2014年04月21日
●学校の教室を防災備蓄庫に

災害時の避難所における備蓄は、現在まで大変に乏しい状況でした。それは、備蓄食料を保管する場所が狭小だったためです。避難所となる体育館のステージ脇や、音響室などのちょっとしたスペースしか場所がなかったためです。
そのことは、これまで何度か避難所や備蓄庫を視察する中で、指摘をしてきたことでしたが、スムースにいかない理由としては、学校は教育施設であり、教育環境として最優先に考慮されており、単純にここは空いていますからどうぞとはいかなかったためです。
★小・中学校の大規模改修の促進について(平成24年12月議会)
★防災備蓄庫として空き教室を利用しては(平成24年12月公共施設耐震化検討特別委員会)
また、学校を所管するのは文科省であり、その指導の下に校舎の利用は厳格なルールで行われています。しかし、備蓄庫は防災上のことですから総務省になるのでしょうか。いわゆる縦割り行政ということですね。その辺のところも、スムースにいかない理由だったでしょう。
それが今年度から、順次、備蓄庫として校舎の中にスペースを空けて頂き、備蓄庫として利用できるようになりました。


今回、清瀬四中の校舎内に設けられた備蓄庫用の教室を見せて頂きました。まだまだ数量としては足りないようですが、順次、増量されるようです。
今回、校舎内に備蓄庫が確保できた学校は以下の通りです。
【学校内の備蓄庫】
小学校:第7小学校、第10小学校、清明小学校 以上3校
中学校:第3中学校、第4中学校、第5中学校 以上3校
H26.4月現在

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Posted by takosuzuki
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