2012年11月08日

■柳泉園議会の視察に行って来ました。

柳泉園組合議会の視察

10/26(金)、柳泉園組合議会の視察で、千葉県現市川市にある古紙再生工場と不燃物を固形燃料化する施設に伺いました。

柳泉園で集められた古紙は、北越紀州製紙関東工場に運ばれ、パンフレットやカレンダー、または商品のパッケージ用の紙として再生されます。

柳泉園組合議会の視察

私は漠然と古紙再生は、新聞紙などのザラ紙またはトイレットペーパー用に作られると思っていたので、そうした高級紙に再生できるほどの再生技術の高さに驚きました。

柳泉園組合議会の視察

また、柳泉園で集められたプラスチックなどの不燃物は、市川環境エンジニアリング行徳工場に運ばれ、固形燃料に再生されます。

不燃物も一般的には産業廃棄物として埋め立てられるものだと思っていましたので、燃料として再生されることは画期的なことです。

柳泉園組合議会の視察

そもそも、石油化合品であるプラスチック類は、石油でできているため、可燃性は高いものですがダイオキシン等の有毒なものを出すために燃やすことが禁止されました。

それを有毒物質を出さない再加工処理をして、燃料に再生するのですから、素晴らしいことです。武田邦彦教授などは、ダイオキシンは高い燃焼温度であれば発生しないことから、通常燃やしても全く問題ないし、むしろごみ焼却には石油やガスなどの燃料を使っていることから、燃料費の節約にもなると仰られています。

視察の現状はさておき、柳泉園といえば被災地ガレキの焼却問題も目下の課題ではありますが、柳泉園近辺では清瀬市も含め焼却開始前後の空間放射線数値に全く異常はないそうです。

Posted by takosuzuki │ ■視察