2014年11月15日

■上級救命講習、受講しました。

上級救命講習

防災士資格を所得以来、こと防災に関わることはしっかりとエキスパートになっていこうと、去る11/14(金)、上級救命講習を受講してきました。

防災士資格取得にあたり普通救命講習を受けたのですが、普通救命講習はものの2時間あまりの講習で、[心肺蘇生]、[AEDの使い方]が中心でした。今回の上級救命講習は、もちろんのこのふたつが中心ではあるものの、その方法を教わるというよりは、何度も何度もやることで身に着ける、いわばトレーニングでした。その他にも、[気道の異物除去方法]、[三角巾を使った応急処置法]、[傷病者管理]、[搬送法]など、朝9時から17時までと8時間にもわたる講習です。

上級救命講習

こうした長時間にわたる講習にも関わらず、週末の金曜日になんと30名の定員いっぱいの方々が受講されていたのも驚きです。受講料の領収証を希望される方が多かったので、仕事の都合上、受講された方も多かったのだと思いますが、そのうち1/3の10名ほどが若い女性というのも凄いことですよね。

またそのテーマごとに質問を聞いて下さるのですが、たいていこういう場合、「何か質問はありますか?」と言われても皆下を向いて黙っているのが常なのに、パラパラと手が挙がるのも不思議な光景でした。

上級救命技能認定証

帰宅し高校生の我が子に見せると、現在、中学校や高校では必須科目として、普通救命講習は受講するそうです。これはいい取り組みですね。もちろん、地方自治体によって違うのでしょうが、子どものうちから、精神として「見て見ぬふりをしない」ことと、技術として「救命措置」を教えておくのは大事なことです。

私も、議員になって以来、数多くの生死の現場に立ち会うこととなりました。“救命――人を助ける”。もちろん精神としてはあっても、技術として持っていなくては人を助けることはできません。今後とも、しっかりとこうしたことを身に着け、もしもに備えたいと思います。

Posted by takosuzuki │ ■活動日誌/BLOG