2013年11月07日

■かわさき宙と緑の科学館、視察しました。

かわさき宙と緑の科学館

議員任期の後半、私は多摩六都科学館組合議員としてのお役も頂きました。今回、その視察で構成五市の議員さん共々、川崎市にある青少年科学館、通称「かわさき宙と緑の科学館」の視察に伺いました。

多摩六都科学館はプラネタリウムを中心とした科学館ですが、かわさき宙と緑の科学館はプラネタリウムを中心としつつも、川崎市の豊かな生田緑地というロケーションを活かし、自然体験もできる博物館です。

かわさき宙と緑の科学館

かわさき宙と緑の科学館

自然体験ゾーンでは、この生田緑地に生息する様々な動物を剥製として見られるというまさにリアル体験ができます。壁に立たせるという展示の仕方は斬新です。

かわさき宙と緑の科学館

かわさき宙と緑の科学館

また動物だけでなく植物も展示されています。動物はともかく植物となるととかく退屈なものになりがちですが、この科学館ではすべてにおいて“見せ方”に工夫が凝らされていて、退屈しません。上写真のたんぽぽも、ただ飾ってあるだけでは何てことのない植物ですが、このようにどこを強調したいのかでこんな見せ方になってきます(たんぽぽってこんなに根が深いんですね)。

地形の見せ方も秀逸じゃないですか!? 川崎に流れ込む多摩川をモチーフにして、こんな山々を流れてくるということを表現しています。

展示スペースを見せて頂いてから、館長からの事業説明を受けました。その後、昼食です。

かわさき宙と緑の科学館

かわさき宙と緑の科学館

かわさき宙と緑の科学館

この科学館のある生田緑地には、科学館の他に写真の「日本民家園」(上写真)や「岡本太郎美術館」もあります。民家園ははその名の通り、昔の日本各地の代表的な民家が23軒もあるのです。私は昼食はこの民家園の中にあるお蕎麦屋さんで頂きました。お蕎麦屋さんも信越の民家を利用しています(中写真)。680円のとろろそばはとても美味しかったです(下写真)。

また、ここ生田緑地の隣接地にかつて向ヶ丘遊園というフラワーガーデンのような遊園地があり、私は1990年代前半に当時私がプロデュースしていたミュージカルチームを短期で入れて頂いており、その期間毎日通っていました。この遊園地はその後閉園し、今は一部が「藤子・F・不二雄ミュージアム」またフラワーガーデンも「バラ苑」」として残っています。いずれもここ生田緑地にあるのです。

かわさき宙と緑の科学館

午後からはいよいよプラネタリウムです。実は私はプラネタリウム業界を一変させた大平貴之という人にとても興味があり、彼の作ったメガスターという投影機(これが世界を変えたマシンなのですが)のプラネタリウムを是非見たいと思っていたのです。しかしこれまでなかなかその機会がなく、今回多摩六都科学館のリニューアルでこのマシンが入ることも密かに期待していたのでした。

かわさき宙と緑の科学館

ところがここのプラネタリウムは、その大平氏の作った最新式のマシン・メガスター靴常設されているというではありませんか!! というのも、このプラネタリウム界の革命児・大平氏はここ川崎で生まれ育ち、幼少期からここのプラネタリウムを見て、プラネタリウムの虜(とりこ)になったのだそうです。まさにここが大平氏を生んだ施設だったのです。

それまでプラネタリウムの映像は薄ぼんやりした、とてもリアル感の薄いものでした。しかし、彼のマシンの出現により見える星の数も桁外れに多くなり、実際の星空に肉薄した見え方になったのです。

また映像を解説してくださる方も国司真(くにし・まこと)さんといって、NHKの子ども科学電話相談の回答者も務められる、とても穏やかな話し方をされる方でした。下の写真の右側マイクを持った方も国司さんです。

かわさき宙と緑の科学館

かわさき宙と緑の科学館

その後、場所を階上の天体観測スペース「アストロテラス」に移し、生の天体観測をしました。もちろん日中ですので、見られる星は限られるのでしょうけれど、太陽と金星を見せて頂きました。

ここでも運命的な出会いが!! このアストロテラスには4機の天体望遠鏡があるのですが、その望遠鏡にプリントされたマークは「Mitaka」とあります。これは「三鷹光器」という会社のロゴで、三鷹にある町工場(失礼!!)のように小さい会社です。なんとこの会社も医療界に革命を起こした会社なのです。かつて私が環境雑誌の広告営業をしていた頃(代議士秘書の後、その代議士が転身したのがこの環境雑誌の編集主幹で、そこで一時お世話になっていました)、何度となく取材させて頂いた会社だったのです。

もともとは天体観測用の望遠鏡を作る会社だったのですが、小さいものを大きく見る技術という意味では顕微鏡も同じということで医療用、具体的には手術の際の顕微鏡を開発しました。これがよくテレビにも取り上げられる脳外科等のスーパードクターの必須のアイテムということで取り上げられ、ドクターの技術はもとより、この顕微鏡なくしてこれらの高高度の手術は不可能だったと言わしめた会社なのです。この会社、またこの会社の社長についてはもっともっと話せますが、とにかくそれほど私にとっては印象深い会社がこの三鷹光器だったのです。

かわさき宙と緑の科学館

大感動ののち、視察は終了しました。写真は館長や国司解説員に御礼の挨拶をする組合管理者である丸山西東京市長(真ん中の大きな方)です。是非また今度はプライベートで、ゆっくりと様々な施設を見学させて頂こうと思います。

おっと、多摩六都科学館のプラネタリウムもまだ見ていないのでした。忘れてはなりません。多摩六都科学館のプラネタリウムは見える星の数はギネス記録です。是非、皆様も必見で。

※人物の写っている写真はすべて多摩六都科学館組合の職員の方より頂きました。ありがとうございます。

Posted by takosuzuki │ ■視察