2011年10月11日

★プロモーション戦略に基づく清瀬をアピールするイベントの開催を

清瀬をアピールするイベント開催を

またこうした今既にある行財政改革を進行管理するのみならず、いかに「きよせ」ブランドを確立していくかも大きな課題です。行政は企業と違い、あまり積極的なまた系統だった広告展開は行われていません。しかしどういうイメージで清瀬ブランドを売り、どういう効果を狙うのかといった目的のもと、積極的な広報展開は必要です。かといってそのために使える予算は限られているわけですから、余計により効果的な露出を計算していかなくてはならないと考えます。

そのためにまず大事なことは使える媒体は何かということです。現在、清瀬市では、独自の媒体として、紙媒体としての「市報」、ネット媒体としての「ホームページ」「ツイッター」、放送媒体としての「防災無線」、これは現状防災用に使われているため本来の意味では広報ツールではないかもしれません。大きく分けてこの3つがあります。これら3つの媒体はお互いに連動して、もっと有機的に積極的に使われる必要があります。そしてこれに加えたいのが、現存のイベントです。「ひまわりフェスティバル」や「きよせ市民祭り」など市主催のレギュラーイベントは、いずれも近隣市に広く認知され、多くの動員ができる行事です。このイベントもひとつの広報媒体として、戦略に組み入れる必要があります。

その意味で、この経営戦略を担う専門部署の設立に関連して、その広報戦略の一環として以下のイベントの開催を提案致します。

・来年5月にオープン予定の東京スカイツリーに合わせ、「東京スカイツリーと澄川喜一展」の開催。澄川喜一氏は清瀬市民であり、安藤忠雄氏とともに東京スカイツリーのデザイン監修をされた他、主な作品として東京湾アクアライン浮島人口島の「風の塔」などがあります。今お元気で活躍されている代表的な清瀬市民の澄川先生にご協力頂き、もっとフューチャーしていくべきと考えます。

・また「藤沢周平の世界展」。「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」などで有名な藤沢周平氏は、文春文庫「半生の記」によりますと、昭和39年にできたばかりの都営中里団地に転入されその後昭和45年に東久留米金山町に転居されるまでの約6年間清瀬にお住まいでした。同じく歴史物作家として英雄譚の司馬遼太郎に対し、庶民ものの藤沢周平として人気を二分している大作家であります。清瀬で開催する大義名分は十分にあろうかと思います。

・「宮崎駿とトトロの世界展」。宮崎駿監督の代表作のひとつ「となりのトトロ」は、その舞台設定は武蔵野の自然であり、中でも狭山丘陵、東村山の八国山等、その舞台であろうと推測されるところは清瀬近辺であります。また物語で設定されている結核病院は現在の複十字病院ではないかとの推測もあります。前回の一般質問でも言及しましたように、宮崎駿監督は柳瀬川回廊での目撃情報も数々あり、宮崎作品はここ清瀬の自然がその着想ポイントであるとさえ思います。その意味では、「宮崎駿とトトロの世界展」は柳瀬川回廊の紹介も共に行っていくことが望ましいと思えます。
これらのイベントをできれば毎年レギュラー行事として開催し、それらに連動して地域振興を図っていくことが肝要であろうと考えます。是非ご検討頂ければと思います。

【回答/番場企画部長】

それでは、イベントの開催についてお答えさせていただきます。

清瀬市のイベントといたしましては、今や、30年を越える歴史を持つ「きよせ市民まつり」をはじめ、最近では、ひまわりフェスティバルや川まつり、石田波郷俳句大会など、これまで清瀬の個性と魅力をPRするイベントを様々、開催してまいりました。特に、先日まで開催しておりました「ひまわりフェスティバル」は、今年も市内外から多くの方々にお越しいただき、清瀬の魅力の大きな要素であります「みどりの清瀬」や、「農のある風景」を、大勢の方々にPRすることができたと思っております。

今後、清瀬の魅力を発信できるイベントとして、議員さんからもご提案いただきました東京スカイツリーに関しまして、スカイツリーの工事を清瀬市内に研究所がある大林組が行い、そのデザインの監修をこれも、清瀬市内にお住まいの澄川喜一先生が行った経緯がございますので、生みの親ともいうべき大林組と澄川先生がコラボレーションしたイベントを、清瀬で行うことができれば、さらなる清瀬のPRのためにも良いチャンスになることと思っております。

このイベントにつきましては、清瀬けやきホールとも相談しておりまして、新しい企画として、ぜひ実現させたいと考えております。

また、今年度、はや3回目となる石田波郷俳句大会のように、清瀬にゆかりのある方にちなんだイベントも、新しい試みでありましたが、清瀬のPRに有益であったと思っております。

ご質問にあります、作家の藤沢周平さんなど、清瀬にゆかりのある著名人や歴史的に有名な方がおられれば、それらの方々にちなんだイベントの企画も、清瀬ブランドを高めることができると思いますので、どういったイベントが可能なのか、関係者や清瀬けやきホールなどとも相談してみたいと思っております。

【再質問】
「東京スカイツリーと澄川喜一展」について開催の方向でご検討頂けるということでしたけれども、来年はまさに東京スカイツリーオープンの年ですから良いとしても、何とか毎年続けていけるような、定期開催し清瀬名物となるような催しとしてご検討頂ければと思います。

また、藤沢周平展も是非前向きにご検討頂きたいと思います。藤沢周平は、その人生の中で作家として売りだす前の大変な時期をこの清瀬で過ごされたことがその手記の中で綴られています。こうしたことからも、地元山形県鶴岡市だけでなく、清瀬でも定期開催できるような催しを開催頂き、全国から藤沢周平ファンの方々にお越し頂けるようにして頂きたいと思います。

また宮崎駿展も、監督が近隣市にお住まいでここ清瀬の柳瀬川回廊をご散策されている様子はよく目撃されているようでもあります。是非ご検討頂きたいと思います。
※これは要望としましたので答弁はありません。

【解説】広報が一番大事なところです。どこの市でもそうですが清瀬市も本当に考えていろいろなことをやっています。しかしながら、それが知られていない。もちろん知らしめるということは大変なことです。簡単なことではありません。一緒に暮らしている夫婦だって実はお互いに何を考えているか分からない。このように知らしめる・知ってもらうということはとても難しいことなのです。しかしながら、これをやっていかなければ、つまり7万人の市民に知らせることに挑戦しなければ、知ってもらわなければ何もやっていないことと同じになってしまう。大変な仕事です。是非頑張ってもらいたいと思いますし、彼ら職員の方々の能力を信じています。

それとは別に市外の方々、もちろん清瀬をよく知らない市民の方々にも、より愛着をもって頂けるよう清瀬のブランドイメージを構築していかなくてはいけません。その意味で、イベントは有効なツールです。今回、3つのイベントを提案しました。「東京スカイツリーと澄川喜一展」は開催に向け検討頂けるようですが、もうひとつ大事なことはやはり広報(宣伝方法)であり、イベントの演出です。限られた予算の中でやることでから、自ずから制約はありますが是非智恵を出しあって素晴らしい催しにして頂きたいと念願します。もちろん私も協力は惜しみません。


Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report