2012年06月19日

★PFI手法を導入せよ/庁舎建て替え問題について

PFI手法を導入せよ

私も庁舎は新しくなったほうがいいと思っています。昨年春に議員になったときに、東久留米市役所と比べてなんて老朽化しているのだろうと非常にがっかりしていました。今回ツイッターで頂いた様々なご意見の中には、例えばけやき通りの畑のところに立派な庁舎を建ててくれという意見があったり、またこのみすぼらしい庁舎を新しくしてくれという意見も幾つかありました。

と同時に、今回国民健康保険税の値上げの話の後に、この庁舎問題を話しますと、耐震改修にしろ新築建て替えにしろ40億円、60億円かかるということにご納得いただけないというか、やるせなさというかひしひしと伝わってきます。

今回、西畑委員が2億円という単純耐震補強をした場合の金額を申し上げました。私も先日の全員協議会で、一つの考え方として、コンパクトサイズにして少ない予算で、西畑委員と同じようにここの庁舎を耐震補強のみをして、そして各庁舎、各市民センターに分散化させていったらどうかというようなことを申し上げましたけれども、つまりここは今回さまざまなものの値上げ、公共料金の値上げがある中で、市としては庁舎は最低限の倒れないだけの補強にとどめますというほうがいいのではないかというふうに思います。

または、新築にするのであればPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)をぜひ導入していただきたいと思っています。

先日、土曜日のズムサタという番組に清瀬の大林組研究所が出ていました()。大林組のオフィスの中では鉛筆を立てている。なぜ鉛筆を立てているかというと、どんな地震が起きてもこの鉛筆は倒れない、免震性をアピールしていました。今回防災機能を含めた庁舎の建て替えということで大林組にご参画いただいて、大林組の資金で建てていく。そのかわりローンで返していくというようなこととか、庁舎そのものがIT化を進めるということであれば、IT関連事業の方にもご参画いただけますし、このようにPFIは庁舎運営に関わる様々な業者さんにご参加して頂けると思います。

【今村広司企画課長】
清瀬市は過去に何度か検討に上がったことはあるんですけれどもこれまでPFI事業をやったことがないので、経験者または十分な能力が備わっているという者はおりません。

ただ、平成24年度たまたまここで検討している中ではふるさと財団だったでしょうか、PFIのアドバイザー派遣という無料で来ていただけるというものがありましたので、そこに申し込みをさせていただきました。

それと、今嘱託職員で1級建築士の方に来ていただいていますけれども、1級建築士の方はこれまでの経験の中でPFI事業をやったことがあるというふうにおっしゃっていますので、いろいろとアドバイスをこれからもいただきたいというふうに思っております。


Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | シティデザイン・その他