2012年05月11日

■清瀬の放射能対策の要・明治薬科大学を視察しました。

明治薬科大を視察

去る5/8(火)、小中学校給食の食材測定現場を見せて頂きました。これは明治薬科大学のご協力を頂き毎月実施しているもので、本来ご心配な市民の皆様全員に見て頂いたら良いのですが、そうもいかないので私達議員が市民の代表として見せて頂きました(20名の全議員対象に希望者が参加しました)。

検査に先立ち、江口直光准教授より放射能に関する質問を受けて頂きました。何人かの議員よりそれぞれ質問がありましたが、私からの質問は/椋劼れきについての所感をお聞かせ頂きたい、体内に取り込んでしまった放射能を対外へ輩出する食材などはあるか、の2点です。震災がれきについては、まず焼却施設での安全策のひとつである「パグフィルター」での放射能の除去はできないとのことでした。ただ、受け入れに当たっては、何重もの測定を行いそれをクリアして焼却するものなのでそう心配する必要はないとのことでした(だからと言ってがれきに放射能がゼロとは限らないとも仰られていました)。体外に輩出する食べ物(や薬品など)はあるにはあるけれども、現時点で取り込まれている放射能の絶対量からすると意味が無い、つまり放射能が微量過ぎて効果はないとのことでした。

また、空間放射線量について、震災以前も大学では測定をおこなっており、その数値もあるが公式に発表する前提での測定ではないため出せない。ただし、現在の0.05平均の数値と比較すると、マイナス0.01〜0.02程度の差でしかないとのことでした。

さて食材の測定ですが、今回測定下限値の低い、つまりより精緻な測定ができる装置を購入して頂き、改めて測定をして頂いている訳ですが、何しろ今までは実際見ていなかったので「検出せず(ND)」に実感が伴いませんでした。ところが、それぞれの食材をミキサーで粉々にし(※最上部写真の手前の円柱の箱に入っているもの)、それを測定器に入れ測定する作業を拝見すると(※上から2番目の写真)、なるほどいい加減な測定結果ではないことがよく分かります。

ちなみに測定器は、日立アロカメディカル(株)製食品放射能測定システム(型名:CAN-OSP-NAI) だそうです。

また、空間放射線測定も大学校内のモニタリングポスト(※写真上から3番目)にて、24時間行われています。それが別室のモニターに表示されます(※最下部の写真)。この数値は市からリクエストがあればいつでも出せるそうです。

その後、水再生センターを視察(私は既に2回見させて頂きました)。以前、放射線数値の高かった焼却汚泥の保存状況を見せて頂きました。

また最後に、市内のホットスポットから撤収してきた除染土壌を保管している下宿にてその保管状況を見せて頂きました。いずれもしっかりとまた厳重な管理がされていました。

あらためて、我が市に明治薬科大学、そして江口准教授がいらして本当に良かったと思いました。

Posted by takosuzuki │ ■視察