2014年08月26日

■2014清瀬市総合防災訓練に参加しました。

2014総合防災訓練

去る8/24(日)、2014年の清瀬市総合防災訓練に参加しました。毎年必ず行われる防災の催しですが、毎年行われるからこそ、なかなか新たな試みはし難いもので、得てして毎年同じことの繰り返しになりがちです。というか、訓練内容はある種普遍的なものなので、毎年同じことをいかにマンネリにならないようにするかが、防災訓練のような恒例行事の課題です。

ところがところが。清瀬市の防災訓練は、少なくとも私が参加するようになった2011年から毎回工夫が凝らされ、回を重ねるごとに内容が充実してきます。これは恐るべきことです(いい意味ですよ)。

2014総合防災訓練

2014総合防災訓練

これは清瀬小学校の体育館に開設された避難所の様子です。こうしたパーテーションを設置することにより、他の家族とのプライバシーを配慮します。防災女性の会の方々が組み立て演習をされていました。

2014総合防災訓練

避難所入口では、“避難者カード”が置かれていました。避難所に入る際、こうしたカードに記入することになります。

2014総合防災訓練

健康センターでも、様々な企画がありました。まず、災害時に市内各所に設けられる「医療救護所」が記されたマップです。災害時には、市内の“織本病院”、“山本病院”、“複十字病院”、“東京病院”が緊急医療所として機能します。また、各地域センターも救護所となります。

2014総合防災訓練

奥では、AEDを使った救急救命の方法や応急手当の方法が、マンツーマンで指導されていました。

2014総合防災訓練

2014総合防災訓練

健康センター2階では、「罹災証明証」の発行対応訓練が行われていました。家が倒壊など被災した際、市では罹災証明証を発行しなくてはなりません。どんな手順で発行されるのかシミュレートされていました。下の写真は、罹災台帳を作成するための状況調査の打ち合わせの模様です。

2014総合防災訓練

また、被災した家屋の損壊度を判定する「応急危険度判定」のための講習の様子です。判定士によって、“住んでも良い”、“注意が必要”、“立ち入り禁止”の3つの判定が行われ、家屋の玄関ドア等に貼られます。

以上、例年に付け加えられた主な訓練の様子をご紹介しました。

2014総合防災訓練

あと忘れてはならないのが非常食です。おそばやうどん、また自衛隊によるカレーなど試食させて頂きました(写真はHさんよりご提供頂きました)。

こうして、年々充実していく防災訓練を目の当たりにすると、本当に市もよくやってくれているなと思います。「自助・共助・公助」。あとは市民ひとり一人が地域とともに、防災対策にどれだけ取り組めるかです。

広島での土砂災害を他山の石として、我が市もしっかりと備えていきたいと思います。

【関連/過去の清瀬市総合防災訓練】
清瀬市総合防災訓練に参加しました。2013.8.25
清瀬市総合防災訓練に参加しました。2012.8.26
万一に備える。総合防災訓練に参加しました。2011.8.28

Posted by takosuzuki │ ■活動記録/REPORT