2014年01月27日

■ジェネリック医薬品(広島県呉市)、空家バンク(兵庫県相生市)、視察しました。

呉市視察

去る1/21(火)・22(水)と一泊二日の視察に出かけました。21(火)は、広島県呉市に「国民健康保険事業の医療費適正化に向けた取り組みとしてのジェネリック医薬品の促進事業」についてお話を伺いました。

呉市視察

どこの行政でも国民健康保険事業は切迫していて、特にその主要因である医療費の増大をどう抑えていけるのか様々に試みがされています。ジェネリック医薬品(※)の促進は、その中で最も期待されている事業であり、またそれをどう促進していけるかが最大のネックとなっています。

※ジェネリック医薬品とは、効果は同じですが、値段の安い薬のことです。より詳しくはこちらをご覧ください。

呉市視察

呉市は、「市町村国保としては全国で初めて、ジェネリック医薬品に係る「差額通知」事業を行った自治体として有名である。呉市では、この差額通知事業についても費用対効果分析を行っており、施策推進につなげている 」(厚生労働省資料)、いわゆるジェネリックについては先進市です。

「差額通知」は、病院にいった国保の市民に対して、後日、もしあなたの使った薬がジェネリックだった場合、これだけ安くなったのですよと、お知らせすることです。そのためにはレセプト(病院や薬局が作るその人の医療費の明細のことです)を分析します。呉市では、レセプトを分析するための独自のプログラムを取り入れるなど、工夫をしています。

その結果、差額通知を受け取った方の8割がジェネリック医薬品に切り替え、1億2千万円ほどの削減効果があったそうです。

わが市清瀬市でも、以前より西畑議員がこのジェネリックの促進を訴え、現在その方向に進んでいますが、差額通知も出ていないなど、まだまだこれからという現状です。推進へ向け、頑張ってまいります。

嬉しかったのは、担当課の職員の方が、こうしたし国保の医療費削減事業やジェネリック促進について、日頃より我が公明新聞から情報を仕入れ、また我が党の国会議員の制度整備への取り組みもよく知って頂いており、とても感謝してくださったことです。私は公明党所属の市議会議員として、常日頃よりあちこちで機関紙購読をお願いしていますが、実際に読んで役に立っていると言ってくださるケースはあまりない(それは新聞が役に立たないからではなく、新聞勧誘活動歴が浅いためです)ので、とても嬉しかったです。

呉市視察

いつの視察の場合もそうですが、ゆっくりその地の観光見物をしている暇はありません。呉市役所からの帰りしな、送ってくださった議会事務局の職員の方に、呉港に停泊している海上自衛隊の艦船や潜水艦を教えて頂きました。また、呉市は、戦艦大和のつくられた港であること、海上自衛隊の駐屯地があることなど、教えて頂きました。ぜひまた改めて来てみたいところでした。

相生市視察

また兵庫県相生市では、「空き家対策としての空家バンク事業」についてお話を伺いました。空き家問題も全国の自治体で喫緊の課題となっています。それは、特に3・11以降顕著になったのですが、火災など防災上大変に危険であるためです。もちろん、荒れ放題の家が点在していることは、防犯上もまた景観上も好ましくありません。

相生市視察

しかしながら、空き家を放置してはいけないという法律がなかったため、行政としてもその所有者・管理者に対して、有効な手が打てませんでした。

そのため、その対策として各自治体は条例をつくり、所有者に管理や撤去を促してきました。つまり、罰則付きのいわゆる法律を作ってその対処をお願いするわけです。また、「空き家バンク」をつくり「借りたい・買いたい人」と「貸したい・売りたい人」のマッチングをするのです。当然、不動産屋さんは仲介していませんので、その分安くなります。

相生市視察

こうした取り組みを相生市は、先進的に行っていたのです。特に相生は、瀬戸内海の播磨灘や相生湾に有する海の町であり、すぐ後ろは山に囲まれた自然豊かな街のため、田舎暮らしを夢見る方に対して、空き家斡旋が奏功しています(ちなみに相生市は、忠臣蔵・浅野内匠頭が藩主だった赤穂市のすぐ隣です)。

しかしながら、空き家問題は自治体だけの対応ではやはり限界があります。私たち公明党は、政府が自治体を強力に支援する取り組みが必要であると、党内の国会議員で組織するプロジェクトチームを立ち上げ、自治体をバックアップする法制度制定へ取り組んでいます。

だるく亭

相生での視察終了後、すぐに帰途についた訳ですが、相生駅前にある「だるく亭」さんで、駆け足でお昼を頂きました。

何と言っても相生市は、「牡蠣(かき)」が名産です(もちろん広島の呉もそうだったのですが、呉では食事の時間がありませんでした)。せっかくなので、ランチメニューである「カキフライ定食」(850円)を頼みました。
だるく亭

「焼きガキ定食」もあったのですが、時間が30分しかなかったため、断念しました。とは言っても、とても美味しいカキフライで、大満足で帰りの新幹線に乗り込みました。

Posted by takosuzuki │ ■視察