2016年11月27日

■第2期目の四中円卓会議、スタートしました。

四中円卓会議

平成26年9月に発足した「四中校区円卓会議」ですが、今年の9月をもって1期2年間が満了し、新たな2年の2期目をスタートさせました。

形式的には奇数月の第3月曜日を例会とし、地域の課題とワンポイント講座を行っていく内容に変わりはありませんが、体制的には分化しました。というのも、清瀬市内で行われている「円卓」は、そもそも小学校区でつくられてきました。小さなエリアの方が細かなコミュニティの状況が見えるからです。しかし、四中円卓を作るにあたり、四小と芝小でなる四中校区の小学校ではまだまだ人が集まっていないという理由から、暫定的に中学校区で始めたという経緯があります。

1期2年が経ち、そろそろ本来の小学校区でやっていこうと、今回「四小円卓会議」が立ち上がり、11/21(月)の四中円卓会議で発足が発表されました。芝小は円卓に先立ち、「避難所運営協議会」がこの春に立ち上がり、先の防災訓練でも清小体育館を借りて、避難所運営シミュレーションを行うなど活発な活動を展開中です。

ということで、上の写真は、今後の四中円卓について、円卓会議議長として私が説明している様子です。

四中円卓会議

この日の円卓会議では、冒頭、清瀬市消費者生活相談センターの太田相談員にお越し頂き、年末に増えてくる高齢者を対象にした詐欺、またメールによる詐欺などについて、細かくその対策を講演して頂きました。

太田相談員は、この2年間12回の例会開催中、今回で3度目の講演となりました。大変に分かりやすく、またユーモアを交えて楽しい講演でした。太田相談員、ありがとうございました。

【関連】
「四中校区円卓会議」発足しました。 2014.9.17記事  
Posted by takosuzuki │

2016年11月25日

■清瀬市恒例の秋の催し、参加しました。

清老連芸能大会

清老連芸能大会

秋は催しが目白押しです。まずは清瀬市老人クラブ連合会主催による「芸能大会」に、11/18(金)、お邪魔しました。清瀬のご高齢の方々は皆さん本当にお元気で、また芸達者です。毎年、参加するのが楽しみな催しの一つですが、残念ながらすべての演目を見れないのが玉にきずです。写真上は私の地元、むらさき会。下の写真は、清親会の演目でした。

【去年の芸能大会】
市老連主催の芸能大会にお邪魔しました。 2015.11.22記事

東京病院祭

東京病院祭

続いて、11/19(土)に行われたのが、今年初めて参加させて頂いた、「東京病院祭」です。清瀬市は病院の多い街であることはご承知の通りですが、病院ごとにこうした地域友好を目的とした催しをやられていると思います。今回、東京病院祭は、渋谷市長と太田院長とで話が盛り上がり、市長か“太古の昔から医療の街だった清瀬”というテーマで講演をするということで、私も見に行かせて頂きました。この催しは、地元商工会も協力して出店を出したり、また市長の講演の他にもも午前中は院長講演や午後はミニコンサートなどが開かれました。私は先日の予算委員会で、こうした病院の催しに市としても協力し、それぞれの病院がどんな設備があり、またどんな病気を得意としているのかPRするとともに、今年から止めてしまった市の「健康まつり」を一緒にやってはどうかと提案しました。今後が楽しみです。

農業まつり

農業まつり

農業まつり

最後は、11/20(日)に行われた「農業まつり」です。これもまた農業の街・清瀬、都市農業の街・清瀬として力の入る催しです。例年よりも盛況で、まだ午前中だというのに、駐車場は一杯で渋滞の列ができていました。同時開催されている、市内の給食についての展示も楽しみなひとつです。地産地消の推進の様子がよく分かります。関係者の皆様、大変にお疲れ様でした。

【去年の農業まつり】
「農業まつり」にお邪魔しました。 2015.12.6記事  
Posted by takosuzuki │

2016年11月18日

■あわじ島まるごと食の拠点施設(南あわじ市)、お帰りなさいプロジェクト(洲本市)、手話言語条例制定(明石市)、視察しました。

会派視察_南あわじ市

去る11/9(水)〜11(金)の二泊三日で、兵庫県の三市、南あわじ市、洲本市、明石市に視察に行ってきました。上の写真は初日の新幹線で見た虹です。とてもクリアでこんな虹は見たことないなと写しましたが、やはり画像ではその鮮明さはでませんね。

会派視察_南あわじ市

新幹線で新大阪まで出てそこから在来線で三ノ宮へ。そこで高速バスに乗って淡路島入りする予定でしたが、在来線にダイヤの乱れがあり、新神戸まで乗って、そこから地下鉄で三ノ宮へ。三ノ宮の高速バス乗り場でも若干混乱がありましたが、無事、洲本経由で、南あわじ市役所に到着しました。淡路島は、縦長の島で3つの市からなっており、南あわじ市は最南端です。洲本市は真ん中、本土よりが淡路市です。

会派視察_南あわじ市

会派視察_南あわじ市

南あわじ市での視察テーマは、「あわじ島まるごと食の拠点施設について」ということで、農漁業では全国有数の産地ではあるものの、やはり高齢化による従事者不足、また後継者不足の問題に直面し、淡路島内の農水産物を集めた直売所や飲食店施設の整備し、合わせて淡路島の『食・観光・住』の情報発信施設としても利用しようという取り組みをレクチュアして頂きました。

淡路島は、何と言っても“たまねぎ”が有名ですが、ここ南あわじ市では温暖な気候を活かして、田んぼを三毛作とフル稼働し、玉ねぎ以外にもレタスなどを作っています。そうした特産品を集めた施設をつくり観光スポット、または市民の地産地消ショップとして活用しているのです。それが、美菜恋来屋(みなこいこいや)です。あいにく、現地視察はできませんでしたが、とても賑わっているそうです。

会派視察_南あわじ市

視察が終わり、夕方、市役所にほど近いビジネスホテルに着くと、ここでも昼に見たよりももっと美しく鮮明な虹に遭遇しました。こんなキレイな虹を一日に二度も見るなんて、とても感激しました。

会派視察_洲本市

翌日は、ホテルの前から路線バスに乗って、淡路島の真ん中に位置する洲本市へ入りました。役所の方がバス停まで迎えに来てくださいました。洲本市役所は、現在建て替えが行われており、築50年の歴史ある建物での視察となりました。そういえば、前日の南あわじ市も建て替えたばかりの新しい市役所での視察でした。上の写真は、役所前での撮影の適所がなかったため、議場で撮らせて頂いたものです。市の記章が、ミッキーのようでした。

会派視察_洲本市

会派視察_洲本市

会派視察_洲本市

洲本市での視察テーマは、人口の流出に歯止めをかけ、将来の洲本市を担う若者の定住を促すとともに、新たな洲本市への移住者を増やす施策である「お帰りなさいプロジェクト」についてです。

この事業は、市外から転入し定住しようとする人を応援するための補助金(転入世帯定住促進補助金等交付事業)や、住宅取得のための奨励金・新婚世帯への家賃補助等(新婚世帯住宅対策補助金等交付事業)、また市内に在住する人に第2子が生まれた場合の出産祝い金の交付、さらに今年度からは、高速バスを利用して島外に通勤している人を応援する通勤者交通費助成金交付事業などからなっており、まあ、いろいろ実効性がありそうな事業をこれでもかと展開しています。

会派視察_洲本市

会派視察_洲本市

午前の視察が終わり、市役所から出てみると、ここらへんはかつてカネボウが明治時代に建てたレンガ造りの工場建物がそのまま残されており、そのレンガ造りの建物のひとつ“御食国(みけつくに)”で昼食をとりました。やはり淡路名物の“しらすご飯”です。レンガ造りの建物が並ぶ町並みとてもいいですね。倉敷のようです。食後余った時間で、市の公共施設を見せて頂きました。

会派視察_洲本市

会派視察_洲本市

会派視察_洲本市

一番上の写真は、食事した御食国の後ろに位置する、図書館です。外は明治時代のそのまま、中はしっかりと今風の図書館でした。二番目の写真は、図書館の裏手にある市民文化体育館です。ここは体育館とともにホール機能も併せ持つ、素晴らしい施設でした。マーチングバンドのドリル練習もできる広さと防音機能、また空調設備もある体育館です。一番下の写真は、洲本城内にある淡路文化史資料館です。淡路島や洲本市の歴史が網羅されている施設です。そういえば、洲本市は司馬遼太郎『菜の花の沖』で有名な高田屋嘉兵衛の出身地というか作品の舞台となったところで、ここの施設の2階にその資料があったそうです。私としては是非見たかったのですが、時間が押せ押せとなり、泣く泣く洲本を後にしました。

会派視察_明石市

洲本市からは高速バスに乗り、来た道を変える形で明石大橋を渡り舞子駅でJRに乗り換え、明石市に入りました。三日目は、海岸沿いに建つ明石市役所にて「手話言語条例制定」について視察しました。明石市役所は新しくはないものの大きな役所で、撮影場所は議会棟の前です。

会派視察_明石市

会派視察_明石市

視察の冒頭、明石市の泉市長から条例制定の概略の説明がありました。様々なところに視察に伺っていますが、市長さんがご説明にあたってくださったのは初めてです。弁護士また衆院議員を経て、2011年に市長になられ、リーダーシップを発揮され様々な施策をうつ中で人口減少は関西で唯一、V字回復をしたそうです。エネルギッシュな話の後、公募によ採用されたご自身も障害を持つ担当課長より詳細のお話を伺いました。障害者施策そのものが、先の泉市長の一丁目一番地の施策だそうで、障害者差別をなくし、また障害者であっても、またはであればこそ万全のコミュニケーションができるよう、細かな手を打たれていました。

会派視察_明石市

視察後、役所前に広がる瀬戸内海、また明石大橋を撮りました。帰途もダイヤの乱れがあり、新幹線に乗るまでに大変苦労しましたが、視察そのものは、かつてないほど、それぞれ大変に実りあるものとなりました。  
Posted by takosuzuki │

2016年11月14日

■「菜の花プロジェクト2017」始動しました!!

菜の花プロジェクト

今年も来年の満開の黄色い絨毯をめざして“菜の花プロジェクト”が始動しました。去る11/7(月)、去年よりも10日ばかり遅く種まきを行いました。本来は、霜がおりる時期にはしっかりと根を張らせたいためより早くに種をまきたかったところですが、あいにく都の許可がなかなか下りず、11月にずれ込んでしまいました。また、許可が下りてすぐの種まきだったため、お声かけできる人も限られ、少人数での種まきとなりました。

菜の花プロジェクト

職員の方が私物のトラクターを持ってきて下さいました。大きな石もゴロゴロしている荒地ですので、トラクターを傷めてしまいます。本当は持ってきたくなかったでしょうに、申し訳ないことをしました。

菜の花プロジェクト

しっかりとフワフワに耕して頂いた後で、私を含めた市民ボランティア4名で、種まきをしました。その後、職員の方が水をかけるなど、仕上げをしてくださりこの日の作業はお終いです。

このプロジェクトは、水とみどりの公園課が所管しています。毎年毎年、大変にお世話になります。ありがとうございます。無事、芽が出て、来春花の咲くのを楽しみにしています。

■参考
「菜の花プロジェクト」成功しました。 2016.4/12記事  
Posted by takosuzuki │

2016年11月13日

■「第45回市民文化祭」にお邪魔しました。

市民文化祭

市民文化祭

去る11/6(日)、秋の恒例行事であり今回で45回目となる「市民文化祭」にお邪魔しました。心を痛める事件や事故が起きる日常生活の中で、この文化の祭典にお邪魔することは心休まる一服の清涼剤です。

今回は、けやきホールの催しにはお邪魔できず、アミュービルの展示部門のみの鑑賞となりました。毎度のことで、アミュービルの最上階の生け花、お隣の絵手紙を拝見します。

市民文化祭

市民文化祭

続いて階下の川柳コーナーでは、何気ない日常を詠んだとても楽しい川柳が並びます。会の方々と写真を撮って頂きました。

市民文化祭

市民文化祭

そして、私がもっとも心動かされるのは、“海の会”によるこの「書」のコーナーです。この美しい流れるような筆文字にじっと見惚れているひと時が、とても癒される時間です。

市民文化祭

最後は、写真コーナー。写真も好きですね。特に、清瀬市を撮った写真は、同じ素材を日常的に見ているだけに、ああこんな風に撮れるのだなあと感心してしまいます。

また来年も素晴らしい作品の数々を楽しみにしています。御出展された方々の益々のご健勝をお祈りいたします。  
Posted by takosuzuki │

2016年11月04日

■保幼小中一貫教育について(日南市)、実践的な防災教育について(志布志市)、視察しました。

宮崎視察

去る11/1(火)〜2(水)と一泊二日で、初めての九州視察へ行って来ました。九州や北海道は旅費もかさむため、そうそう頻繁には行くことができません。しっかりと実りある視察にするため、事前学習を開いて臨(のぞ)みました。

日南海岸「鬼の洗濯板」

宮崎空港に着いてから現地までは、日南線で海岸線をトコトコ揺られて向かいます。途中、「鬼の洗濯板」があったりする景勝の良いローカル線です。

北郷小中学校


北郷小中学校

まず最初の視察は、日南市北郷にある「学びの杜 北郷学園・北郷小中学校」です。ここは、幼稚園と保育園の機能を融合した「認定こども園」における『幼児教育』と、施設一体型の施設における『小中一貫教育』を、同一施設内に整備し『幼小中一貫教育』を行っている学校です。

北郷小中学校

手前の右側にあるのが「認定こども園」、奥の建物が小中学校です。写真の左側には小中で共有する校庭があります。

北郷小中学校

校内での学年の呼称としてては、中学生は、7・8・9年生となります。小学校修了時で違う学校に行くのではなく、基本的にはそのままスライドして上位学年に上がりますが、一応、7年生からは制服となります。

北郷小中学校

それぞれの学年の授業風景も拝見しましたが、一貫教育とは関係がありませんが、すべての教室で、電子黒板を使ったデジタル教育を行っていたことです。大型のモニターはタブレット式で、画面を直接タッチして操作することができます。

北郷小中学校

北郷小中学校

一貫教育の良い面悪い面多々伺ってきましたが、良い点の代表的にものにやはり“中一ギャップ”の解消であり、上級生が下級生の面倒をよく見ることだと仰っていました。悪い点の代表は、人間関係の固定化であり、また、それぞれ単独校の場合、小6が最上級生として責任感を養うことができるが、ここでは小6は最上級ではないため、そうした責任感が醸成しにくいそうです。

志布志市通山小学校


志布志市通山小学校

続いて二日目は、鹿児島県志布志市の通山小学校における『実践的な防災教育』です。それもそのはず、この小学校ではウミガメの産卵保護に取り組むほど海岸からすぐ近くにあります。万一、津波が押し寄せた場合、避難の成否が生死を分けます。その意味では、日頃の防災訓練も半日かけた大掛かりなものと、ショート訓練と呼ばれるとっさの避難行動を養うものと、趣向を凝らし、また日常的に行われています。

下の写真は、子どもたちによる“地域の防災ハザードマップ”です。学校の周囲、また通学路など、どのように危険で、どんな注意が必要か地図上に書かれています。

志布志市通山小学校

また学校の裏手には高台があり、津波の際に駆け上がれるよう、3.11後に階段が3か所作られたそうです(※矢印のところ)。生徒たちは、地震速報が校内に流れた際に、それぞれどのコースを辿(たど)ってこの階段に行き高台に行くか日頃よりシミュレートしています。

志布志市通山小学校

志布志市通山小学校

今回の視察は二ヶ所とも学校現場を見せて頂きました。いずれも清瀬市で応用したいヒントをたくさん掴むことができました。それぞれの学校の生徒さんには、校内で行き会うたびに元気な声でご挨拶を頂き、大変感動しました。また、授業を邪魔してしまい大変に申し訳ありませんでした。是非、清瀬でも近い将来提案していきたいと思います。

なお、上記写真の一部は、議会事務局・樋熊さんよりご提供頂きました。ありがとうございます。  
Posted by takosuzuki │