2012年04月29日
●本格的なBigBandコンサート、開催迫る!!
先日、コミプラ・音楽虎の穴「サックスフォン講座」の講師をして下さっているプロサックスフォン奏者の太田聖士さんを紹介しましたが、その太田さんがバンドマスターとして編成されたビックバンドの東日本大震災チャリティジャンズコンサートが、いよいよ5/5に開催されます!!
このコンサートは昨年の5/1にもここきよせけやきホールで開催されました(上のYouTubeはその模様です)。このバンドは、太田さんと太田さんの呼びかけに賛同された友人のミュージシャン、そして氏が顧問として見ておられる実践女子大学のJAZZ部の方々で編成されています。
今回のコンサートでは、一部、氏が教えておられる清瀬の中学生たちも出演されるとのことです。プロミュージシャンとともにステージに立つなんて、素晴らしい経験になるでしょうね。また、このコンサートに出るために、プロの方々とのリハーサルにも参加しなくてはなりません。これもまた得難い経験です。どの曲になるかは、どうぞライブでお楽しみください。
入場無料、ただしチャリティなので受付ロビーにて募金を御願い致します。

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2012年04月28日
■「公明新聞購読有権者比1%達成」掲載されました。

政党機関誌はいろいろありますが(自民党と共産党だけでしょうか?)、かつては政権与党であった党の日刊誌としては私どもの「公明新聞」だけです。
その意味では、手前味噌ながら、記事も大変参考になりますし、政治だけでなく娯楽や趣味のページもあり、読んで頂いて損のない内容と自負をしています。
そこで、創刊50周年を迎えたこの春、購読率を市の有権者比1%にしようと4人の議員と党員さんにご協力を頂きながら取り組み、見事4月の配達部数で達成することができました。
その達成を公明新聞(平成24年4/22付)にて掲載して頂きました。
公明新聞拡大/各地で有権者比1%を達成
東京・清瀬市
公明党東京都本部北多摩第1総支部の清瀬市で、公明新聞の4月度実配部数が635部に達し、同市の有権者(6万395人=3月2日現在)比1%を突破した。同市では2010年6月以来2度目で、「創刊50周年を勝利で飾るため、市内の全支部が団結して目標を達成した」(西畑春政・市議会公明党幹事長)。
拡大に取り組んだ党員は、「公明新聞の切り抜きを読み合って、党の理解者を広げている」「市民相談で市議につなげた友人が、購読するようになった」などと語っていた。
また、地域の購読者から「公明新聞は政治のことが分かりやすく書かれている」「公明党は何をやるのでも他党より一歩早い」などの声が寄せられている。
西畑幹事長は、「公明新聞の拡大は、次期衆院選の勝利の原動力になる。今後もしっかり推進していく」と決意していた。
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2012年04月25日
●「サックス講座」開講しました!!

昨年9月の予算特別委員会にて、コミュニティプラザ・ひまわりでの子供向け音楽講座の開講を提案しました。
★「コミプラ音楽虎の穴」コミュニティプラザひまわりで音楽講座を(※2011年9月定例議会にて)
そもそもコミュニティプラザ・ひまわりは、旧都立清瀬東高校だった建物を市が都から買い取ったものですが、利用率が上がらないという問題を抱えていました。
それと、清瀬の特色のひとつですが市立中学校では吹奏楽部が大変盛んなので、もっともっと上手になってもらいたいとの私の個人的な思いもありました(私の二人の子どもはその中の一人です)。
彼らのスキルアップ講座を“音楽虎の穴”と名付け、私の旧知の知人であるプロサックス奏者の太田聖士さんに教えて頂いたらどうだろうかと思い付きました。幸い、太田さんもかねて同じ思いをもって頂いており、その際にはお引き受け下さるとの内諾を頂いていました。
そこで、コミプラの指定管理をしている会社の方にご相談をし、コミプラの自主事業として行うことで了解頂き、続いて市の教育部にご相談し、まずはコミプラに一番近い五中の吹奏楽部顧問の先生をご紹介頂きました。先生のもとに講師となる太田さんと訪問、趣旨をご理解頂き、開講スパンや時間帯など相談にのって頂きました。
問題は料金です。当初、太田さんは講師料はいらないと言って下さっていましたが、この事業をなるべく持続させていくためには、全く太田さんの善意にのみ頼る訳にはいかないと、失礼を承知で限りなく安い費用を太田さんに押し付けさせて頂きました。
なんとか講座のスキームができたところで、チラシを作り、五中は当然のこと、他の四校の顧問の先生方にもお知らせをさせて頂きました。
こうして、3/13(火)第一回目の講座が開講されました。3月中は議会もあり、なかなか見に行くことができずにいましたが、4回目となる4/24(火)やっと見せて頂くことができました。一回目は確か、五中の生徒さんと四中の生徒さんで計3〜4名からのスタートでしたが、私が見に行った時は五中、四中、清中と計9名の生徒さんが来ていました。大感動です!!

2時間の講座ですが、上手な子や始めたばかりの子が混在した中で、太田さんは上手に教えておられました。聞けば、アメリカのバークレー音楽大学での指導を取り入れながら教えておられるそうで、この子らの中から一流のサックス奏者が出てくるのも夢ではない!! と胸踊る気持ちで見ていました。
また太田さんの実際に吹いて教えられる様子は、感動ものです。何しろプロですから凄いです。私がこんなに感動するのですから、同じ楽器を演奏する彼らにとってはもっと感動ものだと思います。
この成功を見て、違うパートの講座も現在思案しているところです。スキームはできたので、後は講師さえいらっしゃれば開講できます。太田さんのようにボランティアでご協力頂ける方いらっしゃいましたら、ご連絡ください。また、大人のためのサックス講座も何人かから希望を頂いています。ただ大人の場合はこの値段では私は頼みにくいで、ご了解ください。
なお、この講座の詳細は以下のとおりです。お近くにサックスをやっておられる中学生がいらっしゃいましたら、是非お声かけください。

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2012年04月24日
■中里防災倉庫を視察しました。

中里団地自治会役員の皆さんと中里防災倉庫の視察を行いました。
先般、自治会役員の方々と防災について懇談をした際、中里団地に隣接する中里地域センターに備蓄されているものを一度見たいとの要望を頂きました。
早速、所轄課にお願いしましたところ、本来は一般には公開していないものだけれども、地元の自治会の方々ならばとご了解頂きました。
アルファ米や毛布、簡易コンロやかまど、ストーブ等々を見て、役員の皆さんと安心されたご様子でした。
とはいえ、中里団地は建替えたばかりの建物で、4階ほどの高さしかありませんから、震災で倒壊することはまずありません。備えるべきは、震災による火災と家具の転倒です。この二点に備えれば、避難所に行く必要もありません。ご自分のうちに最低3日分の家族の食料は備えていきましょう。
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2012年04月20日
■菜の花畑、実現目指して頑張ります!!

小平の菜の花畑を見てきました。この菜の花畑は、「こだいら菜の花プロジェクト」で管理されている畑で、春は「菜の花」、夏は「ひまわり」畑になります。いずれも種を採ってバイオ燃料にしたり、食用油にしたりと見て食べて充分に活用されています。
去年の選挙後、初めての議会を前に、このプロジェクトの事務局の方と連絡をとり見せて頂きに上がりました。そもそもは放射能に汚染された土壌をきれいにする目的で、清瀬の空き地あちこちに菜の花を植えたいという質問をするためでしたが(※2011年6月議会「清瀬の土壌浄化に“菜の花”を咲かせよう!!」)、行政は清瀬の土壌は問題になるほど放射能に汚染されていないからやりませんとの答弁で、一旦は諦めました。その後、中里団地や野塩団地の建替えに伴いできた空き地がそのまま利用されることなく放置されているのを見て、こここそ菜の花畑にしたいと今年始めより動いてきたのです。
武蔵村山市の村山団地では、同じく建替えによってできた空き地を市が都から借り上げ、この夏より清瀬よりも広大なひまわり畑を作ります。これを聞いて、清瀬も同じ仕組みで貸してもらえるのではと働きかけましたが、都は民間には貸さない、行政(つまり市ですね)ならば検討するとのこと、なかなかうまくいきません。
ただ、市が貸してくれといえば良いのならこんな簡単な話はありません。さっそく市の所管部署に、都の担当者をお教えし、今交渉して頂いているところです。
途中経過としては、現状は都が空き地の管理をしており、年に2回、雑草を刈ったりしています。これを市が借りるとなると、そうした雑草を刈るなどの作業、菜の花畑以外の時期は人が入って余計なこと(?)をしたりしないようになど、管理しなくてはならない、こうしたことがあるので難しいそうです。
菜の花の種はキロ数千円だそうです。1キロもあったらとても撒ききらないほど多いそうで、その意味では大変に安い。雑草刈りも市民のボランティアを募って我々でやります(現に私の回りには、機材を持って手を上げて下さっている方々が何人かいます)。また、都は将来この土地に何かを作る時のために他に貸したくないということなら、単年契約(1年ごとに交渉する)でも良い。こうしたことは既に行政にお伝えしてあります。
小金井街道沿いの中里団地入り口の空き地を、春は菜の花畑、秋はコスモス畑に―、自然豊な清瀬の新しい名物として、是非、皆様ご期待ください。そして、実現した際は、是非皆様のチカラをお貸しください。
Posted by takosuzuki
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2012年04月14日
■ミニ語る会を開いて頂きました。

4/7(土)、ご支援頂いている方のお宅で、ミニ語る会を開いて頂きました。
このお宅の地域は、住宅密集地。ゲリラ豪雨の際には、浸水被害があり、また震災時には火災の延焼の恐れもあります。
そうしたことから、この日のテーマは「防災について」。防災に対する公明党の取り組み、市議会公明党としての取り組み、そして私個人としての取り組みについてお話をさせて頂きました。
特に震災の際には、「自助・共助・公助」のうち、自助・共助が重要となってきます。それについての日頃の備えをどうしていくかここが最も大事なポイントです。
そのためのサポートを、行政としてどうお手伝いできるか、これも重要なことです。
いずれにしても、いつ起きてもおかしくない「震災」。常にこれを念頭に生活をしていかなくてはなりませんね。
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2012年04月13日
★「清瀬スイーツフェア」の開催を求む

清瀬にはお菓子屋さんが多い
これまで私は、毎定例議会ごとに地域振興を図っていく上での“清瀬ブランド”確立の提案をしてきました。今回は、「清瀬スイーツフェアの開催」についてプレゼンテーションさせて致します。
近年、全国的にB級グルメコンテストなど、その地域地域の特産品や名物料理などを一同に集めるイベントが目白押しです。そうした観点で、清瀬の名物料理は何だろうかと考えた時、特産品は人参としてあるけれども、名物料理はこれと言って見当たりませんでした。
それでは食べ物として清瀬の名産を探してみると、ふと気がついたのが、菓子店の多さです。街をちょっと歩けば、そこここに和菓子屋さんがある。しかも近年は、クッキーシューで有名な“ボンボンガトー”や、半熟チーズケーキ清瀬スフレで有名な“スイーツガーデン・ノイ”など近隣市にまで聞こえる有名店も出現しました。もちろん清瀬では老舗洋菓子店“シェルボン”、また和菓子も“新杵”や“ほのか”、おせんべいも“味億本舗(あじおくほんぽ)・玉川製菓”が有名です。
このように清瀬市内には、商工会に加盟している和菓子・洋菓子店舗がせんべい屋さん含め15店あり、それ以外にも私の存じあげる未加盟店舗を含めると恐らく20店舗前後はあるのだろうと思います。
なんでこんなに和菓子屋さんが多いのでしょうか。そう思い立ち、ある和菓子屋さんでそのことを尋ねましたら、清瀬は病院が多いから、そのお見舞いの手土産として和菓子屋さんが沢山出来たのではと教えてくれました。
なるほどと独りごちた私でしたが、これは清瀬のひとつの特性としてイベント化できるのではと、市内いくつかの和洋のスイーツ店を取材しながら、商工会の田中会長、コミプラの指定管理会社である金子専務にご相談し、実現への手応えを得た上で、今回「清瀬スイーツフェアの開催」のサポートを市にご提案するものです。
第一回めは動員実績のある農業まつりとの同時開催を
イベントとしての実施概要をご説明します。毎年一回のレギューラーイベントとして開催していくことが望ましいのですが、まず第一回目は清瀬のある程度集客の見込めるイベント、例えば農業まつりなどとの同時開催として開催します。昨年の農業まつりは、コミュニティプラザ・ひまわりで行われており、主に体育館とその前の駐車場を会場としていましたので、ひまわり本館のスペース、中庭やエントランスロビーなどで開催できると思います。
またイベント形態としては、それぞれの店舗に自慢の一品、一品でなくても構わないのですが、持ち寄って頂き、作りおきの物を店頭販売とします。できうれば、並んだ仮設店舗には、和菓子屋さんであれば長年店を守ってこられた名物夫婦に、そのお店で使っている実際の暖簾(のれん)と共にお立ち頂ければ、お店お店のカラーが出て素晴らしいと思います。
コヒーショップや野点コーナーも併設
また、スイーツだけでは物足りないので、会場の一角には、清瀬のコーヒーショップにもお店を出して頂くのも良いでしょう。清瀬には名物となる喫茶店もあります。秋津にあるロッジ風の喫茶店「縁」や中清戸の「るぽ」、「玄」などなど。またスターバックスやドトールコーヒーなどにお声をかけても良いのでは。それらコーヒーショップの出店では、カウンター形式か、または簡易テーブルを置き、煎れたてのコーヒーがスイーツとともに味わえるようにするのです。またお煎餅の出店もあることから、お茶を点ててくれるコーナーがあってもいいかもしれません。
そして大事な事は、特に昔ながらの和菓子屋さんにとっては後継者問題や店舗規模などの理由で出展によるメリットを感じないところもあると思いますので、なるたけ出展料は取らずあまり負担をかけない形態が望ましい。その意味では、行政としてはこのイベントに対し財政的なバックアップをして頂ければと思います。
スイーツの映画も同時開催し話題性を

また、この「清瀬スイーツフェア」開催に合わせて、映画「エクレール・お菓子放浪記」の上映会も行なってはと思っています。この映画は、第二次世界大戦前後を描いた作品で、孤児の少年がお菓子へのあこがれを胸に抱きつつ、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返しながら生き抜く姿を通して古き良き日本の姿を映し出したもので、昨年公開された文部科学省選定の感動作です。「お菓子はやさしさを運んでくる」「未来に残したい、子どもに伝えたい、お菓子が紡ぐ希望の物語」がキャッチコピーとなっています。
なによりこの映画は、震災前の石巻・仙台がそのロケ地となっており、偶然にも被災する前の美しい風景が記録された貴重な作品となっています。この映画の上映により被災地を忘れない、被災地支援の心を新たにすることに繋がっていくことと思います。
通常、映画とは映画館で上映するものですが、市や商工会などで上映実行委員会を組織し、その実行委員会が興行主となる場合、映画館以外でも上映できるようです。コミプラでスイーツフェアを行うとすれば、音楽室・視聴覚室などでの上映会の同時開催を提案致します。
是非とも、清瀬の商工会が音頭をとってのこの「清瀬スイーツフェア」の開催へ、物心両面でのサポートを頂けますよう、担当課のご所見をお伺い致します。
【回答/五十嵐市民生活部長】
現在、まちおこしのために各地で地元農産物等を使ったイベント等が行われており、地元農家と地元の菓子店が連携して、カボチャやサツマイモを使ったケーキなどが開発され、スイーツフェアを開催する中で、販売されていると聞いております。
本市におきましては、にんじんのブランドとして「ベータキャロット」が商品化されており市場でも高い評価を受けているところでございます。
そのにんじんにより製造された、にんじんジャムを使った「にんじんゼリー」、「にんじんカステラ」等のお菓子もあります。
今後、清瀬市には、にんじんの外にも多数のスイーツとして利用できると思われるカボチャ、トウモロコシ、エダマメ、などの季節の野菜が豊富にございますので、このような野菜の利用も期待していきたいと思います。
さて、市内には評判の高い和菓子店、洋菓子店があり、沢山のお菓子がございます。清瀬のスイーツの中には、全国菓子博食糧庁長官賞を受賞した「けやき通り」というお菓子などもあります。
議員ごご提案の農業まつりには商工会のブースもあり、にんじんジャム等の地元特産物の販売もしておりますので、市内の菓子店からスイーツの出店をすることも可能ではないかと思われます。
また、24年度よりコミュニティプラザひまわりにおいて、「きよせひまわり市」開催に向け、商工会、農業委員会を中心とした実行委員会を立ち上げてまいりますので、実行委員会でも「清瀬スイーツフェア」について取り上げて行きたいと考えております。
今後、「農業まつり」や「きよせひまわり市」で清瀬スイーツの販売により菓子店の相乗効果により新たな「清瀬スイーツ」の商品化等も生まれるのではないかと期待するところです。そうなりますと、各種イベントに、さらに、多くの来場者に来ていただくことも期待でき、まつりを盛り上げ、産業振興にも繋がると思われます。
また、「清瀬スイーツフェア」に合わせて、映画「エクレール・お菓子放浪記」の上映会を開催してはとのご提案ですが、現在、各地で被災地支援の一環として映画「エクレール・お菓子放浪記」の上映会が開催されていると聞いております。
都内では、豊島区において、豊島区上映実行委員会により、豊島公会堂で、平成23年8月に開催されております。
また、練馬区では3月17日に、練馬文化センターで開催予定とのことです。
農業まつりでコミュニティプラザひまわりの音楽室・視聴覚室などを使った上映会の開催とのご提案ですが、どのような方法があるかなど関係団体に話していきたいと思います。
【再質問・要望】
いかなることであれ当事者たちが本気になってこれを何とかしていかなければ物事は変わっていかないというのは、私の先輩議員の西畑議員の持論です。私もそう思っていまして、こういう問題についても一つには地域振興を本当に何とかしていかなければいけない、または産業振興を何とかしていかなければいけないという当事者である商工会の方々がまず問題意識を持つべきなんだろうと思います。その方々が本気になって、こういうことをしていくと地域が変わり、地域振興にもなっていくと思います。
その意味では、私も市民の代表としてこういう提案をさせていただいていますけれども、こういった声が商店から、また商工会から上がってきて、そしてそれを行政がサポートしていく、そういうふうなことができれば一番望ましいわけです。
そしてまた、行政ではこうしたスイーツフェアのような華やかなイベントをやれといってもなかなか難しい。もちはもち屋でお菓子屋さんはお菓子屋さんでやっていただくのが一番いいですし、商工会にあっても、これはぜひ女性部とか青年部とか、そういったところでお推めいただけるといいんだと思います。
ニンジンのセールスポイント
また、清瀬の特産ニンジンについての取り組みは本当にすばらしいですね。ですが、せっかく焼酎にしたりジャムにしたりしていまして、きのう斉藤正彦議員のお話にもありましたが、なかなか売り上げが伸びていかない、そしてまた農業の振興になっていかないという現状もあるそうです。
私は改めて思いますが、ニンジンというのは健康促進効果で売るのが一番いいのではないか。その意味ではジュースはいいと思うんです。私もやっていますが、健康促進でプチダイエット、半日断食とかあります。栄養過多が現代病の源泉であるとして、体を飢餓状態にしていくことによって、栄養を少なくしていくことで健康を促進していくというです。それを提唱しておられる代表的な方で石原結實先生という医学博士がいらっしゃいます。その方は断食道場では、1週間泊まっていただいて断食させるんです。断食させるんだけれども、一つだけ飲み食いさせるのはニンジンジュースなんです。ニンジンジュースだけ1週間飲ませて、帰るとすごい元気になってしまうという、そういうふうにニンジンの効果というのは凄い。焼酎にするとかジャムにするとかというのも大事なんでしょうけれども、健康促進というところに一つ絞ってセールスする。健康促進については必ずこれはますます需要が高まってくる。高齢化になればなるほど健康促進についての関心が高まるのは当然なので、そういう方面でターゲットと利用目的を絞った産業振興、ニンジンの利用になっていってもらえたらいいと思います。
スイーツフェアと「エクレール・お菓子放浪記」上映会と相乗効果を。
また映画ですが、必ずしもこれは同時開催でなくてもいいと思うんです。一つの話題性ですから、映画それ自体というのはいしだあゆみさんが出ていたり、著名な映画俳優が出ている映画なんです。
ですから、映画のチラシが仮にあるとして、その映画のチラシに清瀬スイーツフェア何月何日開催と入っている。逆でもいいんです、清瀬スイーツフェア開催というチラシに映画「エクレール・お菓子放浪記」上映会と入っている。必ずしも日にちは同じ、会場は同じでなくてもいいという、話題の相乗効果ですから。こういうふうにしていただけたらいいかと思います。
イベントは告知・開催・事後報告と3つの宣伝効果
また、そもそもイベント論なんですが、イベントというのは宣伝手法の一形態です。ですからイベントの告知、こういうふうなイベントを行いますよと告知することによって認知が高まる。また、イベントそのものを行うこと自体で高まる。そしてまた、イベントが終わった後に、こういうイベント行いましたということで高まる。イベントというのは本来、三つおいしいんです。
そうした観点からしっかりと宣伝をしていただく。そしてイベントそのものは成功させていく。清瀬市はイベント開催にあたり、いろいろな意味でノウハウが蓄積されていまして、イベントの開催そのものは何ら問題はないんですけれども、その前後、宣伝とそれから終わった後の開催報告が、私から見ると少し足りないかなというふうに思います。つまり、キャンペーンです。こういったことを踏まえてスイーツフェアも開催をされるといいと思います。
きよせ名物の夏祭りを
そしてまた、(コミニティプラザひまわりの指定管理会社の)金子専務に伺いましたところ、何でもこの夏は夏祭りを企画しておられたが、予算の関係で実現できなかったそうであります。お菓子やさんが多いという他に清瀬市の隠れた名物として、何でも人口当たりの飲み屋さんが多いということもあるそうです。そういった意味で、私は金子専務のお話を聞いたときに盆踊りをコミュニティプラザの運動場でやって、模擬店は全部清瀬市のママたちにやってもらったら、これはまた隠れた話題性になって、そんなこと大々的に言う必要ないんですが、例えば焼きそばの店舗であればスナック何とかのママだねとか、こういうようなことを行っていくと、またこれはこれで一つの隠れた話題性として面白いと思います。
今回、残念ながら夏祭りの企画は潰れたようでありますけれども、ぜひ来年は何らかの形でバックアップをいただいて、清瀬市伝統のお祭りが一つの夏祭りとして結実するような名物の、今夏祭り、盆踊りもどんどんやぐらが立てられなくなって、予算的にもまたマンパワー的にもなっているそうですので、コミュニティプラザで夏祭りをぽんと行うことは大変に結構なことだと思います。是非、来年へ向けご検討ください。
※読みやすいように議事録から要旨を変えず書き換えました。
【解説】清瀬の産業振興というと「にんじん」ばかりで、清瀬にはにんじんしかないのかとかねがね思っていました(私は兎年なので個人的にはにんじんは大好きですが)。その意味では、スイーツフェアはなかなかいいアイデアだと思うのですが、開催に向けてはいろいろ難問もあるようです。
まず、私は農業まつりとの抱き合わせを考えていましたが、市(または商工会)は今年から行う「ひまわり市」と抱き合わせたいようです。イベント屋から言わせれてもらえば、初めて行うイベントふたつを抱き合わせるのはちよっと危険です。どちらも動員が読めませんから。また、事後の検証もしにくいです。やはり実績のあるイベントとやるべきです。
いまひとつは、出展店舗を募るのが難しいそうです。今はどこもそうですが、清瀬の商工会もなかなか一枚岩ではなく、また高齢化もある。一店一店説明し参加をお願いしなければ、いくら出店料がタダでも面倒だという思いが先立ちます。そうした店舗を回り一店でも多くの出店があってこそイベントの成功となります。
何事であれ、またどこの世界であれ、一生懸命な人がいなければ、物事は進んで行かない、―やはり今回もこの壁にぶち当たりました。
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★市民の無料健康相談コーナーの開設を

国保税を圧迫する医療費の削減方法
本議会において、国民健康保険の税率改訂が大きなテーマとして多くの議員より提起されています。私はこの問題を、増大する医療費の抑制という観点から提起をして参りたいと思います。
清瀬市にはクリニックを含め多くの医療機関があります。そのため、私達市民にとって病院の敷居は低く、何か体調に不安があるとすぐにかかれる病院があり、そこで処方箋を頂き薬をもらって安心して帰ります。言うなれば、我々は病院に安心を得るために行くのです。もちろん、この一連の流れの中には、すべて自分が払う以上のお金が動いています。
その意味では、こうした一連の流れの一番初めの段階で、医療機関に係る必要のあるなしや、またはどういう医療機関にかかったら良いか、いわば初歩的なトリアージをしてもらう、そのことによって医療機関に代わって安心を与えることができれば、かからなくても良い診察を減らせるのではと思います。
そこで、ご提案するのが「無料健康相談ダイアル」の開設です。
自分の健康状態が簡単に分かる
このサービスは、日時を決めて電話やまた面談でも健康に関する相談が受けられるようにします。相談を受けるのは、退職医師や看護師、保健師の方にお願いできればと思います。
もちろん、医療機関に行かせないことを目的としている訳ではありませんので、医療機関の紹介もできればと思いますし、そうした適切なアドバイスによって重大な疾患が発見できることも期待できます。言うなれば、気軽に自分の体調について相談できる“かかりつけ医”としての役割を、この無料健康相談が代行するのです。
このことは、続いてのご提案「症例から選ぶ病院検索サイトの開設を」とも関連致します。
沢山の病院それぞれの特徴を知る
何しろ私たちは、病院の街に住んでいるとは言いながらも、そのたくさんある病院について十分な知識を持っているとは言えません。こうした症状の場合、こういう病気が疑われるので、その専門医のいる〇〇病院にかかろう。風邪などの軽微な疾患は別として、本来であれば、自分の体調や疑われる疾患に合わせて病院やドクターを選ぶべきなのです。
先日、私の近所にお住まいのご婦人から健康上の悩みを打ち明けられました。何でも脊椎管狭窄症で何度も手術をするが完治せず、今は痛み止めで過ごしている、しかしその痛み止めもほとんど効果がなく、睡眠もとれないのだとのことでした。私は、清瀬にあるとあるクリニックを紹介しました。そこは、在宅ホスピスを標榜するクリニックで要はペイン、痛みをコントロールするクリニックなのです。その方は、その当時大きな大学病院にかかっており、まさか清瀬のクリニックでよくなるとは思えなかった様ですが、試しにかかったところ、自分にピッタリの麻酔薬を処方してもらい、今は元気に痛みをコントロールしながら毎日元気に過ごしておられます。
このように、数多あるクリニックや病院のそれぞれの特性や専門性を知った上で、自分の症例にあった医療機関にかかる、これが最も大事な事ではないでしょうか。
その意味で、先ほどの提案である「無料健康相談」でもそうした病院に行くにあたっての病院ガイド的な役割を持たせると同時に、インターネット上でも清瀬市内の全医療機関ないしドクターを症例から検索できる「症例から選ぶ清瀬病院ガイドサイト」の開設も提案致します。
これには、清瀬医師会の全面的なご協力なくしてはできませんし、また法的に医療広告ガイドラインに抵触する事柄もあるかと思いますので、行政が作るというよりもむしろ清瀬医師会に対して、市民の声として作成を依頼することが望ましいと思います。
病院の街に住んでいるメリットを
病院の街・清瀬―。ともすれば暗く不吉な語感でとらわれがちな清瀬のイメージを、これらのサービスによって、「安心の街・清瀬」「病気になっても安心な街・清瀬」として、健康を第一にした予防医学の先端都市、患者とドクターとのマッチングに優れた街としてのイメージにしていきたいと考えています。
【回答/小山健康福祉部長】
はじめに、無料健康相談について、お答えいたします。
現在、成人などの健康相談につきましたは、問い合わせに随時、健康センターの窓口や相談室などにおいて、保健師などが対応しております。
その他に、特定保健指導や健康測定会、乳幼児健診などの集団健診時にも行なっており、その際には、治療や医療機関などの相談も多く頂いております。
ご提案いただきました、医師など専属スタッフによる「「無料健康相談ダイアル」とは異なりますが、市の健康センターでも、保健師、管理栄養士、歯科衛生士、健康運動士が電話で各種の相談にお応えしております。
次に「病院などの検索サイトの開設」のご提案でございますが、東京都では、都内全ての医療機関を紹介する検索案内サイト「東京都医療機関案内サービス:ひまわり」を開設しております。
このサイトでは「病気の症状などから診療科を検索」することや、「専門医のいる医療機関」なども検索できるシステムとなっております。
市の相談でもこの「医療検索案内サイトひまわり」を紹介するとともに、専門医療機関などの検索にも活用しております。
また、清瀬市医師会のホームページでも、市内の医療機関ごとの診療科目や診療時間を検索する仕組みになっております。
いずれにしましても、ご提案いただきました、健康相談や医師、医療機関の検索システムなどは、医師会やかかりつけ医などとの協力関係やネットワーク化が大変重要となりますので、引き続き、保健・医療の充実に向けて研究してまいりたいと考えております。
【再質問・要望】
健康相談ですが、今現在も様々な形で行って頂いているということで、ありがとうございます。
現在の健康相談を充実させリニューアルスタートを
すべてのことについてそうですけれども、要はなかなかアナウンスの割には市民の皆様に知って頂けていないという現状があります。中身をより充実させて看板を変えてリニューアルスタートさせていくようなことでも、何か始まったのかということで、アナウンス効果として、体に心配なことをお持ちの市民の皆様もちょっと相談してみようかということにもなろうかと思いますので、ぜひご検討をお願いします。
放射能対策本部でも放射能の健康相談を
また今回放射能の質問をしていませんが、放射能についての健康不安というのはこれからますます高まってくると思いますし、特に自分のことはさておきお子様をお持ちの方々にとっては、この放射能、目に見えない害の直接的な被害も分からないのでどうなってくるのか心配な点もあろうかと思います。
恐らく、そうしたご相談というのは放射能対策本部でお受けになっておられたりするんでしょうけれども、ぜひともそういったご相談にもお答えいただけるような、また当然即答ができるような体制は整っていないと思いますので、宿題としてお持ちいただいて、また改めてご返答するでもいいかと思うんですけれども、ぜひそういった形での体制もまたご検討いただければと思います。要望いたします。
※読みやすいように議事録から要旨を変えず書き換えました。
【解説】病院が多いということを逆手に取って、市民にとってのメリットにする方法のひとつとして考えました。このことは私にとって長年の課題です。今後もどうしたら良いか、次々とプレゼンテーションしていきたいと思っています。
Posted by takosuzuki
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★市内大学の学生に団地の空き部屋を

清瀬市は若い世代が決定的に不足している
東日本大震災を経て、いざと言う時に隣近所での互助活動の大切さが浮き彫りになってきました。マグニチュード7クラスの震災がいつ起きてもおかしくないと言われる現在、改めて、向こう三軒両隣における日頃の付き合いや自治会活動などを活発化させる必要が求められています。
しかしながら、高齢化率の高い清瀬市では、そうしたくともできない現状があるのも事実です。特に市内の都営住宅では、高齢化率が高く、隣近所との付き合いや自治会の重要性は百も承知ながら、参加できないでいる方が大勢いらっしゃる、例えば自治会の役員が輪番で回ってきても、肉体的にお手伝いできず、自治会も行き詰まっているのが現状です。
私の住む築50年になろうとする都営野塩団地でも、全20棟のうち約1/3にあたる7棟が建て代わり、残り2/3は諸事情から建替え計画は頓挫中です。JKKは、古い棟において転居や死亡などで空き家となった部屋には新たに転入させていませんので、現在3〜4割は空き家となっています。そのため野塩団地の居住者は、ますます高齢者ばかりになっていく悪循環となっています。
そこで私が今回地域振興策としてご提案するのは、「若い力で地域の活性化―市内の大学に通う大学生に団地の空き部屋を提供せよ」というものです。
清瀬には3,600人の大学生が通っている
市内には看護大学・社会事業大学・明治薬科大学と3つの大学があり、合計で3600名余の学生が通学しています。せっかくこれだけの若い人が毎日清瀬に来ているのですから、彼らの若い力を地域振興にお借りしたい。しかしただでお借りするのは忍びないので、市内の住居を提供し、例えば野塩団地の空き家に期間限定で住んで頂き、その代わりに自治会などの地域活動にもご協力を頂くようにするのです。
埼玉県春日部市では、官学連携団地活性化事業として、URが管理する古く高齢化した団地において、春日部市内の2校と近隣の1校の学生を対象に、団地内での清掃活動などの地域貢献活動の実施と2人以上での共同住居(ルームシェア)、そして住民登録を行うことを条件に、家賃と大学までの通学費を1/2補助する事業を行なっています。
これを参考に、清瀬市でも東京都やURに対し、市内の団地の空き部屋を借り上げ、団地の定期清掃や季節行事などの自治会活動や地域活動に参加することを条件に、提供する制度を始めてはいかがでしょうか。
先ほど申し上げましたように、野塩団地では頓挫中とはいえ建替えを前提にしているために、新しい入居募集はしないという事情があります。しかし、4年ないし薬科大であれば6年で卒業する学生であれば短期居住となりますし、将来的な建替えに関わる立ち退きのトラブルも回避できます。しかも借り手が民間ではなく行政が借り受ける形にすれば、あながち難しいことでもないように思います。
また、今後公営住宅の建替え等で空き家の入居計画をたてる際、住居のある一定割合を学生向けの短期契約の部屋とすれば、団地やその一帯地域の活性化にもつながっていくと思うのです。学生であれば、ルームシェアによって複数入居も可能ですから、比較的少ない戸数でも多くの学生を入居させられます。
要は、地域振興に若い人達のチカラをお借りするための方法・仕組みとして、公営住宅に入居してもらうということです。
【答弁/山下都市整備部長】
市内大学の学生に団地の空き部屋を提供できないかとのご質問でございますが、ご紹介いただきました、春日部市の官学連携団地活性化推進事業の取り組みにつきましては、URが管理する団地の急激な定住人口の減少を抑えるため、大学が直接借り受ける制度として今年度からスタートしたと聞いております。
この取組みを当市の地域振興策にというご提案でございますが、市内に通う学生の多くが、住まいに困窮している状況であれば、斡旋等のお手伝いを検討したいと思いますが、家賃補助等を伴う住宅政策は、賃貸住宅にお住まいの方々との行政サービスに格差を生むことになり、市民の合意は得られないのではないかと思っております。
また、東京都に確認をいたしましたところ、都営住宅については、このような事例がないとのことで、今後も難しいのではとの回答をいただいております。
いずれにいたしましても、市内3大学に在籍する約3600人の学生さんが、地域貢献活動をしていただく機会を市内で増やすことができれば、当市の地域振興、地域活性化に繋がるご提案であると思います。
【解説】清瀬に通う大学生が3,600人もいるというのは驚きです。これも清瀬の大きな資産です。なんとか市内に住んでもらう方法はないものでしょうか。いや、住んでもらわずとも、大学生活だけでなく地域活動にも、是非お力をお借りしたいと切に思います。
私の住んでいる野塩団地で、今年、いくつか試験的にやってみようと思います。
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★市内の学生に条件付の奨学金を

清瀬で育った若いチカラを清瀬で伸ばす
これも高齢化に悩む清瀬市において、いかに若いチカラを取り込めるかという観点から着想しました。
先ほど申し上げましたように、日に何千人もの若い人たちが清瀬に来て頂いている反面、清瀬に育ち市内の小中に学んだ子ども達がやがて市外の高校大学に学び、そして社会人となり、市外に転出している現状もあります。
もちろん、転出には住宅不足や通勤難、もっと言えば郷土愛不足など様々な事情はありますが、せっかく清瀬で育んだ子ども達をみすみす市外へ転出させてしまうことに一抹の寂しさを覚えるものです。
そこで、この子らをずっと市内に引き止めておく手はないものかということで、ご提案するのが、市内在住の子ども達に社会人になった後も居住し続けることを条件とした給付型の奨学金制度の創設です。
例えば、大学入学時において、市内に住民票のある方であれば申告のあった月々の学費相当分を給付します。但し、大学卒業後も引き続き清瀬市に住民票を置き、60才ないし65才までは住民票を動かさない、つまり市民税を払い続けてもらうことを条件とします。
給付する額は、大学四年間の学費は、国立大学であれば入学金含めや250万円程度と言われていますので、この額を一応の基準額としてはいかかでしょうか。
清瀬に住むと学費は免除に
要するに、清瀬に育った子ども達が自分の将来を思い描く際に、いかなる職業につくにせよ、そのホームグランドを清瀬にすると決めることで、大学の学費は全額免除となる―、という制度です。
若き日の勉学は、自分が将来どんな職業につくのかを予め決めることによって、その大半は身についてきます。同時に、自分が将来どこに住むのか決めることによって、様々な知識は地についてく、これはある碩学の著した「人生地理学」の考え方のひとつです。
制度創設にあたっては、中途転出をした場合のペナルティの算定方法や、その財源等、様々な問題はありますが、財源について言えば、かつて清瀬市では雑木林保全のために「みどり債」を発行したこともある市です。
清瀬市にとって子ども達もその緑同様、価値があり、大切に育てていかなくてはならないことは論を待ちません。いっそ「清瀬萌芽(萌えいづる芽)債」と銘打ち、その市債を市民に購入して頂くことで、清瀬市民みんなで少なくなった子ども達を育てる仕組みを作ってはいかがでしょうか。
【答弁/海老沢教育部長】
市民が愛着を持って住み続けるために、次の世代を担う人を育て、多様なライフステージの人が定住し、様々な人々が互いに「共感」を得られるまちづくりを進めることは、清瀬市の基本構想におけるまちづくりの基本理念であります。
今回のご提案につきましては、清瀬で生まれ市内の小中学校に学んだ子供たちが、多少の困難があったとしても、郷土に愛着を持って市内に住み続けたい人たちへの応援であり、将来的の税収の確保に繋がるという点においても、良いご提案であると思います。
現在、本市においては、経済的理由で修学が困難な方に対して、修学に必要な学資金を貸付けて、有用な人材の育成を図ることを目的に、奨学資金貸付制度を実施しているところであります。
そうした中、他市では平成22年度の高校授業料無料化に合わせて、奨学金制度を廃止したところもありますが、本市においては、景気低迷による厳しい経済情勢が続いており、修学意欲の商い学生が安心して修学できるように、奨学資金貸付制度を維持継続しておりますので、ご理解いただきたいと思います。
【再質問・要望】
奨学金ですが、今の市の財政では、いい案ですねぜひやりましょうという訳には当然いかないのでしょう。
ご答弁頂きましたように、現在の奨学資金貸付制度は高校生を対象に行われているということですが、高校生ぐらいになると自分のうちの経済状態がどんなものかというのがだんだんわかってきますので、大学進学にあたりもしそういう制度があればやりたいと思うでしょう。
また、大学生ぐらいになると今度は経済的なことはもちろん、将来どこに住んだらいいかとか、自分の責任で考える力が出てきますので、高校生と言わず大学生向けのそうした奨学金もご検討いただければと要望いたします。
※読みやすいように議事録から要旨を変えず書き換えました。
【解説】冒頭に書いているように、せっかく先人達がここまで緑豊かな街にし、そして私達がもっと良い街にしようとしているここ清瀬で生まれ育った子ども達を、簡単に市外に転出させてしまうのは惜しい、という考え方です。
どこで育ったかということは、その人の人格形成において大きな意味をもつと私は思います。また、自らの出自を誇れる人は立派な人だとも思います。その意味で、小中の義務教育を清瀬で受けた子ども達の学費を、そうした条件で補助してあげることは、清瀬の将来にとって決して無駄なことだとは思いません。
今後、是非この案も実現されることを望んでいます。
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2012年04月04日
■清瀬水再生センターでお花見をしました。

昨日の春の嵐が一転、いい天気になった本日、ご支援頂いている方々と清瀬水再生センターを視察がてら、お花見をしました。
昨年の12/16にも公明党の都議団と清瀬市議団とで大挙して見学をさせて頂きましたが(※)、今回は地域の皆様にも是非見て頂こうと企画したものです。
たまたまこの日は、施設内の桜の開花にあわせて毎年行われている開放日で、満開にはちょっと早かったですが、お花見を兼ねての見学会となりました(上写真は桜の前での記念撮影)。

ここは、先般の記事でも書いた通り、近隣9市の下水をキレイにしている施設です。ある意味では、どこも引き受けたがらない施設を清瀬で引き受けている訳です。
年に一度、近隣の方々を招いて、スタンプラリー形式で施設内を案内しています。スタンプを押してもらうごとに、文具類を一点ずつ下さるので、参加者は皆さん大喜びでした。お花見はプルーシートを貸して頂き、食べ物は持ち込みで盛り上がりました。
是非、皆様も来年のこの時期、参加されてはいかがでしょうか。
Posted by takosuzuki
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