2015年01月26日

■「清瀬市の災害対策研修会」に参加しました。

災害対策研修会

1/26(月)、市主催の「清瀬市の災害対策研修会」に参加しました。これは市の防災防犯課が総務省消防庁・市町村災害対策支援事業を利用して行ったもので、市内の自治会や円卓会議、また民生委員の方々を対象として開催されました。

ふたつのテーマで講師による講演があり、ひとつめは岩手県洋野町防災アドバイザーの庭野和義氏による「自主防災組織の結成と育成方策―自主防災組織で地域活性化を」です。

岩手県洋野町は先の大震災で津波による甚大な被害があったにも関わらず、日頃の対策により人的被害はゼロだったという町です。

内容はとても参考になる内容でした。自主防災組織の必要性は言うまでもありません。清瀬市でも、自治会や円卓を中心に自主防災組織化したい意向があります。しかしながら、洋野町のように歴史的に津波という自然災害のリスクに晒(さら)されている訳ではない清瀬市で、自主防災組織の結成を呼び掛けてもなかなか簡単ではありません。であればこそ、私はまずはその中心となる人、防災リーダーの育成をと市に提案しています。

今後も粘り強く、訴えていくしかありませんね。

災害対策研修会

ふたつめは、関西大学社会安全学部准教授・山崎栄一氏による「災害要援護者対策について」です。これはひろく一般市民へというよりも、むしろ防災防犯課や高齢支援課、障害福祉課など所管課向けの内容です。今回、職員の参加者もいましたが、市民が多かったので災害万般にわたる内容にも敷衍して頂きました。

要援護者のリスト化、つまりどう同意を得ていくかが非常に難しく、そのための要点を示唆頂きました。

災害対策研修会

実りある2時間でした。私も防災士として、常に防災と言う観点は忽(ゆるが)せにしません。自身の防災に関する知識も高めていく努力をしていこうと思います。

Posted by takosuzuki │ ■活動日誌/BLOG