2016年02月07日
■東京ガス本社、視察しました。

2/5(金)、清瀬市議会として浜松町にある東京ガス本社を視察しました。視察のポイントは、我々の生活を担う重要なインフラ設備であるガス会社として、災害にどう取り組んでいるかという点でした。

議員全員に配られた防災ツールです。使われているイラストは、フリーマガジン「R25」の表紙デザインで有名な“寄藤文平”さんですね。こうしたところにも、単にちゃんとCSR(企業の社会的責任)してますよ的なアリバイ作りではなく、分かりやすいマニュアル作りに腐心されている様子がうかがえます。

東京ガスの東京西部を担当されている方のご挨拶。重要ポストだと推察しますが、ちゃんと女性が登用されているところも、開かれた会社の証ですね。私も真剣に聞き入っています。

この図は、清瀬市役所にはガスの主要供給ラインがいってますよという略図です。震災時には、ガスは自動的にストップしますが、主要供給ラインにはガスは通っています。つまり、清瀬市役所では災害時でもガスは止まらないということです(もちろん、建物自体が崩壊したり、建物内のガス管が破損した場合は止まります)。

正味2時間の研修視察でしたが、災害以外にも様々な質問が続出しました。その中でも興味深いものを2,3。
・ガスそれ自体は無臭。それにあえてガス漏れなどを気づかせるために、あの独特の匂いを付けているとのこと。最後に参加した議員で記念撮影して散会しました。
・各家庭についているガスメーター(マイコンメーターというそうです)は、ガス漏れや震度5以上でストップしますが、それ以外にも、ガス機器の消し忘れでも自動的にストップする。
・例えば、お風呂など使用量の多いものの場合、4時間連続だと自動停止。ガスヒーターなど暖房機器の場合は12時間で自動停止だそうです。
※日付の入っている写真は、すべて議会事務局の若松次長からご提供頂きました。
Posted by takosuzuki
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