2014年10月14日

■台風19号における市の対応

台風19号における市の対応

今回の台風19号における市の対応は、とても素晴らしかったと感じています。先週の台風18号においてももちろん同じ対応をしてくださっていますが、この19号はこれまでとはスケールの違う大きなものだとのアナウンスがありましたので、行政としても万全の態勢で挑まれたのであろうと思います。

台風19号における市の対応上のツイートは、台風が首都圏に来ると予想される4日前の10/10(金)に危機管理室が立ち上げたとの記事です。その後、市民マラソンの中止であるとか、様々に手を打って頂きながら、いよいよ日本上陸、首都圏直撃の当日13日を迎えます。

13日の夜までまさに嵐の前の静けさでしたが、夜になって俄然雨が強くなってきました。スマートフォンには豪雨予報が次々と届きます。通常普通の雨は5mm/h程度のところ、バケツをひっくり返したような雨は30mm、豪雨となると50mm以上、そんな中、20:10には50mmの雨予報が、20:30には130mmの予報が届きました。50mmでも驚くところですが、130mmとなると尋常ではありません。予想される21時を過ぎたころ、懸念している柳瀬川通りの四小前や中里一丁目住宅を中心に見て回ろうと、完全装備で現場へ向かいます。

台風19号における市の対応

激しい雨にはなっていましたが、いずれも冠水はしていませんでした。中里一丁目住宅では心配して外に出られていた旧知のご婦人とお会いしました。その後、役所にある「危機管理室」へ。防災防犯課の属する総務部は、男性は総出で詰めておられました。秘書広報課も課長ともう一人男性職員が、“災害は情報が命”とツイッターなど発信に備えておられました。

台風19号における市の対応

これは簡易ベッド。台風のピークは午前0時前後、当然今夜は泊りになります。総務部長以下、職員課長、総務課長、防災防犯課長、そして職員の方々が泊られる訳です。ベッドの用意はひとつだけでしたが、きっと寝ずの番を覚悟しておられるのでしょう。

台風19号における市の対応

また帰途、中里一丁目住宅を再度通りましたが冠水なし。一安心です。雨水ます工事の効果はあったようです。しかし、柳瀬川通りを四小方面に走らせると、15cmほど冠水していました。さすがにこれだけの雨ですから、致し方ありません。現場には、ずっと市内をパトロールしておられた道路交通課の黄色灯の車が来ており、四小西側の交差点では職員の方が立っておられました。既に22時に近かったでしょうか。本当に頭が下がります。

その後、明け方4時頃には、大雨・洪水注意報が解除となりました。今回の台風にあたっての危機管理対応。現場を経験するたびに成熟している様子がよくわかります。防災防犯課、道路交通課等々、本当にありがとうございました。
【台風19号記録】
10/13(祝・月)関東接近〜10/14(火)午前、三陸沖にて熱帯低気圧に。
被害状況:道路冠水数か所(柳瀬川通り東光院北側、新小金井街道、けやき通り八小南側等)、倒木一か所(民地)
避難所:地域センターにて市民一名使用
危機管理室:10/10(金)立ち上げ、10/14(火)解除


Posted by takosuzuki │ ■活動日誌/BLOG