2011年10月25日

■「議会の見える化へ」取手市へ視察に行って来ました

取手市視察

10/24(月)、公明党の4人で茨城県取手市へ視察に行って来ました。視察の目的は、「本会議映像のインターネット配信と議事録の作成について」です。

清瀬市議会ではかねて市民の皆さんに「市議会の仕事」を知って頂くことを目的として、そのために旧態然たる議会のあり方を問い直す「議会改革」に取り組んでいます。

市議会議員は市民の皆さんの代表として役所に入り、「議会」という場を通じて行政の経営に参加しています。

ですから「議会」を傍聴して頂ければ、まず取っ掛かりとしては市議会の仕事一側面としてのイメージは掴めます。ただ議会は平日の昼間に開催されますので、役所に来て傍聴できる人は限られた人だけになります。

ということで、議会の様子をネット中継(もしくは録画中継)して皆さんに手軽に見て頂くようにしようということが、まず最初の取り組みです。

取手市議会では、無料の動画配信サービスを利用して、カメラやスイッチャー(複数のカメラを切り替える簡易装置)などの機材代だけでネット配信をしています。

また、議会では議事録を作成して、公文書として記録します。これがあるので無責任な放言を言いっ放しということが防げます。また皆さんに文字として見て頂くこともできるのです。

ただこれも、速記をしDATAに書き起こし製本する作業の中で、やはりまとまった予算がかかっています。取手市はこれを自動反訳、つまり音声を文字データに変換するソフトを購入し、反訳の人件費を大幅に削減、また文書として製本することをやめ、議員にはDATAとして提供、必要な分だけ紙出力するという方法に切り替えたため、数百万円の節約になったそうです。

地方議会は少ない予算の制約の中で、様々な工夫をして「議会の見える化」に取り組んでいるのだなあと感心しました。

我が清瀬市議会も今まで議会改革へ議論を重ねてきました。後は、決断です。これをやる、これはやらない。また予算がかからなことであれば、試行錯誤もしていけば良いのです。

まず、やりましょう!!

Posted by takosuzuki │ ■視察