2017年01月24日

■四中円卓会議、開催しました。

四中円卓会議

昨年の9月で発足から丸2年が経過し第2期目となった四中円卓会議の2回目となる定例会が、去る1/16(月)、四中の図書室にて行われました。

既に四小円卓会議も発足し順調に会議を重ねており、芝小円卓も発足へ向け準備会が行われようとしている中、そのふたつの円卓の連絡会議的な意味合いを持つことになった四中円卓会議です。

四中円卓会議

今回の“ワンポイント講座”は、『インフルエンザとノロウィルスつにいて』、清瀬市役所の保健師さんにお越し頂き、健康にこの冬を乗り越えようと学習しました。

四中円卓会議

インフルエンザやノロウィルスの予防は、何しろ感染防ぐための手洗いとうがいです。講座では、私たちの日常の手洗いがちゃんとできているかを、簡易キットによって確かめました。いやいや、意外と洗えてないものですね。参加者一同反省しました。

四中円卓会議は、奇数月の第3月曜日の14時から四中図書室で行われています。参加対象は、地域をよくしたいと思っていらっしゃる方です。是非、お越しください。

【関連】
第2期目の四中円卓会議、スタートしました。 2016.11.27記事
「四中校区円卓会議」発足しました。 2014.9.17記事
  
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2017年01月06日

●「中里団地入口バス停の建屋ごと移設」実現しました。

「中里団地入口バス停の建屋ごと移設」実現しました。

去る12/7、中里団地入口バス停の建屋ごとの移設が完了しました。

これはなかなかややこしい話しで、そもそも2年前の大雪でバス停の建屋が壊れ、予算の問題ではなく難しかった修復を2年越しでやっと実現した矢先、今度は東京都からそのバス停の地下にある雨水管工事があるためバス停を移設するよう話があったのです。むろん、バス停のある土地・道路管理者は東京都なので否も応もありません。しかし、移設先となるとこれまでのように広い土地がある所ではなく、どう考えても狭い歩道にしか移設できません。そこで、なんとか建屋ごと移設できるようにしてくれよと、2016年9月議会で要望していたのです。

中里団地入り口バス停について/平成28年9月議会 2017.1.5記事

建屋の修復には2年かかりましたが、今回の建屋ごとの移設は9月の要望からたった3カ月で実現しました。移設なんて建屋ごとそのままエイッともって行けばと簡単に考えがちですが、一旦ばらして組み立て直す訳ですから、大変です。移設先の土地の認可もいります。当然、解体、移設、再組み立てとお金もかかる訳です。

新しい中里団地入口バス停

中里団地の方々からすれば30mほど遠くなりましたが、従前と同じ広さの待合スペースが確保できました。お許しください。

新しい中里団地入口バス停

また近所の方ではない方のために、位置関係を下図に記しておきます。たかだか少しの移設ではありましたが、簡単な話ではありませんでした。実現できたのは、担当課のご努力と清瀬市の誇る“営繕部隊”のお蔭です。このチームあればこそ、本来外注して百数十万かかる工事を低予算で可能にしたのです。ありがとうございました。

新しい中里団地入口バス停地図


【これまでの経緯】
「中里団地入口バス停建屋の修復を」実現しました。 2016.7.19記事  
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2017年01月05日

★2020年東京オリンピック・パラリンピックへ向けた清瀬市の目標設定を/平成28年9月議会

2020年東京オリンピック・パラリンピックへ向けた清瀬市の目標設定を

この夏、日本中を熱狂させたリオオリンピックは、数々の名勝負・ドラマとともに日本最多のメダルを獲得し、終了しました。パラリンピックもいよいよあすからスタートし、多くのメダルとドラマが期待をされています。改めてオリンピック・パラリンピックの持つ国民意識の高揚を感じるとともに、4年後の次回が東京で行われるということも、今回の熱狂につながったものと思います。

東京オリパラ2020の年は清瀬市市政50周年の年

さて、次回の東京オリンピック・パラリンピックの行われる2020年は、我が清瀬市としても市制50周年の年であります。オリンピック・パラリンピックが自国、我が都市で行われるだけでも大変なことであるのに、それに我がまちとしてもアニバーサリーが重なるというのはとても貴重であり、とても幸運なことではないでしょうか。清瀬市として、市制50周年たる2020年、その年に何をするのかも大事なことではありますが、そこへ向けてのそれまでの時間をどう使っていくのかもまた非常に大事なことであります。

オリンピック・パラリンピックについては、日本として、そしてまた東京都として、4年後の大成功に向けたキャンペーンは始まっており、4年後への期待感はいや増して高まっております。

そこで、我が市としても、2020年市制50周年へ向けたキャンペーンをシティプロモーションの一環として計画してはいかがでしょうか。この件に関して、3年前の2013年の12月議会にて提案をさせていただきました。もう一度、再確認をしてまいります。

市制施行50周年―。2020年をオリンピック同様に盛り上げよう!! 2014年4.9記事

一つ、50周年プロジェクトとして、5年前の2015年あたりからスタート。まずは、2020年が市制50周年であることを市民の皆様に知っていただくキャンペーンから始まる。そしてまた、庁舎も新しくなることを認知させ、期待感を高める。2015年はもう過ぎてしまいましたので、区切りのいい3年前である来年あたりからスタートをしてはいかがでしょうか。

2番目、市民を巻き込んでのキャンペーンを行う。例えば、その年へ向けたプレイベントとして、キャッチコピーの公募や50周年ロゴマークの公募、また清瀬市のイメージソングを公募するなど、そしてまた、それらの選考委員として市民のほか、澄川先生など市内在住の著名な方々にお願いしてはどうでしょうか。

3番目として、その他、東京オリンピック・パラリンピックのようにピンバッチをつくる。また、役所を挙げて動画をつくり、ユーチューブにアップする。そのときは、フォーチュンクッキーの話をさせていただきました。

4番目、メイン行事となる記念式典は、東京オリンピックの終わった夏以降に行い、東京オリンピックは8月9日で終了。その後、余韻の冷めやらぬ中をパラリンピックが始まり、清瀬市ではひまわりフェスティバルがスタート。その後の10月の市民まつりを中心に、50周年記念式典を行ってはどうか。

5番目として、本市が毎年行っている全てのイベントに50周年記念の冠をつける。3年前の提案では、それまでのキャンペーンと、そしてまたその周年事業として2020年に行う事業両方を総括的に提案させていただきました。今回はどちらかといえば、その年までの4年間に何をしていくのかについての問題提起です。市民にとって誇りの持てるまち、好きになってもらえるまちになるための運動論としてのキャンペーン、ご所見をお伺いいたします。

【答弁/今村広司企画部長】
リオオリンピックでの日本選手の活躍は、私たちに大きな感動と活力を与えてくれました。あしたから始まるパラリンピックにも大いに注目をしたいと思います。

さて、いよいよ4年後は東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。リオでの熱狂をそのまま引き継ぎ、日本中が盛り上がっていくものと思います。そのような中、2020年、平成32年、清瀬市は市制施行50周年という大きな節目を迎えることになります。清瀬市が歩んできた道のりや先人たちが残した足跡を振り返るとともに、郷土への誇りと愛着をより強く持っていただけるような契機にしたいと考えております。

シティプロモーションは、地域の誇れる歴史や文化、自然、人や施設の価値を再認識し、その魅力に磨きをかけ、市内外に発信することで定住人口や交流人口の増加を促し、地域の活性化の原動力にしていくことでありますが、シティプロモーションを進めていく上で何より大切なのは、市民の皆さんとともにつくり上げていくことで、市民の皆さんの郷土への愛着や誇りを高めていただくことであります。そうした意味でも、2020年市制施行50周年という大きな節目に向けて、これからの4年間、市民の皆さんとともにさまざまな取り組みを検討していくことは、清瀬市の持つ魅力を再認識し、郷土への愛着や誇りを高めていただく絶好の機会だと思います。

清瀬市のまちづくりの基本理念である「手をつなぎ 心をつむぐ みどりの清瀬」、そして第4次長期総合計画に掲げる将来像の一つである「都市格が高いまち」の具現化に向け、市民の皆さんを初め、清瀬市にかかわるさまざまな方々と連携協働しながら、市制施行50周年に向けたキャンペーンを進めてまいりたいと考えております。
市政50周年へ向け50のチャレンジを


要するに、いつから市制50周年は2020年なんだということを市民に対して告知するかというタイミングなんだと思うんです。ぜひ、私はタイミングとしたら今でしょう、だと思うんですよ。やっぱりオリンピック・パラリンピックが終わったこの直後の余勢を駆って、終わったねという焦燥感、人々の心の寂しさのすき間に入り込むように、市制50周年なんだということをぜひやっていただきたいと思うんです。

東京オリンピック フラッグツアー2020年の東京オリパラへ向け、さっそくフラッグツアーとして機運醸成イベントが始まった


私、そういう意味じゃ、何か事業をするということではなくて、例えば市報の冠に英語でトワード、何々に向かって、「Toward 50th KIYOSE 2020」とか、何かそういうところに少しずつ2020年は市制50周年なんだよということを告知していくような冠づけをしていくとか、さっきも言いましたが、ピンバッチをつくっていくとかそういうような、これはピンバッチつくったらお金かかるが、あんまりお金がかからない範囲の中でキャンペーンを始めていったらどうかなと思うんです。

要するにキャンペーン、じゃ何をするかということが、私が何度も言っているようにこの50周年そのものでなくて、キャンペーンで何をやるかと言ったらば、50周年にちなんでチャレンジ50、50の科目を挑戦していこうというのをつくっていったらいいんじゃないかなと思うんです。

新庁舎の竣工を市政50周年事業として2020年度内に

私、その一つとしては、ぜひ市庁舎建設というのもチャレンジ50の一つに入れてもらいたいんですよ。一応、さっきからお話出ていますように、早くつくったほうがいいんです、庁舎は。もう決まっちゃったんだから。早くつくって、次に行く。野塩地域センターの耐震補強をする、下宿体育館の耐震補強をする。何も拙速につくれと言っているわけじゃなくて、決まったわけですから。今のところは、2021年の春に引き渡し予定だと伺っておりますが、それを何とか年度内、きのう渋谷議員の議論の中で、年度内なのか暦年なのかという話もありましたが、私は年度内派なんですが、2020年の4月から2021年の3月までを50周年と位置づけて、その年度内に市庁舎の竣工、そしてまたオープンを目指していく。それに目指していくという意味でのチャレンジ。そのチャレンジ項目を50個つくるんですよ。道路交通課だったら、冠水ゼロを目指すとか、各部署で待機児童ゼロを目指すとか、言うのはただだから、言うのはただと言ったらあれだね。できないとまた役所の場合は怒られちゃうので、できるかできないか、要するに金メダルとれるのか、銀メダルなのかとメダリストが頑張るように、我々行政の人たちも2020年の市制50年に向けて、一つの目標設定をつくって、それに向けて頑張っていくという姿をこの3〜4年の中で見せていくということが大事なんだと思うんですよ。

今回、市庁舎の設計業者が決まりました。私もその施工業者の作品とかというのを見せていただいたり、またプレゼンにも参加をさせていただく中で、工期圧縮を図られたり、そしてまた費用負担圧縮を図られたりとか、そういう頑張る業者だと伺っています。そういう意味では、ぜひそういうところも工夫して、何とか2020年度内、市制50周年までにつくれるように頑張っていけないかなと、ぜひご努力をお願いいたします。

これまでの周年事業の取り組みは

ちなみに、10周年、20周年、30周年、各今まで清瀬市がやってきた周年事業で、どんな事業というか、ことをされてきたのか。きのう黒田部長が10周年のときに道路のネーミングという話をされていましたが、そういうようなこと、どんなものがあったのか部長、もしおわかりでしたら。
【答弁/今村広司企画部長】
10周年の際には、市民まつりが10周年ときから記念して始まっております。また、きのうありました道路の愛称の制定ですとか、市民憲章も10周年のときに制定をしております。

20周年のときには、清瀬10景の絵はがき集をつくったり、市報の縮刷版、市勢要覧の発行などをしております。

30周年のときは、シンボルマークのキラリを制定しまして、シンボルマークの入ったTシャツとポロシャツを販売したり、清瀬市の歩みの写真展などを実施しております。

40周年は、まだ記憶に新しいところかと思いますが、けやきホールがちょうどオープンしましたので、そのときにあわせてオープンのセレモニーと記念式典、そして市勢要覧の発行、また多摩26市の中で、そのときに40周年を迎えた市が連携しまして、ふれあいイベントラリーの実施などをいたしました。

10年、20年は渋谷邦蔵市政でしたか。30年、40年は星野市政だったと思うんですが、今度50年は渋谷金太郎市政でのアニバーサリーですので、ぜひ躍動感、ダイナミックのある50周年事業をご立案ください。  
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★野塩団地に「たこ公園」の復元を/平成28年9月議会

野塩団地に「たこ公園」の復元を

日本とって、今年最大のトピックがオリパラだとすれば、清瀬市にとってそれに次ぐ大きなトピックは、「海よりもまだ深く」映画の上映だと思います。やはり清瀬市という市名がしっかりと特定されての、ましてや我が市出身の世界的に著名な映画監督による映画ということで、我が市にとってこれ以上はないというほどのプロモーション効果があったと思います。

さて、その映画の中で、ラストの大変重要なシーンで使われたタコ滑り台は、あの映画を象徴する非常に印象的なオブジェとなりました。映画の設定上、旭が丘団地内にあることになっていましたが、言うまでもなく野塩団地にかつてあったものです。残念ながら、その映画の直後、団地の建て替えにより撤去をされてしまいました。

タコ公園のタコ滑り台
在りし日のタコ滑り台

映画撮影中のタコ公園
映画撮影中のタコ公園

しかしながら、あの映画が不朽の名作として鑑賞され続ける中で、ごらんになった方がせっかく清瀬市に関心を寄せてくださっても、あのとてもユニークで印象的な遊具が現存しないのは大変に寂しいことです。

そこで、現在野塩団地が建て替え、再整備中であることから、団地内の公園整備の中にもう一度あのタコ滑り台を復元していただき、あわせて柳瀬川回廊の重要なポイントとして位置づけてはいかがでしょうか。

野塩団地自治会が設立25周年を記念して作成した記念誌によれば、あのタコ滑り台は昭和43年に設置されたそうで、滑り台の設置費用は約80万円だったそうです。製作した業者は、前田屋外美術株式会社という現在も渋谷区にある公園などのデザイン設計施工を手がける会社が行ったと記されています。

これもまた、市制50周年の事業の一つとして事業化することを提案いたします。

【答弁/黒田和雄都市整備部長】
野塩団地の「たこ公園」につきましては、映画監督である是枝裕和監督が9歳から28歳まで実際に住んでいました清瀬市の旭が丘団地を舞台に、都営野塩団地にありましたタコ公園や清瀬駅、和菓子屋などをロケ地にした映画「海よりもまだ深く」が、今年最大の話題となりました。これにより、清瀬市が市内外に広く知られることとなりました。

さて、撮影時の野塩都営団地にありましたタコ公園は、現在、都営住宅の建て替え工事により取り壊されてなくなってしまいました。今後の公園整備につきましては、今後策定予定である地区計画の中で、地域に密着した公園を適正に配置する等の記載がされております。この公園の場所が確定しますと、次は具体的な整備内容になってまいりますので、その協議の中で、住民、そして市の要望としてお話をしたいと思っております。

また、そこを柳瀬川回廊の重要なポイントとして位置づけられないかにつきましては、回廊自体の中に通常の公園を位置づけることは難しいと考えますが、このたびの映画による影響もございますことから、議員のご提案を現在立ち上げた柳瀬川回廊事業推進検討委員会にご紹介し、ご意見を伺ってまいりたいと思います。

タコ公園、タコ滑り台については、あんまり地元民としては、映画の後あっさり壊させてしまいました。もう、すぐ壊されちゃったんですね。特段残しておこうとかという声も一切起こらずに。それは、一つは建設が、野塩団地の建て替え工事が遅れたということもあって、早く建替えてほしいという住民ニーズがあり、まさか公開時にこんなに盛り上がるとも思っていなかたものだから、跡形もなく壊されてしまいました。当時は80万円でできたらしいですが、その後、いろいろ部長にも調べていただいたら復元には結構な額がかかるらしいということで、そんな額を東京都が出してくれるのかということもありますが、ぜひ要望してみてください。

在りし日のタコ公園
在りし日のタコ公園

例えば、今我々河川大会なんかで調布駅に行くと、なんちゃってタコ公園みたいのがあって、調布駅前に。ああいうのをちょっともらってくるとか、何かそういうことができれば、一つの野塩団地の、要するに遊具そのものとして残すのか、もしくはモニュメントとして、野塩団地といえば、今回映画にもありましたが、給水塔とタコ滑り台ですから、かつて野塩団地にはこの給水塔とタコがあったということがわかるような話を、そういう話をしていたら、ある人が太田隆司さんにつくってもらったらいいんじゃないかなんて言っていましたが、この間、市長お友達になられましたよね。ぜひ機会があったら、これを題材につくってくださいとちょっとお願いしていただければと思います。  
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★ゲリラ豪雨による冠水対策を/平成28年9月議会

ゲリラ豪雨による冠水対策を

今年の台風、とりわけ台風9号による豪雨は、清瀬市の観測史上2番目となる時間71ミリを記録いたしました。時間当たりの過去最大雨量は、2011年7月5日の集中豪雨で、73ミリです。そのときも市内では道路冠水が発生し、それに伴い家屋も浸水という状況がありました。その後、今日までの5年間でそれに匹敵する50ミリを超えようとする雨量はありましたが、行政としてもさまざまな対策を講じていただき、道路冠水はあるものの、それに伴う家屋への浸水被害はなかったように思います。

台風9号(2016年)による市内の被害状況について

ところで、今回の9号では、この5年間になかった被害の様子が散見されました。そこで今回の道路冠水などの被害状況についてお伺いするとともに、いずれ家屋浸水に、とりわけ家屋浸水の著しい箇所をお伺いするとともに、それについての今後の対策についてお伺いをいたします。

【答弁/黒田和雄都市整備部長】
初めに、台風9号の冠水状況でございますが、8月22日の台風9号では総雨量が170ミリに達し、朝から降り出した雨は午後3時までの6時間で142ミリという記録的な豪雨でございました。また、豪雨による市内の被害状況につきましては、けやき通りや柳瀬川通りなど、冠水が15か所、中里、下宿地域など市内の11か所で住宅の床下浸水の被害が発生しており、現在、下水道課で進めている雨水幹線整備事業の早急な整備の必要性を改めて認識したところでございます。

しかし、ご承知のとおり、この雨水幹線整備には膨大な時間と経費がかかりますことから、その間、少しでも道路冠水を低減できるような雨水対策に努めているところでございます。具体的には、道路上に雨水を地中に浸透させる施設、いわゆる浸透井や雨水ますの浸透化、集水ますの集水機能の拡大を図ったグレーチングの設置などでございます。

これまでに行ってきた対策で大きな効果があらわれた例をご紹介いたしますと、浸透井や雨水ますの浸透化については、清瀬駅北口西、西武バス車庫付近などに、またグレーチングにつきましては、秋津駅8号踏切付近や野塩五丁目志木街道いなげや付近などに設置してまいりました。

設置後の全体的な状況といたしますと、たびたび冠水していた箇所が冠水せず、一定の効果を得られたと考えておりましたが、今回の台風9号においては、先ほど申し上げたように170ミリという総雨量により、全ての冠水箇所の冠水を完全に防げなかった状況もございました。しかし、仮に浸透井やグレーチングを設置していなかったら、被害の状況が確実に拡大化していたのではないかと考えているところでございます。

一方では、市内には一部の住宅地において、屋根に降った雨水を道路や側溝に流してしまう構造の住宅もまだまだ数多くございます。実はこのことも道路冠水を助長する要因の一つとなっております。市ではこれらの住宅に対して、雨水浸透桝の助成制度を実施しております。ぜひともこの制度を活用して、屋根に降った雨水を宅地内で浸透していただけるよう、引き続きPRに努めてまいります。またあわせて、定期的な集水ます等の清掃も市のほうで実施していきたいと考えております。
ゲリラ豪雨による道路冠水は

次に、ゲリラ豪雨です。今回、いっぱい質問出たんであれなんですが、今も言っていますようにまずは大きな災害ということではなくて、まずは冠水という部分で言えば、今お話ありましたように道路冠水は本当に多くありました、今回清瀬市でも。これはもう車が通れなくなっちゃうんじゃないかと思うような。現実問題として、車が通れなくなって通行止めになった道路冠水というのがあったのかどうか、お伺いいたします。

道路冠水の様子
冠水した中央公園前の道路(中村清治議員提供)

【答弁/黒田和雄都市整備部長】
通行止めにしたところはございました。例えば、東光院前、それとあとけやき通りの清瀬中学校付近から都営住宅の終了する部分、それとあと清瀬第八小学校の裏のほうの通りです。と記憶しております。
いわゆるアンダーパスみたいに入っちゃうと水没しちゃって、にっちもさっちもいかなくて溺れちゃうとかということじゃなくて、そこ入っちゃうともしかしたら車が動かなくなっちゃうかもしれないという意味の通行止めということですよね。東光院下も随分よくしていただきましたが、何はともあれ71ミリの雨というのは、やっぱり生半可な対応策じゃどうしようもないということですよね。

住宅冠水はあったか

道路冠水、それも大変大事なんですが、その道路冠水に伴う家屋浸水というのが今回幾つかありました。家の中入っちゃうというのは、これ本当困ったもので、いわゆる商店なんかはバリアフリーになっていますから、初めから地続きになっているんで、水が入ってきちゃうということもあるかもしれませんが、おうちというのは基本的にはちょっと高くなっているわけで、そういう中で家屋浸水があった場所というのは、何か所ぐらいありましたか。
【答弁/黒田和雄都市整備部長】
私の記憶では、2〜3カ所で敷地の中に水が入ってきた所があったと思います。
敷地の中に入ってきたもそうなんですが、床上、床下、つまり居住スペースに入ってきたというような、そういうことはありましたか。
【答弁/黒田和雄都市整備部長】
申しわけございません。先ほどの答弁の中で申し上げたように、住宅の床下浸水被害は11か所です。中里と下宿地域。居住スペースというのはよくわからないんですが、それが全て床下浸水というのは、イコール居住スペースの浸水ということになると思います。
やはりゲリラ豪雨による被害は道路冠水よりも住宅冠水

まず道路冠水もさることながら、その居住スペースに被害をこうむるような冠水対策はぜひお願いをしたいと思います。71ミリに対応する浸水被害をなくせるかどうかというのは、これは非常に大きなハードルですが、もう下水道課で今進めておられる大規模な雨水管整備によるしかないのかもしれませんが、この数年の間に行っていただいた浸透していくやり方の工法というのは、非常に功を奏してきたという実績もありますし、ぜひ家屋に被害が及ぶであろう箇所の道路冠水については、そうした浸水対策を、冠水対策をぜひお願いをいたします。要望いたします。

がけ崩れへの対策も

それから、冠水だけじゃなくて、私はもう本当にこの清瀬市において大雨が降ると、今回岩手県でしたか、岩泉町のように、ああいうふうによもや東村山市の多摩湖線もそうですよ。だって鉄道路線だから、いかにのり面であっても、土砂崩れが起こらないように見ているでしょうし、そういうところであってもやっぱり起きちゃうということは、今回清瀬市においては、のり面を抱えているところ、そしてまた急傾斜地崩壊危険地域においては、非常に心配だったわけです。

特に、私がすごく心配だったのは、例えば柿の下住宅とか、要するにあののり面だから柿の下住宅やその柿の下住宅の上とか、あと住居にかかわるところで言えば、野塩団地南側ののり面の上に住んでいる方々とか、もしかしたら土砂崩れによりそういったことがあるかもしれない。いずれにしても、野塩も中里も今回避難勧告地域に入っていましたから、そういうことがあったと思うんですが、そういう方々が、例えば柿の下の方々やそういう方々が、今回避難勧告を受けてどの程度避難をされたのかということをもしおわかりでしたら教えてください。
【答弁/松村光雄総務部長】
市内に5か所あります急傾斜地崩壊危険箇所を中心としまして、東京都では現在、いろいろな委託調査をする中で、平成30年度中までには実質的な危険区域に指定をするということになってございますが、今回の避難につきましては、78人のうち、そのうちの半分程度はやはり危険崩壊地域、こちらの方が避難をされてきたのではないかと考えております。
聞き忘れたのですが、急傾斜地崩壊危険地域については東京都が指定をするということで、まだ指定はされていない状況でありまして、平成30年、あと2年間の間には指定をしてくださるということでした。また、その地域の方々も今回避難勧告に従って、半数の方々が避難に従っていただいたということで、これはもう大変よかったなと思います。恐らくそれは個別にご連絡をしていただいたという成果だと思います。ありがとうございます。

柳瀬川の決壊危険個所がある

もう一つ、余りこういう特定地域を言ってしまうのはどうかと思うんですが、私、柿の下やそういうところと同じように非常に危惧している箇所がありまして、先日、市長が空堀川の梅園のあたりということを危険箇所に挙げられていましたが、私は野塩二丁目の萌黄野住宅というのがあるんです、野塩団地の西側に。30世帯ぐらいなのかな。そこは、実は東村山市方面から流れてくる柳瀬川が、まずそこの萌黄野住宅に突き当たるんですよ。左に直角に曲がって、野塩団地北側を直線で中里のほうに流れていくと、こういうふうになるんです。つまり、クランクになる突き当たるところなんです。

決壊の恐れのある箇所
野塩団地西側、クランクになっている柳瀬川の危険箇所

当然護岸工事はされているんですが、恐らく昭和40年代ぐらいの護岸工事、いわゆるブロックを、テトラポットみたいなやつを組み上げている護岸工事で、ところどころに亀裂が入っているというような、いつあそこの護岸ががっと持っていかれちゃってもおかしくないし、家との距離を考えれば、本当に護岸際に建っているというようなこともあるものですから、この地域については川越工区でしたよね。ですから川越工区にぜひこれを要望してもらいたいんです、護岸工事を。ところどころしゅんせつ工事とかいろいろやっていただいているようなんですが、護岸そのものについてのお話というのはちょっと聞いていませんので、何かあれば教えてください。
【答弁/黒田和雄都市整備部長】
先日、付近の住民の方からお電話がありまして、この前の大雨の中で河川が増水したときに、中のそこの石が少し動いたというようなことで、非常に昔の家が流されたときを思い出して不安になったということで、何か対応できないかということでお電話ありましたので、早速うちのほうで、一応河川管理は都と県になりますので、北多摩北部建設事務所に電話をして、そちらのほうから埼玉県に連絡をしていただくというようなお願いは今のところしております。
ぜひ強く護岸工事のほう、よろしくお伝えください。  
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★中里団地入り口バス停について/平成28年9月議会

中里団地入り口バス停について

先ごろ、中里団地入り口バス停が東京都の排水管工事のため、移設になると伺いました。まずはその工事内容と期間、バス停の移設先、また全体の工事終了後のバス停の設置場所等、その詳細についてお伺いをいたします。
【答弁/黒田和雄都市整備部長】
初めに、東京都の工事内容につきましては、都市計画道路東3・4・15の2号線道路整備に伴う雨水排水管の布設工事及び道路整備でございます。期間につきましては、今年の11月から道路整備が完了するまでの約3年から4年とのことでございます。

次に、バス停の移設先でございますが、明確には決まっておりませんが、既存の場所付近に移設するとのことでございます。これにつきましては、決まり次第、市報、ホームページ等で市民の皆様にお知らせいたします。

最後に、この工事終了後のバス停の設置場所についてでございますが、これにつきましても明確には決まっておりませんが、既存のバス停付近に設置したいと考えているとのことでございます。いずれにいたしましても、今後当該バス停が移設されることにより、ご利用される方々が不便さを感じることがないよう、東京都やバス事業者と連携し、利用しやすいバス停にしてまいりたいと考えております。
要するに寝耳に水な話だった訳ですね。いずれにせよ、小金井街道の狭い歩道に設置、移設せざるを得ないという状況になります。こうなると、中里団地の方々は大変困っちゃう。通行される歩行者の方も困っちゃいますよね、もとが狭いわけだから。現状のバス停は、きれいな建屋があって、きれいなベンチもあって、何人もの人がゆっくり待てる状況になっていますが、もし仮に歩行者道路のところに、歩道のところにバス停が移設ということになれば、そういうスペースもつくりにくいかもしれない。

移設しても建屋とベンチは確保せよ

いずれにしても、これから東京都とそれからまた西武バス等々協議を行うと思うんですが、ぜひ今の現状のバス停の待ちスペースを確保できるようにしっかりと要望していただきたいと思います。  
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★水銀製品の回収キャンペーンを/平成28年9月議会

水銀製品の回収キャンペーンを

柳泉園での不燃ごみ爆発事故と水銀検出問題

最近、柳泉園では、二つの大きな問題がありました。一つは、今年に入って3回起きている不燃ごみの爆発事故、そしてもう一つは、昨年9月に排ガスから水銀濃度が検出をされたことです。

前者の不燃ごみの爆発事故については、先日市長の行政報告にもあったように、ガスコンロのスプレー缶などが原因とされ、その再発防止策としては分別処理の徹底にあり、今回清瀬市としてスプレー缶の分別収集が行われることで、これは大変にすばらしいことと評価をいたします。後者の水銀検出問題も、やはりごみの中に乾電池や体温計、または血圧計などの水銀製品が混入したことによるものとされており、その防止策としては、前者と同じように混入させない分別の徹底にあります。しかしながら、水銀濃度の高い製品である水銀式の体温計や血圧計は、所持しておられるのは高齢者が多いとされており、分別の方法、またどこに捨てればよいかわからない、もっと言えば、処理に困り家にあるという方が多いと言われています。

水銀の含まれる製品
※外務所HPより


水銀式体温計などの回収キャンペーンを

そこで、水銀式の体温計や血圧計などの製品を回収するキャンペーンをしてはいかがでしょうか。この方法は他市でも先行事例があり、期間を限定して公共施設や薬局、薬店で回収ボックスを設け、回収を行ったそうです。結果、今年2月の1か月間の期間で、体温計1,846本、血圧計127個、温度計41個、その他水銀169個、合計2,183個収集できたそうです。

この方法は、シティプロモーション同様に、しっかりとキャンペーンをして、水銀製品がごみに混入することがいかに危険であるかを認知していただくことが重要です。もちろん結果としてより多く収集できれば言うことはありません。

【答弁/黒田和雄都市整備部長】
初めに、本市の水銀使用製品の収集の状況をお話しいたします。現在市内では、市内68か所に有害ごみのボックスを設置し、拠点回収を行っており、乾電池は赤色の回収ボックスに、そして蛍光管や体温計等については黄色の回収ボックスへそれぞれ出していただいており、回収後、定期的に柳泉園組合に搬入しております。しかし、その回収量は、体温計が年に10本程度、血圧計はここ数年で3台と非常に少ない状況でございます。このような状況から、一般家庭にはまだ多くの使用していない水銀製品が眠っていると推測されます。

先日、柳泉園組合でのクリーンポートの排出ガスの中から水銀が検出された事故につきましては、恐らく有害ごみとしての周知不足もその原因の一つと思われますが、一般ごみの中に水銀使用製品が混入していたことによるものと推測されます。これにつきましては、ご承知のとおり、先日の議会の中で柳泉園組合による水銀濃度の自主規制値を定め、検出された数値により炉の停止をするなどの対応策を講じていくことになりました。今後は、構成3市がそれぞれの住民に対して水銀使用製品をしっかりとお示しし、確実な廃棄物の分別を徹底していくPRをしていく必要がございます。

そのような中、ご紹介の東村山市の水銀製品の回収キャンペーンは、水銀の危険性を周知する方法として大変有効であると考えます。しかし、実施に当たり市内薬局との調整など、今後周知や実施時期、方法などを検討したいと考えておりますので、しばらくお時間をいただきたいと思います。

水銀製品のゴミへの混入は大変危険なこと

まず水銀ですが、我々もちょっとぴんと来ない面は、やっぱり私も若いものですから、水俣病の案件というのはよくわからないということがありまして、いかに水銀というのが恐ろしいかということを市民の皆さんに浸透させていかないと、ごみというのはもう何でも構わず燃しちゃえばいいんだという、清瀬市は分別がきちっと徹底がされているので、そういう方は余りいらっしゃらないのかもしれませんが、迷うものは燃えるごみに入れちゃえとか、または燃えないごみに入れちゃえとかとなっちゃうことは困る。柳泉園としても、ダイオキシンとか、先ほど話ありました放射能とか、いろんなそのときそのときに有害だと叫ばれているものについては非常に敏感になっているものの、当然今回水銀濃度が上がったということで、敏感に今回はすぐに炉の停止をしていただいたわけです。水銀がしっかり危ないということを、ぜひ一度キャンペーンをしていただきたいと思います。

水銀による害とは

自習の意味で、ちょっと水銀による被害を、水銀製品が、または水銀物が体に入るとどういう人体に影響があるか。四肢末端の知覚障害があるそうです。触覚、痛覚、温度感覚などの異常、けいれん、筋萎縮、麻痺などの運動機能の低下、喪失、四肢の末端部位に強くあらわれる。よく水俣病の昔の映像なんか見ていると、本当に子どもたちが震えちゃっている映像がよくあらわれますが、ああいうふうな状態になっちゃうそうです。運動失調、それから視野狭窄、聴力障害、言語障害、こういうような障害があるものだから、これはもう絶対に捨てないで、水銀そのものというのは体温計とかにもあるように、もの自体というのも危険なんだが、特に熱を加えると非常に、呼吸器から入るのが一番危ないそうです。燃やすものには入れないということを徹底していかなければいけないと思います。

人の嫌がることをしない清瀬市

清瀬市は、かねて市長が言われているように、結研をつくって人類の病を撲滅させるために拠点を置いたとか、また地域の嫌がる下水処理施設を置いたとか、清瀬市というのは人が嫌がること、だけれどもやっていかなければならないことを率先してやってきた市であります。ただし、このごみ消却に関しては東久留米市にお願いをしているわけで、この東久留米市近隣は、すぐ隣が東村山市だったり、今回の水銀濃度も風に乗って5キロ圏内に飛ぶということなので、当然東久留米市だけじゃなくて、近隣、清瀬市も含めた近隣に大きな被害を及ぼすわけですから、ぜひ回収キャンペーンをやっていただければと思います。これは要望いたします。  
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2017年01月04日

■新しき年が始まりました!!

新年のご挨拶


新年、あけましておめでとうございます。

今年は夏に都議選も予定され、東京都にとって大変重要な年となります。
清瀬市もまた、しっかりとした舵取りをしていかなくてはなりません。

荒波に負けないよう、青年らしく果敢に挑戦する一年にしてまいります。

皆様にとりましてこの年がすばらしい一年になりますよう、
心よりお祈り申し上げます。  
Posted by takosuzuki │