2015年03月30日

★産学共同で清瀬産薬草・漢方薬の開発を【H26年12月議会】

産学共同で清瀬産薬草・漢方薬の開発を

超高齢化社会を迎えている今日、また高齢者の多くなった社会の関心事は、必然的に「健康」になってきます。と同時に、化学薬品を中心とした西洋医学よりも、人間本来の自然治癒力に着目した東洋医学、とりわけ「漢方薬療法」も近年ますます見直されてきています。

「病院」と「農」のまち・清瀬ならではの「薬草づくり」

我が清瀬市は、「病院のまち」として健康に寄与する街です。そして「農業を基幹産業」とし、野菜を育てる街でもあります。その大きな二つの市の特色を生かし、「健康になる野菜づくり」、すなわち「薬用植物・薬草」ないし「漢方薬のもととなる生薬」を開発してはいかがでしょうか。幸い、平成10年に明治薬科大学が移転して来られてより、16年が経過し、今日では「清瀬の明薬」としてすっかり清瀬に定着した薬学の専門大学もあります。

これら「産官学」が協力し、病院の町である清瀬、農の町清瀬、明薬のある清瀬が作る「薬用植物」としてブランド化し、それらを使った漢方薬を開発できればと思います。

また近年、体脂肪計を作っている会社タニタの社員食堂のメニューがヘルシーであることから、そのレシピ本が大ヒットしました。その流れから、病院食のレシピ本もヒットしています。このように人々はいかなる世の中になっても健康を志向することに変わりはなく、今後の超高齢化の進展を考えれば、この傾向はますます顕著になっていくことでしょう。

そうした意味では、ご提案しました「清瀬産薬草・漢方薬」ができた暁には、それらを使った「きよせ薬膳メュー」を開発し、市内の大学や大林組などの民間会社、そして病院など
でも、提供できるようになると、これはまたこれで大変に話題になっていくことと思います。

ご所見をお伺いいたします。

【答弁/五十嵐弘一市民生活部長】
薬草は世界各地で古来から用いられた長い歴史があり、現代医学でも薬草から発見された医薬品が数多くあると聞いております。薬用植物や生薬は日常の生活に密着しており、特に昨今の健康ブームに乗って、予防医学の見地から、漢方や薬草への関心が高まっております。また、健康志向が高まる中、薬膳の人気も高く、体によいものを食べてもっと元気になろうという医食同源の考えを持つ人がふえております。

身近にあります薬用植物を調べましたところ、清瀬市でも多く栽培されておりますホウレンソウ、大根、アスパラ、ブドウ、ブルーベリーなどがございます。ホウレンソウにはベータカロテン、鉄分が豊富で免疫力を高めてくれます。大根は消化促進、胃もたれ、二日酔い。アスパラガスは滋養強壮の働きを持っているそうです。生産技術の高い農家、農業団体が多くあり、さまざまな農産物を栽培しておりますので、健康面で効果のあるとされる薬用食材を使用しました清瀬薬膳について、明治薬科大学とも話をしていきたいと考えております。

また先日、11月29日、30日に開催いたしましたきよせひまわり市に立科町に参加していただき、立科町の特産のリンゴや米などを販売していただき、清瀬市民との交流を図ったところでございます。また、29日には立科町の小宮山町長、農業委員会会長にもお出でいただき、清瀬市からは渋谷市長、中澤副市長、商工会会長、農業委員会会長等も出席いたしまして、交流を図ったところでございます。その中で、立科町には漢方薬となる朝鮮ニンジンの栽培が盛んに行われており、朝鮮ニンジンを使った特産品があるということでございます。先日、立科町より朝鮮ニンジンの種を分けていただけるとの話をいただいておりますので、漢方に使う薬草の栽培研究もしております明治薬科大学に、清瀬市でも朝鮮ニンジンの栽培ができるか。また、薬草の栽培等の相談をしていきたいと考えております。

今後、農業団体や明治薬科大学とも薬用植物などを使用した特産品の開発について、連携できないか話をしていければと考えております。

東京オリンピックへ向け開発を

先般、清瀬市の市報に、平成26年6月の池田好子さんのお話を載せていただきました。清瀬市にもこういう漢方医学の専門家、なおかつ薬膳の研究家という方がいらっしゃるので、こういう方のアドバイスをもとに、清瀬薬膳がもしできれば、東京オリンピック2020年へ向けて、外国人のおもてなしに、何といったって和食は世界無形文化財登録されたものですから、都内に行けば和食レストランというのは山ほどあるんでしょうが、清瀬市でつくった生薬ないし薬用植物、そしてまた薬膳メニューが提供される和食レストランというのが清瀬市にできたら、市長もご案内のように、世界中では医療のまち清瀬というのは、今後ますます認知をされていくことでしょうし、その中で医療のまち清瀬、健康のまち清瀬が提供する薬膳メニュー、薬膳和食というのはすばらしいですよね。

「清瀬薬膳」をひまわり市で試験販売しては

何しろ商売にならなければ話にならないので、きよせひまわり市なんかでも試験的にやられてみたらどうですか、薬膳メニューを供するような、1食500円ぐらいで中庭か何か使って薬膳メニューで、ぜひ広めていただきたいと思います。この池田好子さんのお話は本当にすばらしくて、人間の健康は何よりももう食生活に尽きるんだとおっしゃっていて、なおかつ、こういう薬膳を使ったものができればと思います。

※関連
「食と心と体をととのえる」セミナーに参加しました。 2015.2.1記事

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report