2011年09月26日

★冠水対策として浸透性舗装を

冠水対策として浸透性舗装を

抜本的な雨水対策というのは5年、10年単位で改善しなくてはならないということは良く承知をしています。近年の冠水被害が地面の舗装によって雨水の地下への浸透を妨げているためということも聞かれます。その意味で、抜本対策にはなりませんが、浸透性舗装やまたは排水性舗装などアスファルト舗装での雨水対策というものができないか、ご見解を伺いたいと思います。

【答弁/大戸建設課副参事】
ゲリラ豪雨対策の道路のアスファルトで何とかならないかということでございます。舗装の仕方として、浸透性舗装というのと排水性舗装というのがございます。浸透性舗装というのは、合材の層があって、それをそのまま下の土まで返してある、排水性舗装というのは、合材の下に不透水の層をつくって、ここで水をわきに流して、そのパイプを入れて集水枡に移すという工法でございます。

いずれにしましても、アスファルト合材の粒子がちょっと粗くなるんです。そうしますと、清瀬市の場合は結構農地が多くて、春などは特に風が吹くと土ぼこりが非常に多いので、結構目詰まりが早くなる可能性はあるんです。そうすると、そのメンテナンスで1年に1回掃除しなければその効果が薄れてしまうとか、そういうものがございますので、本市においては今のところ採用するのが、コストもその分ちょっと高くなるので、今のところそういう舗装は考えておりません。

別の対策として、通常の枡の設置と、先ほども申しましたけれども、既設の管の清掃、枡の清掃を進めてコストを少し下げながら、また広い範囲で舗装できればなと思います。

また、もう一つ、以前開粒舗装といって、やっぱり目が粗いんですが、その舗装をしたことがあるんですが、耐用年数が、普通でいくと10年単位の舗装なんですが、2年、3年でぼろぼろになるとか、車道の場合そういうことがありますので、今のところは通常の密粒の舗装でやっていきたいと思います。
 また、歩道については開粒で、全部浸透式で進めております。


Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | 防犯防災