2014年09月29日

★今後のまちづくりを問う。―第4次長期総合計画策定にあたって

第4次長期総合計画策定にあたって

平成13年度から15か年計画で始まった現在の第3次長期総合計画は、21世紀の始まる年、つまり平成13年、西暦2001年からスタートしました。これは星野前市長が1期目の時に計画され、その後の星野市政を形づくる、いわば星野ドクトリンとして来年度平成27年度まで続くものであります。

この第3次長期総合計画では、バブルの後の長引く不況という非常に困難な荒海の中で、着実な行財政改革に成功しました。そして、その後を継ぐ渋谷市政がスタートし、15年間もの長期にわたる第3次長期総合計画の総仕上げを行うとともに、しっかりと渋谷カラーも出していると大いに評価をいたします。

例えば、今年度より多摩26市で一番の窓口を目指すというスローガンのもと、職員による積極的な挨拶やフロアマネジャーの導入などで、役所の中が非常に明るく、活気あふれる役所になっていると感じます。

また、この3年間を見ましても、災害対策や清瀬駅北口バス通りの歩道設置、第六小学校南側の歩道用地買収など、市長の安全・安心なまちづくりに対する施策、教育基金の設置など、将来の基礎となる教育関係への施策、美しくウオーキングや65歳以上の方々に対する各種がん検診の無料化など、健康分野への施策、何より、ともすればマイナスイメージであった病院のまちとしての側面を世界文化遺産への登録としてプラスへ転換するなど、シティセールスにかける意気込みももっと評価されていいのではと思います。

次の15年、どんな清瀬にしていくか!?

そして、いよいよ平成28年度から始まる第4次長期総合計画は、渋谷市長のカラーが前面に出た、名実ともに渋谷ドクトリンとしてあすの清瀬市をデザインする大変重要なものです。特にその計画の前半に東京オリンピック、庁舎の完成、そして、市制50周年を迎える2020年があります。

現在、第4次長期総合計画は、内部での検討は始まっており、今後市民による清瀬みらいカフェの開催や学識者などによる審議会も開催される予定と聞いております。

そこで伺います。この第4次長期総合計画では、何に重点を置いて、どんなまちづくりを進めていこうとしているのか、基本的な考え方をお伺いいたします。

市のHPより
「第4次清瀬市長期総合計画」の策定へ「清瀬みらいカフェ」が行われました(市のHPより)

【答弁/今村広司企画部長】
第4次長期総合計画に示す今後のまちづくりの基本的な考え方についてお答えいたします。

第4次となる長期総合計画の策定につきましては、市長の行政報告でも申し上げましたとおり、現在若手職員と管理職による会議体を設け、検討を進めております。これまでに現在の計画の実績や課題を検証し、今後新たな計画のビジョンや施策の方向性の検討を経て、基本構想の素案を取りまとめ、その後7月に立ち上げを予定しております市民・学識者等からなる長期総合計画策定審議会において議論の上、案を取りまとめ、議会にご提案をすることとしております。

第4次長期総合計画では、既に進行し始めた人口減少社会や高齢化社会の進展が、今後さらに深刻さを増していく中にあって、平成28年度からのおおむね10年間のまちづくりの指針を示すものとなります。

これまでのように、社会情勢が右肩上がりの成長拡大とならない状況を前提とする初めての計画となることから、これまでの計画以上に限られた経営資源の中でのまちづくりを意識した計画としなければならないと考えております。

そうした中にあって、市民生活の安全と安心の確保は絶対の課題であり、実効性のある少子化対策や次世代育成は、日本の行く末を大きく左右する重要な政策分野として、本市としても取り組む必要があります。

また、高齢化社会が加速的に進行する時代の到来を目前に控え、長期的に持続可能な都市であり続けられる体制を整えていく必要もあります。さらには、地域の皆さんが生き生きと元気に暮らしていただくためには、健康づくりの支援、農・商・工といった地域の活性化も必要ですし、農のある風景、水と緑、そのほか地域に潜在する資源を清瀬の個性としてまちづくりの活力としていく必要があると考えております。

そして、まちづくりの主体者である市民の皆さんに共感していただき、思いを共有していただけるようなビジョンを描き、それに基づく施策を講じるためには、市民の皆さんが何を求めているのかをしっかりと捉えていく必要があります。そうしたことから、2月には地域別懇談会を開催し、6月22日には初めての無作為抽出による市民ワークショップ清瀬みらいカフェを開催いたします。

今後もあらゆる世代の方々から意見を聞く手法を考え、市民参画に努めてまいりたいと思います。

いずれにしましても、市民の皆さんと描いた計画を推進することによって、市民の皆さんが心を寄せ合える地域、郷土社会の実現が目的でありますことから、実効性を兼ね備えた計画策定と、進行管理の仕組みづくりにしっかりと取り組み、行政の使命を果たしてまいりたいと考えております。


Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report