2013年05月27日

■団地の裏の木が倒れました!!

倒木

先週の大風の日が数日続きました。その後、団地の方から、大きな木が倒れてきた、何とかしてほしいとご連絡を頂きました。

団地の裏は、斜面一体が雑木林となっていて、そしてまた個人・市・都と所有者が入り組んでいるところです。まずは確認と現場へ行ってみると、見事に大きな木が倒れています。なんという風の凄まじさ!! ご相談頂いた方と現場で話をしていると、上のベランダから住民の方がどうやら直接市へご連絡頂いている様子。その方にお聞きすると、その場所は市有地で、市が見に来てくださるとのこと。ありがとうございます。

倒木

後日、市の指定業者さんが大きなクレーンで、倒れた木や枝先の折れた部分の剪定等、処置をしてくださいりました。

倒木

スッキリとしました。こうした雑木林は自然のまま、生やしておけばいいと考えがちですが、実は長く雑木林を育てていくためにはあるスパンで樹木の間引きや剪定をしていかないと、地面に日が入らず新しい木も育たない、ひいては今ある大木も日が入らないため腐ってきて、風に弱くなり、今回のようなことが起こるそうです。

ともあれ、雑木林やけやきの木は清瀬の大事な資産です。専門家の意見をしっかり聞きながら、大事にしていきたいものです。
  
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2013年05月19日

■むらさき会「うどん打ちの会」に参加しました。

うどんの会
今年82才になる父と

5/17(金)、地元野塩団地の老人会“むらさき会”主催による、手打ちうどんの会にお招き頂きました。むらさき会は何度もTVでも取り上げられるほど、とても活動の活発な老人会で、今回のうどんの会も毎年この時期に行われる恒例行事です。

私も、最近は本当に忙しく、市議としての仕事、党員としての支援活動、そして自治会長としての仕事(これも本当に忙しいです)と、毎日心身共にすり減らしながら過ごしていますが、うどん好きの私は随分前からこの会を楽しみに頑張ってきました。

手作りだけあって、本当に美味しい!! 団地の上の老人会“長生会”の方々は、元々の地の方の多い会で、昔からよく食べられてきた“武蔵野うどん”を伝承されています。この会はこの長生会の方々も参加されていて、より美味しく仕上がっていました。

このうどんの会は、誰でも参加費100円で参加できます。是非、来年は皆様もお越しください。  
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2013年05月13日

★「知性溢れる街・清瀬」としてシティセールスを

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シティセールスの重要性
清瀬市では、「農ある風景」をキャッチコピーとして、緑豊かな自然と都市農業に象徴されるまちづくりを基本に、清瀬を市外にPRしてきました。それ以前は、病院のまちとしてのイメージが定着しており、そのイメージは揺るがずに今日に至っております。

都市としてのイメージは、大変に重要です。都市のイメージや知名度を高めることにより、人や企業に住んでみたい、ビジネスをしたいと思われ、ひいては都市の活性化が図られます。そのためには、清瀬市が持つさまざまな魅力、観光資源、文化、都市基盤等を、市内外に効果的・戦略的に発信していこうというのがシティセールスです。

「農ある風景」以外のキャッチコピーは?
その意味では、現在定着している病院のまち、または「農ある風景」、つまり畑が広がり病院が点在するまち、白衣の人と病人と農家の方々の行き交うまちという現在のイメージを、これまでとは違ったイメージの創出ができる新たなキャッチコピーのもと、よりすてきなまちとしてセールスをしてはどうかとのご提案です。

言うまでもなく、キャッチコピーはシティセールスの根本的なコンセプトになるものです。このコンセプトを、清瀬市のよさを再検証しながら、リニューアルすべきだと思うのです。病院や農業、これらは清瀬市を構成する大変重要な要素であることは論をまちませんし、これを否定するつもりは毛頭ありません。しかし、清瀬市をPRし説明する言葉が、病院と農業だけでは寂しいし、事実、もっと多くの清瀬市のよさがあることは、渋谷市長が就任以来、実に多くの誇るべき清瀬市のすばらしいところを紹介してくださっているとおりです。

インテリジェンスのある街
そうした中でも、私が新たな清瀬市の特徴としてつけ加えたいのは、「知」、すなわちインテリジェンスのまちとしての側面です。清瀬市の特異性は、病院や農業が盛んというだけでなく、それらに共通し底流に流れるのはインテリジェンスだと思うのです。

清瀬の「知」−病院・農業・大学・研究施設
病院は、病を治すための最も高い知性が要求される組織であるのは言うまでもありません。農業に関しても、清瀬市では施設園芸研究会を初めとして、さまざまに健やかな農産物の生育へ研究を重ねておられることを伺いました。そして、もちろん三つの大学、医療系の二つと福祉の東大といわれる社会事業大学。あわせて、日本が世界に誇る一大ゼネコン大林組技術研究所。また、世界に冠たるスーパーコンピュータを擁し、それを操り分析をする集団、気象衛星センター。また、梅園にある労働安全衛生総合研究所は、労働災害の原因究明を中心に労働環境の健康と安全を図ることを目的とした独立行政法人、いわば国家施設です。複十字病院の結核研究所も、再三、市長がお話をされていますように、結核治療の高度研究をする国際的にもトップクラスの研究施設であり、院長の工藤先生は、呼吸器の世界では天皇と呼ばれているほどの方だと市長に教えていただきました。

労働安全衛生センター
梅園にある労働安全衛生センター

このように、いわば日本のトップクラスの知性が毎日この清瀬市という小さなまちに集結しているのです。大学や病院、または研究施設などのあるまちは、ほかにもたくさんあることでしょう。しかし、清瀬市は、人口が7万4,000人で面積も10.19キロ平米という小さなまちであることを考えれば大変なことです。

もちろん、これは昼間人口と言われる市外から仕事や勉強のために流入してく人たちですので、ある意味では清瀬市とは無関係、ただ単に仕事場や学校のある場所だけとも言えるでしょう。しかし、この方々が少しずつでも清瀬市のまちづくりにご参加いただければ、それによって清瀬市の持つ魅力というポテンシャルは格段に上がるだろうと思います。

大林組技術研究所
建築や環境技術では世界トップクラスの大林組技術研究所

知性と農業とのコラボレーション、例えば、明治薬科大学にご協力をいただいての健康効果の高い野菜づくり、薬草づくり。看護大学校にご協力をいただいての出張健康診断や健康相談。大林組技術研究所や気象衛星センターなどの施設にご協力をいただいての市民講座、これは公共施設の空き部屋対策にもなろうかと思います。

機関としてシティ・セールスに取り組む
このように、市内のインテリジェンス機関への協力要請、または連絡調整を行う機関、ひいては市のイメージアップを図り、シティセールスを担う機関の創設も必要かと思います。現状、我が市のシティセールスは、市長お1人にお任せをしています。市長が市内のさまざまな機関に出向き、取材をし、それを特徴づけ、そしてそれを市内各地の集まりにて発信していただいている。こうしたことを、ぜひ市の機関に業務としてお願いしたいと思うのです。以前に私は、経営企画室、経営戦略室の創設をご提案しましたが、まさにこうしたことを所管する部署として、企画広報課を強化していただくということもご提案いたします。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/番場清隆企画部長】
シティセールスは、渋谷市長が進めるまちづくりにおきまして、今後、必要不可欠な課題であり、テーマであると思います。市長の所信表明にもありましたように、清瀬市の誇れる歴史や文化、自然、そして人や施設の価値を再認識し、まちの活力と発展の原動力にしていくエコツーリズムの発想によるまちづくりを行っていくためには、清瀬市の魅力をPRするシティセールスが大変重要となります。

これまで、清瀬市といえば病院のまちという負のイメージも、今では世界を結核の蔓延から守っている結核研究所がある清瀬というように、プラスのイメージにつなげていくこと、また、鈴木議員ご提案のインテリジェンスのまちというような新たなイメージを、効果的・戦略的に発信していくことで、清瀬市のイメージや知名度が高まっていくものと思っております。

清瀬市は、小さなまちではありますが、市内には多くの他に誇れる歴史や文化、自然、そして人や施設がございます。市長が清瀬市のセールスマンとして、清瀬市の持つ魅力を多くの場所でPRし、市民の皆さん一人一人が、我らがまち清瀬市に誇りが持てるようなまちづくりを進めたいと申し上げておりますとおり、市民の皆さんが誇りの持てるまちを目指して、今後、シティセールスを推進してまいりたいと考えております。

また、近年、他市において、シティセールス推進を担当する組織が立ち上がっている例もございますことから、そうした他市の組織についても研究してまいりたいと考えております。
【再質問】
誰も知らない清瀬の知力
要するに、市民が誇りを持てるようなにするにはどうしたら良いかということなんです。先日、ある若い奥さんたちとのタウンミーティングの中で、半数の方々が市外から転入してこられた方、残り半数は市内に生まれ育った方、当然、市外から来た人は、特段に清瀬市に愛着や関心があって引っ越して来られた訳ではなく、たまたまいい物件があったので引っ越して来られたそうです。それで、「清瀬のイメージ、どうでした」と聞くと、「特に持っていない」か、または「えらい田舎に来ちゃった」とか、「土ぼこりがひどい」とか、そういうことしかおっしゃらないんですよ。そこで私は、「実は清瀬というのは、こんなにすばらしい大学やら研究施設があって、すごく知的な分野の会社や施設の多い街なんですよ」と申し上げました。このように、清瀬=「病院や農」以外の角度からも、ぜひアピールしてもらいたいというのが今回の私の提案です。

「これがキヨセ・ナレッジだ」
とは言え私も初めは知らなかった訳で、やはり渋谷市長から様々な話をお聞きし、なるほどなと思うわけです。市長が、今回、複十字病院に行かれて、インドネシアの保健省の局長の話を教えて下さいました。その局長は複十字病院・結核研究所で結核治療の研修を受け、その後インドネシアに戻られて治療を始める時に、「私が持っているこれは清瀬ナレッジだ」、「清瀬の知識だ」と言われたそうです。このように「清瀬」というワードが国際的になっているほどに、この清瀬市のインテリジェンスの発信が高いということを、もっとアピールしてよいのではないかと思います。

複十字病院
世界各国から医師や研究者が研修に集まる

キヨセ発の健康情報誌を
せっかく昼間、それほどすばらしい方々が清瀬に来ているのに、そうした方々をうまく生かし切れていないんじゃないかなと思います。今、別のテーマで、小山健康福祉部長からご答弁頂きますが、「健康」というテーマで見ると、“健康大学”など、とてもうまくにコラボできている面もあるんです。そこをもう一方踏み込んで、例えば市報のほかに「Ms.スクエア」みたいな女性誌を清瀬市はつくっていますけれども、健康をテーマにした情報誌があってもいいんじゃないかなと思っています。そうした情報誌ができたら、私は、市長対談コーナーという企画を作りますね。例えば、今月は渋谷金太郎市長と工藤翔二院長対談、呼吸器対談とかね、呼吸器対談って、変な対談ですけれども。それから、織本病院の高木由利理事長とか、また、きよせの森総合病院の武谷典子副理事長、両方ともとてもきれいな理事長、副理事長なんですけれども、そういう方々ともぜひ対談記事がばんと載ったりすると、これも一つ、清瀬市のアピール側面としてはすごくいいのではないかなというふうに思います。

キヨセの知を生かした清瀬野菜の売り出し方
そういう意味で、私が申し上げました、明治薬科大学とコラボレーションして、農家の方々と新たな健康によい野菜づくりのようなことも是非ご検討頂きたいと思います。私、この間、菜の花の種をまいたんですけれども、全部枯らしてしまいました。植物と言っても、種をまいて水をあげれば生えてくるというものじゃないんです。気候を見、土を見、種を見、様々見た上で育てていくということから考えれば、農家の方々ほどインテリジェンスが高い方々はいないんじゃないかなというふうにも思います。

その意味では、私はもしそういうことが実現できるなら、明治薬科大学とコラボレーションで清瀬野菜をつくり、いわゆる、今、最近はやっているのは、清瀬産野菜で「私がつくりました」と顔写真があるみたいな、ああいうのはありますけれども、そうじゃなくて、「このニンジンはこういう栄養効果があり、私のところでとれたニンジンはベータカロチンがほかのところよりも高いんです」とか、そういう何か栄養価が書かれるような、それが一つ、清瀬スタイルの野菜の売り方として定着すると、なるほど病院のまち清瀬らしい野菜の売り方になっていくんじゃないかなと思ったりもするんです。

コミプラで野菜の屋内栽培を
それからまた、別な意味では、コミュニケーションプラザにちょっと空きがあるんですけれども、ああいうところを利用して、屋内栽培ができるような水耕栽培、かつてパソナという大手町に本社がある人材派遣会社が、もともとあそこは銀行の跡を借り受けて本社にしたパソナなんですけれども、そこに大きい地下金庫があるんですよ。見せてもらいましたけれども、その地下金庫が、もう一面、田んぼというか、稲を栽培しているんですね、屋内栽培で。水のみでお米をつくるというふうになっていて、だから屋内栽培、つまり水耕栽培という研究も、かなり今、進んでいますよね。そういったことを、コミュニティプラザを使ってできないかとか、そういうこともやはり清瀬市の持っている知性と清瀬市とのコラボレーションのあり方じゃないかなというふうに思うんです。

そういう意味では、コミュニティプラザの空き教室を使って、シリコンバレーのように若手のIT、プログラミングの人たちを入れてつくるような、つまり、工場をぼんぼん建てて収益を、みたいなことではなくて、もういわゆる頭で稼ぐ人たちを育成していくようなこともできないかなと思ったりもします。

スマートタウン・キヨセ
そういうふうに、昼間の人たちが、ある種、いっぱい頭のいい人たちが来るんですね。私は、やはりこれはスマートシティ、スマートタウン−−スマートというのは、スマートフォンといいますけれども、頭がいいとか賢いとかという意味で使われますけれども、スマートタウンというふうに、もっとどんどん標榜していってもらいたいなと思うんです。

なぜ清瀬にスターバックスがあるのか?
そういう意味では、スターバックスというコーヒー会社が清瀬駅前にありまして、スターバックスというのは、どこの流通チェーンもそうですけれども、ちゃんとマーケティングをして出店するんですね。スターバックスというのは、割と都会に出すんですよ。普通、イメージどおりでいえば、清瀬市なんかに出ないんですよ、本当は。いや、考えてみたら、東久留米駅もないんですよ。ひばりヶ丘駅もないし。所沢駅は、もちろんしようがない、ありますけれども、秋津駅もないし、新秋津駅もないんですよ。大泉学園駅はありますけれども、保谷駅もないし。そう考えると、清瀬の駅前にスタバがあるというのは、これも不思議な話で、インターネットの配信番組でイグザンプラーというのがあって、その中の日本地域査定という都会度をはかる基準として、地域内にスタバがあるかどうかというのがあるんですけれども、清瀬市などは、だからスタバがあるから都会度が高いわけですよ。そういうふうに、スターバックスは、ちゃんと出店しても、そういう人たちが来ているところだから、いわゆる都会的な人たちが来ているから、ちゃんともうかるだろうと思っているわけですね。

スターバックス
清瀬にあるのが不思議なくらいのスターバックス

そういう意味では、私は、清瀬市というのは、そういう人たちを見越した店舗展開というのも少ない気がするんです、ちょっと外れちゃいますけれども、産業振興の意味では。いわゆるお酒を飲むようなところも、そういう人たちが昼間、清瀬市で仕事をして帰っていくときに、ちょっとおしゃれなところで飲みたいなと思っても、居酒屋みたいなものしかないとか、やはりそういう人たちを糾合するような、何か清瀬で癒やして帰ってもらえるようなところがもうちょっとふえてもいいような気もするんですけれども、これは今回の全然テーマじゃないので、あったらいいなと思います。

清瀬で働く知的ビジネスの方々をネット市民に
今回、福岡市がネット上のカワイイ区というのをつくりましたけれども、あれも一つのシティセールスのあり方かなと思うんです。だから、清瀬市もそういうふうにスマートタウン・シチズンみたいな、仮想市民登録みたいな、これに倣って、もし昼間来てくれるような、そういう人たちをぜひ市民登録してもらって、今言ったような市民大学とか、さまざまな連携を図っていただけるようなことができれば、またおもしろいと思いますし、こういうことも、ぜひまた皆様方の一つのサジェスチョンになればというふうに思います。  
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★映画やTVのロケを誘致し、地域振興の起爆剤に

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これは、さきのシティセールス、いかに清瀬市の魅力をアピールし、または再発見していけるかということについてと同じ目的です。

この件は、フィルムコミッションとして、渋谷のぶゆき議員を中心に何度も議会で取り上げられておりますが、この件はやはり父の職業柄、私も一度は取り上げねばならないと思いますし、私自身も20代のころはエキストラや端役の俳優を派遣するプロダクションに所属し、私はイベント制作の仕事をしていましたが、テレビや映画の制作現場をかいま見てきた経験上、ぜひ取り上げさせていただきたいと思います。

ロケーションボックスは、言うまでもなくテレビや映画のロケーション、つまり、スタジオ外撮影のお手伝いをする機関のことです。最近では、東京都を初めとして、さまざまな行政がシティセールスの一環としてこの事業を行っていますので、どのまちであれマンパワーさえあれば始められる事業です。そして、これまでも、清瀬市がいかにロケーションの場所として自然豊かな景勝の地であるかという観点から取り上げられてきました。

今回、私はそうした観点からとは違う切り口でアピールしたいと思います。

これまでのロケ地の誘致は、こちらの要望、我がまちを撮影現場にしてほしいということがまずあり、そのためには、ついてはエキストラの手配も代行します、他の撮影現場の交渉も代行します等、便宜を図って差し上げる、いわば無理を言ってお願いする立場であったと思います。しかし、我が市は必ずしも無理を言ってお願いする立場でもないのではないか。つまり、制作会社から撮影させてください、使わせてくださいとお願いされるくらいに、実は清瀬市はロケーションボックスに向いているのではと思っているのです。

といいますのも、清瀬市には例えば学校や病院を舞台にしたものを撮影する場合、提供できる施設があるということです。コミュニティプラザひまわりは本物の高校ですし、梅園の清瀬園もそうです。また、病院も多数ある。このように、学園物や病院を舞台とした作品をつくる際には、本物の環境を提供できる。また、もしエキストラの手配が必要になっても、市内に大勢いる大学生に声かけすることもできます。ロケの場合、何が大変といって、人の手配ほど大変なことはありません。その意味では、地元に大勢の若者がいるという利点は見逃せません。もちろん、撮影に必要とされるエキストラが若者ばかりとは限りませんが、お年寄りも若者以上にいっぱいいます。しかも、清瀬市は高速道路のインターからも近く、都心から小一時間ほどで来ることができる。東映東京撮影所からも近い。

ともかく、シティセールスという点では、効果のある手法です。何より、市民が我が市を好きになりますし、誇りを持てると思います。ぜひ今後の研究テーマにしていただければと思います。

【答弁/番場清隆企画部長】
ロケ誘致により、積極的に映画やテレビドラマに市内の施設などを提供し、制作された作品を通じて清瀬の魅力を広く発信していくことは、清瀬市のPRや地域経済の活性につながると思っております。最近では、多摩地域で武蔵野市、日野市、八王子市、立川市、多摩市、府中市、福生市、国分寺市の8市に、観光協会やNPO法人、市民団体が事務局となるフィルムコミッションが設立されており、比較的都心からも近い立地条件を生かしたロケ誘致に成功しているようでございます。

しかしながら、その活動には、鈴木議員ご指摘のとおり、ロケ班のための制作者へのロケ地情報の提供や、撮影許可申請の代行、ロケの立ち会い、さらには食事や宿泊施設の手配、エキストラの手配などのサポート体制が必要となっており、まさに多大なマンパワーを要するものとなっております。

現在、ロケ誘致を成功させている多くのフィルムコミッションが、この活動をサポートすべく、ボランティアとして多くの市民の方々のご参加を得て、ロケ現場での立ち会いや、エキストラとして映像制作の過程にかかわることで、郷土愛の醸成はもとより、さらにその作品を見た多くの市民が活動に参加するという市民協働のよい循環が生まれているようでございまして、このようなことがロケ誘致の必須の条件であるとも言えると思っております。

このため、清瀬市でロケ誘致を実現していくためには、過去の議会でもお答えしておりますように、行政だけでの体制づくりは難しいと考えており、市民の皆さんの盛り上がりと、マンパワーは不可欠であると思っております。清瀬市といたしましては、鈴木議員のご提案の趣旨も踏まえ、余り人手を要しない形での誘致展開ができないか、商工会青年部や青年会議所の皆さんがかつて検討していた経緯もありますことから、まず最初に何ができるのかを、商工会やJCが検討してきた内容を見せていただきながら研究してまいりたいと考えております。
 
【再質問】
実は、私自身の経歴もそうなんですけれども、私は議員になる前にいた病院でも、病院をロケに使わせてくれという問い合わせが、そうですね、多分、年間3、4回あるんですよ。ロケハンに来られて、見て、がっかりして帰られるということもよくありました。私がいた病院は、ちょっと建物が古いので、天井が低かったり奥行きがなかったりで、ちょっと撮影には不向きだだったのです。

そういう意味では、さっきも言ったように、制作サイドはロケ地を探しているわけです、どこを使えるかなと。病院をネタにするときに、昭島病院というのがありまして、そこはもうきれいな病院で、「Around 40」だったかな、天海祐希さんという女優が出たドラマがあって、アラフォーというのが流行になりましたけれども、それを撮影した現場なんですが、もう、だから、病院だったら昭島病院というふうに、毎回同じところというのはやはり使いたくないんですよ、制作サイドは。やはりいろいろなところを使いたいと思っていますし、だから、そういった意味では、もう制作サイドはいつもロケーションの最適地を探しているということがあります。

先ほど、部長がおっしゃられたように、もう本当にこっちから「ぜひ来てください」と言うと、「じゃ、あれもします。これもします」と言わなきゃいけない。してあげなきゃ来ないよ、みたいな。そうじゃなくて、「いやいや、もう貸してあげますよ、しようがないから」と言うと、「いやいや、もうお弁当なんて自分で買ってきますよ」とか、そういう話なんですね。もう立ち会いだけで済むみたいなことが、間々あると思います。

先ほど言いましたように、学校物にするには、もう誰にも迷惑をかけなくてもいいところがありますし、制作サイドからすると、シリーズ物だったらいいですよ。「金八先生」みたいにずっとやるのなら、もうスタジオの中にそういうセットをつくってやるんでしょうけれども、単発物でちょっとだけ使うんだったら、そんな、スタジオに一々セットなんかをつくっていられないので、撮影に来たいわけですね、既存のものを使って。そういった意味では、窓口さえあれば、「うちは何もしないけれども、貸すだけならいいですか」と言ったら、「ぜひ貸してください」と言うと思うんですよ。

私は、そういう意味では、東京ロケーションボックスという東京都がやっているロケーションボックスに、まず施設だけを、窓口をお借りして、そこに登録しておくということだけでもいいような気はします。特に、「うちはもう、すみません、人数がいないので、あれこれできません」という注釈つきで、まずはそういうことで登録だけしておいて、撮影に使っていただくというようなこともできたらいいかなと思います。

あと、もう一つ、コミュニティプラザとか、さっき言ったような建物、箱物だけじゃなくて、やはりひまわりフェスティバルですね。ヒマワリがいっぱい咲いたあの現場を、何かロケに使いませんかというようなこと。そういう意味では、私、ヒマワリ畑を使った何か企画を市民公募して、きのう、「ヒマワリ畑でつかまえて」というお話がありましたけれども、ああいうようなラブロマンスを、ちょっと簡単なプロットをつくって、誰か、是枝監督でもちょっと、ぜひこれを使ってくださいと。「河童のクゥと夏休み」もそうじゃないですか。一つの着想からどんどん膨らんでいって、東久留米市を舞台にしたアニメーションができたというのと同じように、一つの小さな企画が大きなものを生んでいくということは間々あることなので、ぜひロケーションボックス、もし登録をしていくようなことがあるなら、清瀬のヒマワリ畑もぜひ登録していただけると、またおもしろいなというふうに思います。

【解説】この一般質問の後、役所全体としてはこうした取り組みははないが、各所管課では個別に東京ロケーションボックスに登録していることがわかり、引き続き予算特別委員会にてそれを広報課でまとめてサイトアップしてほしいと要望しました。  
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★病院の街にふさわしい健康推進の充実を

病院の街にふさわしい医療充実の街へ

今回、一貫して申し上げています、清瀬市の特徴の筆頭はもちろん、病院のまちです。その「病院のまち清瀬」が、いかに市民の健康に力を入れ、市民の生命を守っているのか、大事な観点だと思います。それが大きくはシティセールスにもつながってくることと思います。その意味で、今回、私は、市民の健康と生命を守るため、病院のまちにふさわしい健康推進の充実と強化をご提案いたします。

胃がん検診には血液による検査−ABC検査を

まず初めに、健康にとってもっと恐ろしい病気の一つはがんです。言うまでもなく、がんは、我が国の死因の3割を占め、1981年以降ずっと死亡原因の一因となっています。これほど科学技術の進歩した現代にあっても、いまだその特効薬は見つからず、罹患率、死亡率ともに年々上昇し続けているのです。その治療には、早期の発見と治療が求められ、現在、さまざまな検診によって、それぞれに功を奏しています。しかし、最近の傾向として、できてしまったがんをいかに早く発見するかではなく、がんになりやすい体質を発見する、もしくはその体質を改善するためのリスク検診が盛んになっています。子宮頸がんワクチンも、がんになりにくくするためのワクチン接種であり、また、胃がんにおけるヘリコバクターピロリ菌検査も、がんになりやすいピロリ菌がいるかどうかを診るためのものです。そうした意味では、胃がん検診にはぜひ、呼気によるものやABC検査など血液検査によるピロリ菌検査も検診項目に入れていただき、市民の皆さんが少しでもがんになりやすい体質というリスクから脱していただけるよう、ご検討をお願いいたします。

がん検診には腫瘍マーカー検査を

また、早期発見という観点では、がんに対してより心配な方向けに、腫瘍マーカーによるがん検診も要望があれば受けられるようにしてはいかがでしょうか。もちろん、実費費用負担はかかるとしても、ふだんのがん検診にこうした検査項目があると、より安心であろうかと思います。

市をあげて禁煙奨励を

がんになりやすいリスクからの脱却という点では、最もそのリスクを高めてしまうのが喫煙です。喫煙は、がんのみならず、あらゆる健康被害を誘発するおそれのあるものです。先般、きょうもそうですが、中国のPM2.5なる物質の健康被害が取りざたされております。PM2.5とは、たばこの煙も同様であることが研究者の間では指摘をされています。「中国から流れてくるPM2.5を恐れてマスクをして外出する喫煙者」という笑えないジョークもあるほどです。病院のまちである我が市は、どこよりも禁煙に取り組むべきですし、清瀬市の東京病院や複十字病院、いずれもそもそもは呼吸器系の専門病院です。また、先ほど申し上げました呼吸器界における天皇である複十字病院の工藤翔二院長は、COPD、いわゆる慢性閉塞性肺疾患の大家であります。この疾患は、喫煙などが原因で発症し、呼吸機能が低下していく病気です。いわば、陸にいながら溺れる状態という恐ろしい病でもあります。こうした先生を擁する清瀬市なればこそ、健康のためにどこよりも禁煙に向け力を入れていくべきであろうと思います。

健康教育の推進

いずれにしても、ふだんは暴飲暴食、飲酒、喫煙など健康に頓着しない生活をしながら、一たび病にかかっておびえ暮らすというのはいただけません。その意味では、ふだんから健康的な生活習慣を心がけ、病気になりにくい体をつくっていくことが肝心です。そのためには、いかに健康がすばらしいか、健康的な生活習慣とはどういうものか、しっかりと学習していく必要があると思います。そうしたことを大人も子どももしっかり学んでいく健康教育の推進も、ぜひお願いをいたします。

【答弁/小山利臣健康福祉部長】
議員ご提案の腫瘍マーカーでございますが、調べてみますと、現在、進行したがんの変化を把握するのに使われているのが現状で、早期診断に使えるという意味で確立されたものは、残念ながらまだ少ないようでございます。

しかし、前立腺がんの診断に使われておりますPSA検査につきましては、前立腺から血液に分泌される物質の量を調べることで、早期の前立腺がんの診断が可能と言われており、市では平成18年度から、市の健康診査と同時に50歳以上の男性希望者に実施しております。また、国のがん検診のあり方に対する検討会において、胃がんにおけるピロリ菌の除菌の有効性についてなど、国内外のデータなどを収集し、科学的根拠のあるがん検診の方法などについて検討を行っており、市としましてもその動向を注視し、今後のがん対策を進めていきたいと考えております。

議員からご紹介のありましたCOPDでございますが、平成25年度から始まります国の健康施策である健康日本21(第2次)でも、今後、死亡原因として急速に増加し、その対策が重点課題としております。この病気は、喫煙が最大の発症要因であるため、禁煙により予防可能であるとともに、早期発見が重要であることから、この病気の認知度をさらに高めることも国の目標としております。

市では、新年度より毎月、市報で健康に関するコラムを、清瀬市医師会や歯科医師会などに協力をいただき、掲載することになっております。その中で、複十字病院の工藤先生には、COPDについて寄稿いただく予定となっております。また、平成25年度の健康大学の講演会でもCOPDをテーマに取り上げますので、喫煙の影響などを改めて多くの皆さんに学んでいただきたいと考えております。

議員ご提案のとおり、病院のまちのイメージにふさわしい市民の健康づくりは、私ども行政の立場でも、大きな使命であると認識しております。現在、病院のまちの特徴を生かした健康づくりの一つとなっておりますのが、平成13年度から実施してきております健康大学であると思っております。発足当時から、清瀬市医師会の先生方からも、健康意識の高い市民になっていただきたいという熱い思い、ご意見をいただきながら、現在までさまざまなテーマの講演をいただいてきております。市としましても、このような形で引き続き医師会や歯科医師会など医療機関や大学と連携し、協力をいただきながら、市民の健康づくりを推進していきたいと考えております。

【再質問】
検診率のアップで医療費の削減を

各種診断については、やはり健診率が上がれば、病気になる前に対策ができるわけですから、当然、医者にかからなくて済みます。やはりそういう健診率が上がって未然に病気を防ぐことができれば、医療費の削減もしていけるということだと思うんですが、例えば血液だけでピロリ菌がいるかどうかわかるというようなのも、ある種、画期的ですよね。バリウムを飲まなきゃいけないとかということになると、やはり大変だし、またちょっと被ばくを気にするような方だと、レントゲン検査は嫌だという方もいらっしゃるでしょうし。

血液検査でガンの有無が分かる

腫瘍マーカーについても、ある民間の健康保険組合なんかの健診項目にあったりするんですね。普通の定期健康診断で、腫瘍マーカー検査もある。それで、腫瘍マーカーの数値がある数値以上になると、体の中のどこかにあるかもしれないので、精密検査を受けたらどうですかというようなご案内をしていただけるというようなこともあるというふうに聞いています。

ですから、もちろんこれは自費でというか、本当に健康に対して気を使っておられる方というのは、例えば腫瘍マーカーが検査項目としてあれば、「いや、自費ですから3,000円ですよ」とか「5,000円ですよ」とか、「プラス自費になりますよ」とかといっても、普段はなかなか受ける機会がないので受診される方もいるのではないかと思うんです。なぜなら、やはり病院に行って、「私、ちょっと、がんが心配なので腫瘍マーカー検査をしてください」といっても、簡単にできないということもありますし、そういったことが検査項目としてあればいいなというふうに思います。

市をあげて禁煙奨励を

それからあと、たばこも、やはりこれはやめたほうがいいと思います。これを、本当は清瀬市としては、私が以前に勤めていた病院では、当然、病院は禁煙というのはもう奨励されるべきで、だけれども、吸っちゃいけないということはなかなか言えないので、禁煙奨励という形をとっていました。つまり、禁煙をすると―敷地内に当然、喫煙所はないんですよ、もう一切取っ払っちゃって。禁煙をするとボーナスが出るんですよ、奨励金として。行政でそういうことができるかどうかわかりませんけれども、そういうことがあると、より励みになりますよね。

清瀬に高度ガン治療センターを

病院の街ついでに申し上げると、旧都立清瀬小児病院の跡地にがんの高度治療センターみたいなものが誘致できないか。日本全国には、がんの高度治療センターとして粒子線治療などがあります。重粒子線治療というのは、これは普通のがん治療と違って、普通のがん治療、放射線なんかだと、がん組織だけじゃなくて健常な臓器もやられちゃうと。がん組織だけじゃなくて、ちゃんとしたところもやられちゃうので非常に副作用が強いということがありますけれども、重粒子線治療、粒子線治療というのは、そのがん、患部だけを狙って攻撃をしてくれるので、非常に体に対するダメージが低いという、そういう治療法です。

この粒子線治療を受けられる病院というのは、全国で8か所しかありません。都内にも、もちろんないんです。それは、いろんな要因があるんですけれども、一つは施設が高い、機械が高いということと、それから、例えば重粒子線などはそうなんですけれども、ものすごく広大な面積が要るんですよね。野球場ぐらいの面積が要るんですよ。土地代がかかる、医療機器も高いという意味では、全国に広がっていかないということなんです。

今、がん保険なんかも、特約で高度治療を受けられるような商品もありますし、今後、どんどんそういったことも普及してくることを考えれば、病院の街・清瀬にそうした高度治療センターが一つあってもいいと思います。それは、我々、清瀬市が幾ら頑張ったって建てられないし、それは東京都にお願いして、そういうような方を誘致してもらうとか、スポンサーを探したりしなきゃいけないとか、いろいろあるんですけれども、そういうようなこともあってもいいかなというふうに思います。是非、今後の検討課題にして頂ければと思います。  
Posted by takosuzuki │

2013年05月03日

■今年のチャリティコンサートも大興奮でした!!

チャリティ・コンサート
最後に一人ひとり紹介される清瀬のサックスティーンズ

今年も清瀬市在住の太田聖士さんによるチャリティ・コンサートが開かれました。太田さんは昨年の2月からコミニティプラザひまわりで、市内の中学生たちにサックスを教えて下さっています。昨年のコンサートでも習い初めて3ヶ月の中学生をステージに上げてくださり、プロと一緒に演奏するというかけがえのない体験をさせてくださいました。今年は丸一年、しっかりと教わった子たちと、この春から習い始めた子との混合チームがステージに立ちました。曲目は、“イン・ザ・ムード”と“テキーラ”の2曲です。

素人目でも分かるほど、中学生たちの上達は明らかです。過日、四中の定期演奏会を観に行きましたが、そこでも太田さんから習ったサックスの子たちは、自信をもって、また心から音楽を楽しんでいることがよく分かりました。

チャリティ・コンサートでは十数曲の演奏曲のうち、中学生たちが演奏に絡んだのは2曲でしたが、プロと一緒にスポットライトを浴びるなんて、本当に素晴らしい経験だったと思います。

百聞は一見にしかず、どうぞ御覧ください。




また、素敵な谷合凛さんの歌う“君の瞳に恋してる”もお聴きください。



※昨年のコンサートの様子
素晴らしいコンサート!! 2012.5.9
5/5(土) 感動的なビックバンドコンサート2012.5.9  
Posted by takosuzuki │