2012年07月07日

■地震ハザードマップの視察へ狭山市に伺いました。

地震ハザードマップ
狭山市地震ハザードマップ

7/5(木)、防災ハザードマップほ視察しに狭山市役所へ伺いました。

防災ハザードマップはかねてより公明党、特に西畑議員が訴え続けており、今年度作成費に予算が付きました。今回の視察は、いよいよ実現へ向け、中途半端なものを作られないようにと、先進市の事例を参考にさせて頂こうと西畑議員より提案があったのです。

狭山市のハザードマップは特に地震災害を想定して作られました。ポイントはふたつ。“揺れやすさマップ”と“危険度マップ”です。つまり、市の中でも地域によってその揺れやすさは異なります。そこで、立川断層帯を震源としたマグニチュード7相当の地震があった場合、どこがどの程度の震度になるかを予測したものです。もうひとつ、危険度マップは、その揺れによる建物の倒壊予測をマップ化したものです。そのマップに、避難所や備蓄庫などの位置も記されています。

その他にも、液状化マップや、地震時の心得や普段の心得など、防災上の注意書きが縷縷(るる)かかれている、A4版で全32ページの大作です。

狭山市視察
防災課の課長より説明を受けました

説明をして下さった防災課長によると、この地震ハザードマップが作成されたのは、平成21年3月。東日本大震災の2年前です。県の指導のもと、500万円の補助が出て作成したそうです。

この時点で既に狭山市にとって最も危険な断層は、立川断層だと想定されていたそうです。今回の震災を受け、埼玉県でも被害想定の見直しを行い、それを受け狭山市でもこのハザードマップの改訂を来年行うと言われていました。

今回、清瀬市で作られる防災ハザードマップの概要は、詳(つまび)らかではありませんが、的を得た分かり易いものであることを望みます。

議場の中で
議場で記念撮影

視察では恒例となりました、議場の見学もお願いしました。狭山市役所はかれこれ築20年ちょっとだそうですが、さすがにバブル期に建てられたらしく、豪奢(ごうしゃ)なものでした。もちろんも清瀬市で望まれる庁舎は、豪奢なものではなく、耐震性があり、機能性のあふれたものにしていきたいですね。

Posted by takosuzuki │ ■視察