2012年06月28日

★ネーミングライツでけやき並木の保全を

ネーミングライツでけやき並木の保全を
最後に、清瀬の観光資源でもある樹木、けやき並木保全についてご提案致します。

美しき清瀬のけやき並木

言うまでもなく、けやき通りは清瀬の観光資源です。けやき通りのデンキチの交差点から駅方面のけやき並木の景観は、惚れ惚れするほど美しいものです。

台田の桜並木や市内各校の桜も同様であります。

しかしながら、それらは大変に美しいと同時に、その地域の方々にとっては落ち葉や日照の問題など、様々に迷惑な存在でもあります。こうしたけやき並木の諸問題については、これまで議会において何度も取り上げられてきたとおりです。

美しい、是非保全をと思う市民と、迷惑だ、切ってほしいと思う市民。今まではどちらかと言えば、前者保全が優位で後者・地域の方々は我慢を強いられてきました。二者択一ではなく、両者が並び立つためには、景観を損なわない程度に剪定がされたり、落ち葉の処理がされていたら良いのであろうと思いますが、予算的にもなかなか充分にできないのが実情であろうと思います。

保全費用捻出のためのネーミングライツの売り出しを

そこで、迷惑を蒙っておられる方も充分納得して頂ける処理予算捻出のために、けやき一本一本のネーミングライツを市民に売り出し、保全費用に当ててはいかがでしょうか。

買った方々は、自分の名前を付けるもよし、会社の名前をつけるも良し、その名前をプレートにして一本一本に架けるようにします。

ネーミングライツの価格は、年間の保全費として算出して頂けたらと思います。その際、あくまで樹木保全のための寄付としての意義付けも重要です。施設の名称をネーミングライツとして売りに出すケースは全国に多々ありますが、樹木保全のために木々一本一本のネーミングライツを売り出すことは、今回ネットで検索しましたがほとんど例がないようです。先の尖閣諸島購入のための寄付も10億円が集まったことから、その寄付が社会的に意義が高ければ、いかに不景気な世とはいえ人々はお金を惜しまない美しい国民性を持つ日本人です。自然保護にもなるネーミングライツならば、寄付のつもりで購入して下さる方もいるのではと期待します。ただあまり高額だと難しいかと思いますので、充分にご検討頂ければと思います。

けやき並木の効果

やはり、けやき並木、ひいては街路樹は残していきたいものです。地域の方々も、きっとちゃんとした処理がなされるならば残したいと思っておられることでしょう。街路樹はいろいろんな効果が言われています。
・まちを美しくする
・まちに季節の変化を知らせる
・交通安全になる
・騒音を防ぐ
・夏の暑い日ざしをさえぎる
・車の排気ガスを吸収する
・まちの目印となり、道に迷うのを防ぐ
・野鳥や昆虫を呼び集める
・まちの人々の心に安らぎと潤いをあたえる 
ネットで拾ってきた声ですが、なるほどその通りです。

しかしより重要な意味があることもネットで知らされました。それは防災の効果です。火災の延焼を防いでくれるというのです。水をたっぷり含んだ生きた樹木は、延焼する火災の防火林の役目を果たすと書かれていました。

清瀬にも木密地域も多くありますし、こうした景観以外の効果も訴えながら、樹木や街路樹保全のためのネーミングライツの売り出し、是非ご検討頂きたいと思います。

剪定の様子
剪定の様子


【黒田都市整備部長】
ネーミングライツにつきましては、もともとは、主にスポーツ施設など多くの人々が利用される施設の名称に、スポンサー企業の社名や商品ブランド名を付与する権利のことで、最近では、自治体が「税収」に代わる「新たな財源」の確保としてその手法を取り入れている例もあると聞いており、先日行なわれた「第4次清瀬市行財政改革実行プロジェクト」の中でも、職員の提案による「清瀬ツリーフレンド制度」と称した同様の提案がでておりました。

清瀬市といたしましては、現在の税収という限りある財源以外の「新たな財源」として期待できるものであると考えますが、現在のケヤキ通りは、議員ご存知のとおり、清瀬のシンボルとして、皆様に好評を得ており、ご指摘のような様々な効果もございますが、反面、付近の住民の方々からは、苦情もおおくございます。

また、昨年の台風の時には、4本のケヤキの倒木があるなど、早急な対応をせまられておりますことから、まずは、昨年度より実施している樹木診断を今年度終了させ、その結果に基づいた対応を実施し、全ての樹木に基本剪定を施し、ある程度、将来に残していくべき魅力的な「ケヤキ」の姿になりましたとき、「ネーミングライツ」や「清瀬ツリーフレンド制度」などを検討していきたいと考えておりますので、ご理解ください。

しかし、企業側にとっては、その施設がもつ媒体価値に着目したマーケティング方法であり、ある程度のメリットがないと、非常に難しく、募集をしてもなかなか契約相手が見つからない例があるそうでございます。お話の緑地保全の維持管理費用の財源確保として、ケヤキの木や学校内の桜などネーミングライツで売り出したとしても、それなりの宣伝効果が必要なこと、さらに樹木そのものは、生き物であることから、昨年の台風などの災害により、倒木したりと、契約側のメリットは、非常に少なく、さらに、樹木1本1本を契約し、維持管理費用を捻出するとなると、相当の本数の契約が必要になりますことから、安定した「財源確保」にはつながらないと考えます。

しかしながら、お話のケヤキ通りを含めた緑は、清瀬の個性であり、次世代に残していく財産であると認識しておりますことから、先進市で実施している「緑税」など、何か確実な財源確保の手法はないか、検討していきたいと考えておりますこのでご理解願います。

※再質問・要望は議事録ができ次第アップします。
美しいけやき並木
美しいけやき並木


【解説】自然、中でも緑と川のせせらぎは清瀬の観光資源です。しかし、樹木は結構近隣にとって迷惑なものなのです。予算さえあれば、迷惑を軽減できるのにと考えたのが、このネーミングライツです。

行政は「予算がないので」を口実にしますが(事実ですが)、お金をつかう提案ではなく、お金を生み出す提案なのですから、積極的に推進へ向け検討して頂きたいと思います。


Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report