2014年06月24日

★大雪対策について

大雪に備えよ

既にさまざまな議員から質問がありました。結論は雪かきを何とかしてほしいということですので、他の議員の方々と変わりありませんが、その何とかしてほしいという内容については具体案がありますので、あえてご提案をさせていただきます。

なお、本市の答弁については、これまでの答弁をお聞きしていますので、要望としてご検討いただけるかどうかのみご答弁をいただければと思います。

大雪対策として、自助・共助・公助であることは論をまちません。私も個人として、団地の私の棟の前をやりました。そしてまた、自治会長として団地の坂の歩道部分をやりました。その後二、三日うちに本市からご出動いただき、団地との外部との動線である三つの坂の除雪をしていただきました。

市の除雪

私も中村議員や他の議員同様、精も根も尽き果ててへろへろになりましたが、そのとき思ったのは、自助・共助・公助での情報共有や協力体制、除雪の範囲の割り振りなどができていればなということでした。

例えば、大地震などの場合、自助・共助・公助で言えば、まず個人で3日間生き延びてください。そのために3日分の食料備蓄をお願いしますと行政は訴えています。共助に当たる自治会等にも同様のことを訴えたと思います。3日過ぎたら、ようやく交通網も復帰してくるであろうし、公助も動き出せるということです。

自助・共助・公助での除雪分担を

これと同じように、例えば3日過ぎたら、市は市道の除雪に来ます。それまでは歩道部分だけでも通れるようにしてほしいなど、こうした時系列での協力体制、また、地図上でこの部分は個人、この部分は自治会やコミュニティ、この部分は市というような範囲や部分の除雪分担、そうした役割分担から漏れるところ、高齢者世帯の前やコミュニティでは負えない広範囲な道は、除雪ボランティアとして今回提携した市内3大学の学生にもお手伝いをいただく。そのために、3大学との提携項目にこうした災害時の対応も入れておく。こうした対策を講じる必要からも、地域コミュニティの必要性は訴えられると思います。

例えば個人からの除雪依頼は受けられないが、自治会を含むコミュニティからの依頼には応じるなど、自治会やコミュニティもそのために除雪要援護者の把握もできるし、火災や除雪のためのコミュニティづくりなら、住民理解も得やすいと思います。

ということを含めた除雪対応マニュアルの整備をお願いしたい。今回行政のやられたご対応を、体系的に精査し、大雪予報からスタートして雪を捨てるところまで、ロジスティックな体制をおつくりいただきたいと思います。

市の除雪

その意味では、まず時系列での対応例、まず大雪予報を受け、職員や建設会社など協力機関への協力依頼やスタンバイ依頼、市民への注意喚起、溶融剤の散布開始、降雪後の除雪体制の整備、除雪した雪の回収等々です。

また、エリアとして、例えば小学校区に分かれた。誰がどの部分を除雪するのか、除雪分担マップも作成しなくてはなりません。無論私は市内全ての土地を除雪せよと言っているわけではなく、最低限のライフラインである歩道が最優先であり、市道や私道も含めた主要な道路は除雪すべきだと思います。こうした体制ができれば、無駄に除雪することもありませんし、合理的な除雪作業ができると思います。また、あすかもしれない富士山の爆発に際しても、火山灰対応にも応用できるかと思います。

要望といたしますので、もしこれまでと重なる答弁があれば、それは結構です。ご検討をお願いいたします。

【答弁/石川智裕総務部長】
ご提案ありがとうございました。

こういった除雪の担い手に自治会にお手伝いいただく仕組みづくりについては、確かに自治会と行政がすみ分けを行って分担できれば、いざ除雪が必要になった場合、大きな力となります。これが多くの地域で機能すれば、安全・安心なまちづくりに寄与できると思っております。

しかしながら、自治会の実態というのは、昨日もご紹介したとおりなかなか高齢化であったり、共稼ぎ世帯、昼間にいなかったり、住民の方々の価値観の変化、加入される世帯数の減少など、さまざまなことで自治会率が低下しているという現状がございます。ですが、こういったご提案をもとにして、コミュニティの再生の一つの手段となることも、これも間違いないと思っております。

また、こういったことが共助のモデルというんですかね、なることも大きなほかの災害に向けての一つのモデルケースになればありがたいなと思っております。

まず、行政ではコミュニティ再生を図り、自助・共助が自立的に機能するような、こういった社会を目指し、地域の力というんですか、これを高めていく一つのケースとして、モデルとして考えてみたいと思いますが、まず啓発にはもう努めてまいります。

なお、ボランティアとしての3大学の学生さんたちのお手伝い、こういった仕組みづくりにつきまして、今後せっかく協定を結んでおりますので、協議を進めていく中で連携の可能性というんですかね、これも検討していきたいと考えております。あくまでボランティアとして学生、もしくは大学自ら参加していただくような形が一番望ましいと思っております。

最後に、対応マニュアルにつきましては、ここのところ教訓ですとかをもとにして、危機管理室もしくは災対本部で考えるんですが、いかして、出発から雪捨てまで、体系的に整理したいと考えております。

大雪は毎年降ると想定

いずれにしても、何十年に一度の大雪と言われていますが、今般の異常気象ですから、毎年起こっても不思議ではないかと思います。去年も一昨年も大雪が降ったわけですが、それほどの大騒ぎにならなかったのは、少なくとも交通は遮断されなかったからなんだろうと思います。ただ、日常レベルで、特に高齢者の方々が歩行困難を来すという意味では、何も今年に限ったことではなくて、去年も一昨年も同じであっただろうと思います。

今回、私が申し上げました除雪マップですが、私も自治会長として雪かきをしていますと、ここは自治会がやってくれるんだろうと言われるんですね。でも、自治会というのは、要は若い人、私しかいませんから、おまえがやれよという話なんですよ。そう言われても困ってしまって、きっとそれは行政も同じように言われることなんだと思うんです。そこで、除雪マップをつくり、今回防災マップをおつくりになりましたが、ここは行政が、何日以内には除雪する道ですとか、そうしたことをマーキングしていただいておくと、あ、ここは市がやってくれるんであれば、自治会としては歩道だけでもやっておこうと計画ができると思います。

また、ご承知のように野塩団地は秋津駅から薬科大学の通学路でして、残念ながら、大学は若い人ばかりではありますが、特に大学生たちが除雪していただくことはなかったんです。こういったことも本来であれば、このエリアは薬科大というように、誰がどこまでやるのかということを調整できれば、地域の方々もやみくもに広大なエリアの除雪にため息をつくこともなく、自分の除雪領域がわかると思います。そしてまた、行政もここまでやりますよということになれば、行政は何やっているんだということもないわけですね。ぜひそこをお願いしたいと思います。

溶融剤も効果的に使用せよ

溶融剤についても、今回は余り出番がなかったようですが、要援護の方々など特に自分でできない方々には、そういった対応もあるんではないかと思います。

ただ、溶融剤は扱いに少し注意が必要だそうで、化学反応で熱を出すので、ペットに少し害があったりとか、または動植物なんかにも影響があったりとかということもあるらし。取り扱いについては検討の必要があると思います。

火山の噴火時にも応用できる

最後に申し上げた火山灰対策ですが、火山灰のことを思えば、雪はまだ暖かくなれば溶けるので最悪脇に避けとけばいいということもありますが、火山灰は溶けませんし、まとめた灰をどこに捨てるんだということが、大問題になってくるんだろうなと思います。そういう意味では、今回除雪対策、対応というのがきちっとできれば、まずは火山灰のときでも道路確保まではできるんではないかと思います。

これは、私が言っているようなこと、本当にちゃんとしようと思ったら大変なことになりますので、少なくとも現状の体制の中でどこまで行政はできるかというようなことのお知らせは、少なくともコミュニティ、自治会ぐらいまでにはお知らせいただいておくと、自治会も機能ができる自治会であれば、そこを考慮しながらやっていくんだろうと思いますので、ぜひお願いをいたします。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report