2014年02月13日

■健康マイレージ(袋井市)、脳の健康チェック(尾張旭市)、視察しました。

袋井市視察

去る2/6(木)・7(金)と一泊二日の視察に出かけました。6(木)は、静岡県袋井市に「健康マイレージ制度」についてお話を伺いました。

袋井市視察

袋井市は、東京から新幹線こだまで、「掛川駅」乗り換え、そこから10分足らずのところにあります。私はかつて自動車免許をここ掛川自動車学校の合宿で取りましたので、懐かしい(というほどいませんでしたが)ところです。

さて、医療費の増大は国民健康保険財政を圧迫し、全国どこの自治体も健康推進事業に取り組み、またなかなか効果的なものは少ないようです。

ここ袋井市では、「健康づくりにチャレンジする市民に、ポイント還元!」として、日々の健康づくりの実践記録をポイント化して特典を与える「健康マイレージ制度」を実施しています。

具体的には、「運動」と「食事」に対して、日々記録し、それがポイント化され、そのポイントを貯めると市内提携施設や店舗の商品券や利用券と交換できるというものです。

袋井市視察

ポイントの申告も、月ごとに専用のハガキで郵送するタイプと、毎日メールにて申告フォームが送られメールで申告するタイプがあります。

この事業は2007年からスタートし今年で7年目ですが、これまでこの事業に参加している市民は1万人にも上るということです。人口84,000人の市で1万人の参加者ですから、大変なものです。ただ、その大半は市内の学校と提携しての小中学生なので、今後は医療費のかかる中高年以上の方にどう参加をして頂くかが課題です。

尾張旭市視察

袋井市での視察を終え名古屋で一泊し、翌朝、名古屋市内から30分ほどの尾張旭市に向かいました。

ここ尾張旭市では「脳の健康チェック」として、認知症の前段階である軽度認知障がいの早期発見に取り組んでいます。

尾張旭市視察

この事業は、認知症予防としての軽度認知障がいを早期に発見することにより、認知症予防に対する意識付けを行っていこうという取り組みです。

軽度認知障がいとは、認知機能の一つに低下が見られるものの、日常生活には支障がなく自立した生活を送ることができる状態で、軽度のうちに適度な運動や生活習慣の改善などの対策を取れば、認知障がいの進行を遅らせ、認知症を予防することも可能とされています。

尾張旭市視察

その発見方法は、パソコンを操作する保健師と対面し、保健師の質問に答えていくというもので、非常に簡単なテストです。西上議員を相手に実演してくださいました。任意の動物の名前などをランダムに10ケほど言い、どれだけ覚えられたかテストします。そうした質問を様々組み合わせて行います。

その結果を点数化して、「正常」「ボーダーライン」「軽度認知障がいの疑いあり」の3段階で判定します。このテストは病理を発見するものではなく、あくまで認知症にならないための意識付が主眼であり、ただちに精密検査や治療へと結びつけるものではありません。

尾張旭市視察

大変嬉しいことに、ここ尾張旭市でも職員の方が我が党の機関紙「公明新聞」をよく読んでくださっており、その中からこうした事業に役立てていると言って頂きました。有難いことです。

壱の介

さて帰途に就く前に、名古屋市内に戻り、あらかじめ“食べログ”で調べたラーメン屋さんで昼食をとりました。

壱の介

なにしろ鶏ダシで白湯スープ。しかも私の好きな細麺。抜群に美味しかったです!! ライスも無料と書いてありました。ただ店主らしき若い男性が、機嫌が悪かったのかとても愛想がなく、ラーメンが美味しかっただけに残念でした。


Posted by takosuzuki │ ■視察