の変更は、その周知作業やプログラムの変更作業等が大変であるとのお話も伺っていますが、衆議院の解散がなければ、2年後の再来年まで選挙のない現在こそ、絶好の好機であると思います。
この際、市民の不便解消に、是非とも投票所の変更をお願いいたします。
【回答/竹野内選挙管理委員会事務局長】
投票所の変更についてのご質問でございますが、現在市内の投票所は、有権者の人数や、地域性・利便性などを考慮し、12投票区12の投票所を設けております。
投票所の会場としましては、地域市民センター、学校の体育館などの公共施設を使用させていただいておりますが、前日の会場設営、投票日当日、そして翌日の片づけ、撤去と3日間にわたりまして、それぞれの施設の、全面的なご理解とご協力を得る中で、選挙を執行しているところでございます。
また、現在の投票区でございますが、11の投票区から12の投票区に変更して三十数年が経過しております。当時からの地域性の変化と、有権者の増減などに適切に対応するため、投票所の設置数々投票区域の範囲など、12投票区全体の見直しが必要であると考えております。
さて、ご指摘の第6投票区投某所の会場となっております、第1保育園でございますが、投票所としている使用しているホールは、日常は乳幼児の昼寝や運動するところと伺っており、フロアー全面にビニールシート、その上にゴムマットを敷くなど、2重にし、会場使用について特に配慮をしているところでございます。
このような中で、保育園の運営に影響を及ぼしているという第6投票区投票所につきましては、新たな施設に異動するか、または、近隣の第5・第7投票区投票所との調整が可能かどうか、来るべき通常選挙、一般選挙から実現できるよう検討させていただきたいと思います。
【解説】今回の質問で唯一、ハッキリとした成果のあったものです。この件も当初は、投票所変更のプログラム修正や告知周知など大変なため、役所は難色を示していました。ただ、以前からこの件は課題になっていたそうで、私の質問がひとつのきっかけになったということでしょう。
Posted by takosuzuki
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