2012年08月29日
■清瀬市総合防災訓練に参加しました。
8/26(日)、清瀬市総合防災訓練に参加しました。この訓練は毎年会場が持ち回りで、今回は清瀬八小で行われました。
私にとって今回のポイントは、自主防災組織を作る上で重要なツールとなる、「スタンドパイプ」と「可搬式ポンプ」を実用生を確認することでした。
いずれも消防が来る前に地元住民が消火に使うもので、スタンドパイプは直接道路の消火栓に差し込むことである一定の水圧の放水ができます。また、可搬式ポンプは、油エンジンで防火水槽から取水し放水します。水圧はこちらのほうがやや強いようでした。
実際の消火作業では、やはり放水する水に圧があることと、可動性が求められます。それぞれに有用だとは思いますが、可搬式ポンプまであればまず大丈夫でしょう。特に木密地帯においては必須のツールです。
これらの購入にあたっては、東京都の地域の底チカラプロジェクト事業によって助成が受けられます。詳しくは、私、もしくは市の防災安全課、または消防署にお問い合わせください。
もうひとつ訓練に参加してこれは大事だと思ったのが、地元アマチュア無線クラブとの連携です。もちろん、この団体は趣味のグループですが、一朝有事の携帯などの情報手段が途絶した際には、どんなものであれ情報伝達手段を押さえることが大事になってきます。その意味で、小さなバッテリーを電源として、または車載無線、ポータブルな無線機を使用してのこのツールはかなり有用なものです。そして、普段からこうした訓練にご協力頂き、いざというときは行政のお手伝い頂けるのは素晴らしい事だと思いました。
最後に、今回も自衛隊の方が来ておられました。私は自衛隊を見ると、ああこの人達があの瓦礫の山を分け入って被災者を助けてくれたのだなあと思い、ジーンときてしまいます。これは何も自衛隊に限ったことではなく、警察も消防も我が身を省みずに人を助ける仕事に従事されている人たち、みんな同じなのです。
本当に心から感謝です。
※昨年の記事 「■万一に備える。総合防災訓練に参加しました。」
Posted by takosuzuki
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