2015年04月09日

★歩いて暮らせる街へ道路整備を【H27年3月議会】

歩いて暮らせる街へ道路整備を

ここ数年、道路改修の予算は一定額が確保され、市民の要望に積極的に対応して頂いていると大変に感謝しています。

一方では、道路新設や拡幅も必要と思われる個所も多く感じられます。用地確保には多額の予算を必要としますが、住宅が建ち並んでからでは遅いし、費用も余計に掛ってしまいます。その意味では、地主さんの理解がもらえる所、出来るところから整備する必要があるだろうと思っています。そのためには、道路計画が必要であり、開発などの時にはその計画に沿って理解を得やすいのではないかと思います。

そこでお伺いします。市の道路計画はどうなっているのでしょうか。昨日までの答弁の中で側聞するところでは、計画は今回完成したと理解していますが、もしあるようでしたらご披露頂ければと思います。

歩いて暮らしてこそ清瀬の良さが分かる

また、その道路計画の中で是非ご検討頂きたいのは、「歩いて暮らせる街への道路整備を」ということです。清瀬市のように絶対面積の小さな街で、車道の広い道路がはたして必要でしょか。むしろ、清瀬の誇る自然を愛でながら、小鳥のさえずりや川のせせらぎに耳を傾け、そして飛花落葉に人生の奥深さを感じながら、ゆっくりと歩いて暮らせる街づくりをすべきではないかと思います。

高齢者の多い我が清瀬市では、今年度より「美しくウオーキング事業」を始めました。その意味でも、歩くことの大切さ楽しさをより後押しすることに、市も十分にご理解頂いていることと思います。ご所見をお伺い致します。
【黒田和雄都市整備部長】
まちづくりを推進していく上では、円滑で活力のある都市活動を支えるとともに、安全安心な交通環境の整備を推進していく必要があります。また、限られた財源の中で、効率的、効果的な整備を推進していくため、市民生活に直結する市道の整備計画を策定いたしました。

整備を進めていくべき路線の選定に際しましては、交通環境の現状、問題点から見た道路整備の課題を踏まえて、緊急車両の通行や消火活動等の生活環境を改善するための道路、地域の特性やバランスに配慮した道路、通学児童等の安全性の向上を図るための幹線道路の歩道整備等の方針を挙げ、選定をしております。さらに、本計画は、その時々の社会情勢、経済情勢により適正な見直しを行ってまいります。

議員ご提案の歩いて暮らせるまちは、これからの少子高齢化社会を控え、身近な町なかが安全安心でゆとりのある快適な暮らしができ、多様な世代が協力し合いながら力を合わせてまちづくりに取り組み、持続展開可能なまちづくりをしていくことであると認識しております。

その一つとして、広い幅員の歩道の整備は、歩行の安全上の確保だけでなく、地域コミュニティの創造を担うものであると考えております。いずれにいたしましても、少子高齢化社会に向けて、歩行者等の安全確保と生活環境の改善を図りながら、道路づくりを推進していきたいと考えております。


Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | 優しいまち-福祉