2011年12月09日

★自転車事故を防ぐ対策を

自転車事故を防げ

すべての市民に自転車マナーの徹底を

震災後、交通網のマヒに伴う帰宅難民への不安から、自転車通勤に切り替えた人が急増し、自転車事故が多発しています。警視庁によると、今年3月〜8月に起きた自転車通勤・通学中の事故件数は、前年同期より96件多い2129件。今年1月と2月は前年を下回ったが、3月を境に増加に転じ、4月は前年より56件多い400件。その後も増加傾向が続いている。清瀬市においては、先ほどの答弁で前年比としてはむしろ減少しているとのお話もございましたが、交通絶対量の差として違いであり、自転車利用者の増加に伴う交通事故の増加は予測されることであります。

またこうした事態を受けて、警察庁の指示した「自転車は原則、車道走行の徹底」も、自転車道の整備されていない現状の道路状態から自転車事故への不安を拡大させています。

これらのことを踏まえ、今一度、自転車を利用する上での交通ルールを老若男女すべての市民に徹底するとともに再確認し、自転車事故を防ぐための方策を講じて頂きたいと思います。

具体的には、
・自転車交通安全教室を、市内の小中学校だけでなく、老人会や地域の自治会など老若男女すべてをカバーする単位での開催。
・できるだけ多くの方にご参加頂くための工夫、例えば、最近話題のスタントマンを使ったリアルな事故状況を再現する教室いわゆるスケアードストレート方式の交通安全教室の開催や、受講修了証としての安全ドライバーバンドや自転車免許証の発行。

まずはこうした工夫の上で、自転車を運転するルールの徹底を図って頂きたいと思います。

小金井街道の構造上の安全対策を

次に、清瀬市内において道路構造上、自転車事故が起きやすい箇所の改善を図って頂きたい。
市内で交通量が多く狭い危険な道路として、例えば今年初めに自転車の絡んだ死亡事故の起きた小金井街道の清瀬高校交差点から大踏切の区間があります。この区間は片側一車線の大変に狭い道路で、車道の自転車走行は大変危険です。かと言って、歩道も大変狭い上にガードレールもない、しかも東側の歩道上にはこの区間だけで13本もの電柱が林立しているため自転車の走行は難しい。昨年の死亡事故も、東側の電柱の林立する狭い歩道上で自転車がすれ違った際に、左側走行していた自転車が車道に倒れ自動車に轢かれてしまったとお聞きしました。

こうしたことから、私はこの区間について、思い切った安全対策を講ずるべきだと考えます。

ひとつは、この区間、清瀬高校入口交差点から大踏切までの区間を自転車走行禁止とし、自転車は乗らずに押して歩道を歩く

もしくはこの区間の自動車の速度制限を現行は30舛任垢、20舛覆い沓隠悪前焚爾僚行走行区間として、自転車走行者に細心の注意を払う

そして、歩道に立っている電柱を移設もしくは地中化し、できるだけ危険な障害物を撤去する。これはこの区間だけでなく、その先の小金井街道中里1丁目地域も該当します。

これら、道路構造上の事故を誘発する危険要因を撤去することも、道路を管理する行政の責任であろうと思います。もし今後、こうしたことが原因で事故が起き、道路の構造上の原因が指摘され管理責任を問われないとも限りません。今回取り上げました小金井街道は都道ですので、是非都に掛け合って頂きたいと思います。

【答弁/絹総務部参事】
自転車の交通ルールの周知について、お答えいたします。

自転車は、幼児から高齢者まで幅広い層に利用されており、特に最近では、東日本大震災による交通の混乱等を機に通勤手段等としても注目を集めており、引き続きその利用の進展が見込まれる状況であります。

その一方で、自転車関連事故の全交通事故に占める割合は、全国的に増加傾向にあり、また、その交通ルール・マナー違反に対する批判の声は、後を絶たず、通行環境の整備も不十分な状況です。

こうした状況を踏まえて、あらゆる年齢層に、自転車の交通ルールの周知 と安全教育が必要となります。清瀬市においても、これまでにも、市報等での掲載も含め、警察署や東京都、交通安全関係団体と連携して、親子自転車実技教室等、高齢者向けの自転車教室、学校に置ける自転車の安全な乗り方やマナーを教える安全指導、自転車点検、中学校対象で、スタントマンを活用し、交通事故の衝撃や怖さを実感することで、ルールやマナーを守ることの啓発をはかるスケーアードストレイト方式の交通安全教室等を様々な取り組みをしてまいりました。

議員御提案の自治会等に対しての交通ルール教室の開催や、その他のご提案のような件も含め、検討していきたいと思います。

自転車も含め、交通安全に対する活動は、浸透するまである程度の年数と地道な取り組みが必要でございます。今後とも、引き続き、幅広い年代層に対しての活動を検討し、安全利用の啓発を図っていきたいと考えております。

次に、交通量が多く、狭い危険な道路、特に幹線道路等に対しての思い切った自転車安全対策という御提案でございますが例えば小金井街道の清富士交差点から大踏切までの区間など自転車走行禁止、20キロ制限道路については、御提案の小金井街道が都道であり、道路管理者の東京都や交通管理者である警察と、まずは協議からと言うことになります。

但し、全体的な道路体系の問題、他の自転車通行レーンの確保、速度規制の遵守の問題等があり、歩道に立っている電柱の移設についても、東京電力と協議いたしましたが他の代替地の確保、費用負担等の問題があり、いずれも難しい状況でごます。御提案の趣旨は、機会をみて話したいと思います。御理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


【再質問】

来年度にスケアードストレート方式の交通安全教室の開催を

スケアードストレート方式の交通安全教室は、実際の事故はどのようにして起こるのかを知る意味では大変に有効な手立てであろうと思います。一回の費用は25万円だそうですけれども、是非、学校単位で開催して頂き、近隣の方々もお呼びするなどして、広く交通安全を呼びかけて頂ければと思います。

【再答弁/海老沢教育部長】
予算も高額ですので、来年度は中学校一校での開催を検討します。


【解説】
自転車問題はまさに待ったなしです。昨年から今年初めにかけて、2件の自転車死亡事故がありました(清瀬北口の同心居前の交差点と前述の小金井街道)。しっかりとした対応が望まれます。マナー(ルール)の徹底と構造上の改善です。小金井街道については、都にも働きかけていきたいと思います。


Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report