2019年01月16日

■平成31年の成人式に参加しました。

平成31年成人式

去る1/13(日)、平成最後となる平成31年の成人式に参加させて頂きました。成人式は去年に引き続きご招待頂きましたが、これは議会としては、議長・副議長の他、常任委員会の委員長はお呼ばれするのです。私は『建設環境常任委員長』をこの春までの任期で仰せつかっていますので、参加させて頂いた訳です。

平成31年成人式

トップの写真は、式典の様子ですが、この式典の開会前、市長が清瀬市のプロモーションを交えたお祝いの言葉を述べられました。最前列の今風な若者の突込みにも、なるほどなあと感心するような受け答えをされていました。

平成31年成人式

式典の後は二部として、市内の中学校から恩師の先生方による一言メッセージなどを経て、最後は清瀬の誇る狆縅詑生櫚瓩砲茲詛力の和太鼓演奏です。清瀬には、猊駑太鼓瓩發△蠅泙垢、いずれも劣らぬ素晴らしい和太鼓チームです。

昨年の成人式の記事にも、35年前の私の成人式の写真をアップしましたので、今回もまた別のカットの写真をアップします。一緒に写っている友人の許可はとっていませんが、なにしろ35年前で今とはまるで別人ですから許してくれるでしょう。

私の20才の時


【参考】
■平成30年の成人式に参加しました。 2018.1.11記事  
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2019年01月10日

★秋津駅に急行電車の停止を。/平成30年6月議会

秋津駅に急行電車の停止を

いずれの駅であれ、その利用者はより早く目的地に着くための運行便を求めています。その意味で、急行電車の停車はどの駅であっても、潜在的な要望としてあることでしょう。しかしながら、だからといって全ての要望に沿っていては急行の意味がなくなってしまいます。

しかし、急行電車がとまるに足る事由があれば別であります。そこで、西武鉄道が現在、急行電車を停止させる駅としての基準は何なのか。また、現在、西武池袋線として抱えている諸問題、例えば混雑時の緩和対策や交通障害があった際の振り替え輸送の確保など、それらをよく精査した上で、改めて清瀬市として、秋津駅の急行停車を要望してはいかがでしょうか。

もちろん清瀬市にとっての主要駅である清瀬駅も急行停車は望ましいところですが、乗降客数などさまざまな点を勘案すると、その要求の実現はなかなか難しい。

その意味では、清瀬市にとって秋津駅は主要駅ではないものの、半分とはいえ清瀬市内にあり、清瀬市西部の方々の利用は多い。秋津駅だけでも、その利便性を高める要求はあながち不自然ではありません。

秋津駅に急行が止まるべき理由
ここで、まず秋津駅の急行電車の停止駅としてふさわしいデータをおさらいしてみます。

西武池袋線路線図
西武池袋線路線図

まず、JR武蔵野線の乗り換え駅として、他路線との乗り換え駅であること。池袋線全体として見た場合、他路線との乗り換え駅は、練馬駅、秋津駅、所沢駅、西所沢駅、東飯能駅の5駅しかありません。この5駅の乗り換え駅で急行がとまるのは、何と所沢駅だけです。西所沢駅もとまりますが、急行電車は所沢駅より西側、下りは全て各駅停車なのです。その意味では、所沢の一つ手前である秋津駅が急行停車駅になっても何ら不自然ではありません。また、乗降客数をとっても、池袋線全体のうち、多い順に言えば、池袋は始発駅ですから除くとして、練馬、所沢、大泉学園に次いで第4位なのです。

これらのデータを鑑み、ぜひ西武鉄道に対し、秋津駅を停車駅にとの要望をしていただきたいと思います。
【答弁/佐々木秀貴都市整備部長】
ご指摘の件につきましては、西武鉄道事業に関することでありますので、西武鉄道に確認をいたしました。まず急行電車を停車駅にする基準としては、乗降人員や駅の利用状況、駅の構造など総合的に判断し決定しているとのことでございます。また、基本的には池袋から遠い場所、飯能や所沢からお客様を早く輸送することであり、急行電車の停車駅をふやしてしまうと到達時間が遅くなることや、その電車に乗客が集中してしまい、ホーム上や車両内でのお客様の安全性が保てなくなってしまうとのことでした。

また、秋津駅につきましては、利用者が多い通勤通学時間帯には快速急行を運行していることなどから、総合的に判断し、今のところ急行電車を停車駅にする計画はないとのことでございます。

本市といたしましては、このたびの西武鉄道からの回答を踏まえ、今後、秋津駅の利用状況や周辺状況の変化などを注視する中で、西武鉄道に要望してまいりたいと考えております。

やはり民間の鉄道会社ですから、収益第一で西武鉄道なりのお考えはあるんだと思うんですが、単純に考えれば、私、申し上げたとおりに、駅に大勢のお客さんが待っている駅の混雑解消を図る。当然駅にあふれるばかり人がいるのに、それにとまる電車の機会がなければないほどたまっていくわけですから。

秋津駅は池袋線で一日当たりの乗降客数第4位に多い
その意味では、さっき私、申し上げたように、池袋を除いて大勢とまる順は、練馬、所沢、大泉、秋津なんですね。4番目なんですよ。練馬は大江戸線と接続していますし、所沢は新宿線と接続していますから、大泉が何で多いのかちょっとよくわかりませんが。それに次いで秋津駅が多い。1日乗降客が8万人ですからね。

私も朝、駅なんかに立っていますと、大勢いらっしゃるところを、所沢、秋津、清瀬間というのは一直線ですから。特に所沢から秋津に入ってきた淵の森を過ぎてからの清瀬が一本道ですから、もう急速にスピードが上がるところで、大勢のお客さんが待っているところに急行がびゅっとすり抜けていくという怖い、恐怖がありますね。

そういうことを考えると、ぜひ秋津駅もとまってもらうといいなと思っていますが、いかんせん秋津駅は清瀬市民、それから東村山市民、所沢市民、そしてまた乗り換えでやってくる大勢の方々がいらっしゃって、清瀬市が強く、どうしてもとまってくれというほどのものじゃありませんが、だけど近隣住民からすれば、それだけ多くの乗降客がいる秋津駅でありながら、何度も言っていますが、橋上改札でないのは秋津駅だけなわけですからね、所沢までの間で。それも非常に不便、南北の自由往来ができないというところもあって。急行がとまるなり、駅舎の改修をするなり、そういったこともぜひ要望していただきたいと思います。

また、2020年にはKADOKAWAがきます。そのときに交通アクセスもどうなってくるのかというのは、うかがい知れませんが、東所沢の徒歩5分ぐらいのところですから、当然西武線を利用して秋津駅乗り換え、新秋津で行くという人も大勢出てくることでしょう。そうなったときにも、またお考えならざるを得ないのかもしれませんが、そういったことも、ぜひ部長、西武に要望していただきたいと思います。

西武鉄道とはどんな交渉をしているか
先般、第1回定例会のときにも、常任委員会でホームドアの件だとか陳情が出ました。そこでも、るるご披露いただいたわけですが、西武鉄道と、これまで清瀬駅の駅舎改修、エスカレーター設置してくれ、秋津駅の南北往来、橋上改札してくれ、いろいろ西武鉄道に対して、部長を通して言っていただいたわけですが、これまでの西武鉄道との交渉経緯や、感触というか、そういったのをもしご披露いただければと思います。
【答弁/佐々木秀貴都市整備部長】
これまでも駅舎の橋上改札、また自由通路の問題、こういった非常に大きな問題がございまして、これまで西武鉄道にも強く要望してまいりました。秋津駅につきましては、やはり東村山の駅前の都市計画をどうするかといったこともございます。西武鉄道は、そのことも話をしておりまして、一体的な市街地等の整備を含めて駅舎も考えていきたいという話でした。それは、秋津に限らず清瀬駅も同じで、やはり駅舎単独のみでなく、広場等も含めてというような話があります。

ただ、そうはいってもやはり市民のニーズが高いということで、これは強く駅舎単独でも整備をしていただきたいと、これまでも強く要望してきているところでございます。
駅前開発と一緒にということで、今回、ひばりヶ丘駅の北口駅前開発がなって、駅舎も若干改修になって、ますます取り残されていくわけですが、秋津駅周辺開発については、渋谷市長が市長になられて、さまざまな形でネゴシエートしていただいて、着々と水面下では恐らく進行中かと思いますが、まずそれは静かに見守っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

【関連】
秋津駅北口住民の南北往来の無料化を 平成28年12月議会  
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★よりよい避難所のあり方について/平成30年6月議会

よりよい避難所のあり方について

国際的に見て自然災害のリスクの高い我が国ですが、2011年の東日本大震災以降は、特に大震災の発生確率が高まっているという指摘があります。特に地震に限らず、一たび災害が起これば、木造建築物の多い我が国では避難所開設が余儀なくされます。

災害後に死なないこと
災害から生き延びるための対策として、災害そのもので死なないこと。そして、災害後の長引く避難生活において死なないことの二つがあります。

実際、2年前の熊本地震では、震災後に亡くなられた「災害関連死」と認定された人は約210人で、これは建物の倒壊など、地震を直接の影響として亡くなった50人の実に4倍以上です。この200人余の方々が亡くなった状況について、ある団体が市町村に調査をした結果、避難所の生活や車中泊を経験した人が少なくとも95人、全体の45%に上ることがわかりました。

このように、防災において発災そのものに対する対策は多く語られますが、震災後の避難所生活には、より死または健康被害リスクがより高いにもかかわらず、触れられない嫌いを感じるのです。

よりよい避難所とは
そこで、今回、私は避難所生活にスポットを当て、よりよい避難所のあり方について提案をしてまいります。

現在、我が国での避難所の形態は、学校体育館などを利用したもので、大勢の避難民を一度に受け入れる形として、必然的に、またこれしかないであろう妥当な形態となっています。しかし、この形態は非常に劣悪で、国際的な基準である「スフィア基準」を満たしておらず、ソマリアの難民キャンプよりも劣悪な環境であるという指摘もありました。

スフィア基準とは
「スフィア基準」とは、アフリカ・ルワンダの難民キャンプで多くの人が亡くなったことを受けて、国際赤十字などにより20年前につくられました。その後、災害の避難所にも適用されるようになり、日本では聞きなれませんが、紛争や災害の際の避難所環境の最低限の基準として、海外ではその物差しとされています。

具体的には、人間の生命維持に必要な水の供給量、食料の栄養価、トイレの設置基準や男女別の必要数、避難所の1人当たりの最小面積、保健サービスの概要などの詳細が定められています。

例えば居住空間についても、1人当たりのスペースは最低3.5平方メートル確保すること。3.5平方メートルとは、およそ畳2畳分です。寝返りを打ったり、スペースを保ったりするために、最低でもこれくらいは必要だとされています。熊本地震の際、またいずれの場合でも避難所では、その被災規模が大きければ大きいほど、避難者1人当たりのスペースが1畳ほどしかありません。

また、トイレについても20人に一つの割合で設置。避難所でトイレが足りなくならないようにするためには、最低でもこのぐらい必要だと指摘されています。さらに、大事なのが男女比です。男性と女性の割合は1対3、これは一般的にトイレにかかる時間が、女性は男性の3倍の時間が必要になるからだということです。

これらの指摘、つまり日本の避難所が「スフィア基準」に照らして劣悪であるとの問題が提起されたのは、この熊本地震におけるアルピニスト、野口健氏の支援活動によってです。氏は熊本地震に際して、その支援活動の一環として、登山家として使いなれたテントによる避難所を開設しました。その中で、国内外より意見が寄せられた中で、「スフィア基準」による避難所開設のノウハウを学んだというのです。

氏は独自でテントを集め、結果的に150張りのテント村を開設し、そして「スフィア基準」に従ってテントの大きさを決めたり、トイレを数多く設置するなど、より快適な避難所として熊本の避難民に大変喜ばれたそうであります。

そこで、清瀬市において、各校において避難所運営協議会が活発に協議をされていることでもあり、有事の際の避難所のあり方として、テントタイプの避難所を模索してはいかがでしょうか。そして、また今後の避難所運営において、「スフィア基準」を一つの避難所運営のガイドラインとして定着させてはいかがでしょうか。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/松村光雄総務部長】
大規模災害となれば、長期的な避難所生活を余儀なくされる方が多々あることは、これまでの震災事例からも明らかでございます。こうした避難所生活について、より円滑な運営を図れるよう平時より学校避難所運営協議会の立ち上げや、総合水防訓練及び総合防災訓練時において、地域住民を交えて模擬運営訓練を実施しているところでございます。

さて、ご質問がありましたテントタイプの避難所でございますが、2年前の熊本地震の際に活用されたことは承知しております。この活用のきっかけは、議員ご紹介の有名登山家が被災者が求めているのはプライバシーではないかといった呼びかけをSNSを通じて行い、これに岡山県総社市などが応じ、地震発生10日後に110張りのテントを農村運動公園などに設置した経緯がございます。子ども連れの世帯では、避難所では子どもが泣きやまず苦労したが、テントでは気にせず過ごすことができる。また、車中泊の避難者においては、足を伸ばして十分に休むことができると大変好評だったとの情報を得ております。

このほかにも自主的にテントを張り、野営を行う避難所も被災各地であらわれ、中には農業用パイプハウスで生活する避難者も、熊本地震では話題になりました。その一方で、従来の学校避難所、体育館などの屋内スペースにおいて、有名建築家が手がけた紙管と布を組み合わせて四方を布カーテンで囲う間仕切りが、2004年の新潟中越地震以降から注目され始め、熊本地震においても当初に国が1,000セットを被災地へ送り、発災50日後には2,000セットほどに増設され、避難者はプライバシー確保に大変有効だったとの話を聞いております。

本市では、現在、各学校避難所運営協議会が、避難所での想定人数によるパーテーションや、プライベートスペースのあり方について協議しておりますが、先進的な運営協議会では使用済み段ボールを速やかに調達できるよう、学校避難所からほど近い小店舗などと個別に協力依頼をするなどの取り組みも出てきております。

いずれにいたしましても、ご提案の内容を含め、避難所生活の居住プライベートスペースは重要な問題であることから、テントや間仕切りになる日用品を扱う企業などと災害時の協定締結を行うなど、あらゆる角度から研究、検討を行ってまいりたいと考えております。
できれば自宅を避難所に
私、そもそも避難所というのは、使うべきじゃないという持論を持っていて、いや誰だってそう思いますよね、あのごった煮の中で。もちろん、家が流されちゃったとか、家が倒壊しちゃったとかいう中で、緊急避難として1日、2日いる分にはそれはいたし方ないけれども、そこで一月、二月、生活する場では当然ないわけです、あそこは。やはりそれを何とかほかにいい施設がないから、仕方がなく体育館を利用してやるわけです。

今回、議長にお許しいただいて、この本を持ってきましたが、野口健氏の「震災が起きた後で死なないために」という本を、私、読んでなるほどなと思ったのは、私はもうかねて、だから避難所は使うべきじゃないと。自分の家を避難所たるべき、だから地震が起きても倒れない、または地震が起きても家の中のたんすが倒れてこない。地震が起きても自分の家が避難所になるんだというふうにしなさいと言っていたんだけれども、この本を読むと、大きな地震が起きた後は当然余震があります。自分の家が避難所になって、自分の家で頑張るんだって言った人も、余震が起きるたびに倒れてくるんじゃないかと思うそうなんですよ。ああ、なるほどなと思いまして、確かにそうかもしれない。それで、家が仮に倒壊をしていなくても、避難所に逃げてくる人が大勢いるということらしいんですね。

復興のためのリスタートの場所が避難所
その中で、やはりある一定数の人が避難所に来るというのは、それは当然とめることはできないわけですから、であるならば避難所をより快適な場所にしていかなければいけないというのは非常に自然なことですね。野口健氏が言うには、震災で壊れるまちや、または自分、人の人生が壊れる。その中で、復興していくために、避難所というのは復興のためのリスタートの場であるという定義をされているんですよ。そのためには、避難環境が劣悪ではだめだし、安心できる場所でなければいけないし、落ちつける場所でなければいけないし、ゆっくり休めて、ゆっくり寝れる場所じゃなければいけないんだと。その中で、英気を養うことによって、次への復興へのスタートが切れる場所、これが避難所であるという定義ですね。本当にそうだと思います。

テントについても、ご答弁あったようにプライバシーが保てる。よく言いますが、体育館の中では本当に話すらできない、せき一つだってしにくいというところです。テントであれば、そういうことは全くない。プライバシーは完全に保たれる。建物の倒壊の恐怖がありません、テントだから。不安がないですね。それから、ペットと一緒にも過ごせるわけです。自宅から遠いところの避難所じゃなくて、自宅の近くでも屋外で設置できるわけですから、そこでもできるということであります。

テントは各家庭に常備を
今回、質問でもあったように、私はそれを行政としてテントを十分に買えということは、これなかなか申し上げにくいんですが、やはり避難備蓄品としては、私、常日ごろ思っているのは、その災害のときにしか使えないものを備蓄しても意味がない。災害じゃないときでも使えるものでなければ意味がないと思っているので、そういう意味で学校の運動会なんかで、よく都内なんかでは運動会でテントを張っているところがあるんですよ。何か一つのレジャー感覚でね。そういうような普及ができると、本当はちょっとこれ聞こうと思ったんですが、0分になっちゃったので聞きませんが、ぜひ運動会でもある規律の中で、ルールの中でテントを張ってもいいよとすると、いろいろな人たちが家庭に1個、テントを常備するようになるでしょうし、それは防災のときにも大変に役立つものとなってくるかと思うので、テントを使ってもいいよという形でご研究いただいて、一朝有事の際に備えていただければと思います。  
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★銭湯を高齢者の憩えるサロンに/平成30年6月議会

銭湯を高齢者の憩えるサロンに

麗しい名もなき市民のコミュニティが銭湯
かつて銭湯は、市民にとって唯一の憩いの場であり、市内にも各所に点在していました。私は、清瀬市の庶民層が肩寄せ合って生活の場を営んできた都営野塩団地にほぼ生まれ育ちました。そこは戦後の日本の高度成長を支えた古きよき昭和のまち並みの凝縮された、それはそれは美しい庶民のまちであり、それぞれの家庭が隣の近所の家庭をおもんばかり、貧困の中での子育てや暮らしの悩みを慰め合い、励まし合いしながら暮らしを紡いできた、大変に麗しい名もなき市民のコミュニティでした。それは、清瀬市のいずれの場所も、恐らくそうであったと思います。

銭湯は、そうした庶民たちが文字どおり虚飾を剥ぎ取った一糸まとわぬ姿で暮らしの愚痴を語り合い、慰め合った、現代でいえば、コミュニティサロンだったのです。

市内に3つしかない銭湯
しかし、残念なことに、高度成長の結果、全ての家庭にお風呂は常設され、かつて10以上はあったであろう銭湯も、現在では市内に3か所しか営業していません。

とはいえ、銭湯文化が今日喪失してしまったのかといえばそうではなく、自宅にお風呂があっても、スーパー銭湯や温泉などは年々集客を増している現状を見ると、他人同士が裸で集い合う銭湯文化は、日本人のDNAにしっかりと引き継がれ、どんなに時代は変わろうとも、その価値はいささかも衰えていないこともわかります。

しかし、現実的には、市内にある銭湯は、後継者問題などで廃業のやむなきに至り、わずか3店舗となっています。

銭湯を守る手立てはないか
そこで、この大切な文化遺産と言っていい銭湯を行政として保護する方法はないでしょうか。無論、金銭的な支援といったことではなく、この銭湯のよさをより目を向けさせるような手だてにより支援をするのです。もちろん経営的に依存体質にならないような応援も、でき得ればお願いをしたい。

高齢者の多い清瀬市では、高齢者の健康を維持する、また認知症対策として他者とのコミュニケーションの場を設けるなどの課題もあります。また、地域コミュニティの活性化として、近隣の商店がなくなったことによる井戸端会議の場の喪失も課題としてあります。これらの解消の一つの手として、銭湯を高齢者、または他世代の憩えるサロンとして活用をお願いしてはいかがでしょうか。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/小山利臣高齢福祉担当部長】
初めに、現在行われております各地域の高齢者サロンの活動状況につきましては、各市民センターや老人いこいの家、自治会や特別養護老人ホームの施設などを会場に、ボランティアグループを初め健康づくり推進員の方々、団地の管理組合法人が運営している場合や、個人の自宅を改造しサロンを活動されている方など、さまざまな場所で行われ、参加者の費用負担も無料の場合や、また昼食代が必要なサロンなど、運営形態も異なっております。

本市におきましては、清瀬市社会福祉協議会などと連携し、サロン活動の立ち上げの相談や運営助成、専門職などによる出前講座、サロンマップの作成、配布など行ってきております。3月末現在では、市内42か所でお茶会や体操、コーラスなどが行われ、参加者間の交流、健康づくり、介護予防などに楽しく取り組んでいただくなど、高齢者施策の特徴ともなっております。

銭湯を活用した高齢者サロンのご提案につきましては、銭湯は古きよき時代を象徴する貴重な文化であり、地域コミュニティの場であったり、子どもたちにとっては社会の秩序を学ぶ一つの場所であるといってもよいのではないかと感じております。議員ご紹介のとおり、現在市内では営業している銭湯は3か所のみとなっており、事業継承されるかも不透明なところがございます。

そのような中、昨年の1月1日の市報におきまして、一面に銭湯の壁画を掲載し、4面、5面には市内の銭湯特集を組むなど、より身近に銭湯のことを知っていただきたく、ご紹介をさせていただいております。また、清瀬市湯めぐりマップを作成し、市内の公共施設はもちろんのこと、ひまわりフェスティバル会場内においてパンフレットを設置し、PRするなどに努めております。

そのほかに施設改修に対する助成制度なども設け、微力でありますが支援を行っております。現在、地域包括支援センターに配置しております生活支援コーディネーターには、サロンなど地域資源の把握とともに、介護予防、地域の支えの活動のため、人材の発掘などにも努めてきており、銭湯の活用につきましても経営者の意向や地域の方々にどのような形でサロンに協力を得られるか、また長期的に市民の憩える場として位置づけができるか、生活支援コーディネーターなどとも検討してまいりたいと考えております。
市報でも特集を組んで紹介していた
今、部長ご答弁いただいたように、そうですか、市報に出していただいていたんですね。やはりすばらしい。去年の1月号ですから、1年前ですかね。すばらしい企画です。

市報/2017年元旦号

市報/2017年元旦号

我々、議会控室から見てて、そこの何湯さんでしたかね、壊されるさまを非常に寂しく思っていまして、野塩団地にも銭湯一つありましたけれども、取り壊されてしまいました。

銭湯を高齢者サロンとして利用するには
今現在、市内42か所で、部長ご紹介あったように3展開がされていて、中では喫茶店を使っているところもあれば、特別養護老人ホームで使っているところもあれば、いろいろな形でサロンとして、野塩団地のいこいの家もサロンとして使われていると思うんですが、もしこの銭湯をサロンとして使う場合には、どういうような形態で使うことが考えられるのか。片方では営業しているわけです。入湯料をとって営業しているというところで、どういう形での展開が考え得るのか、ご披露いただければ。
【答弁/小山利臣高齢福祉担当部長】 
今回、銭湯についてのサロンとか、地域での介護予防的なことの取り組みとしての銭湯の活用なんですが、先駆的に23区でもやっている区がございまして、そういうところをちょっと調べさせていただくと、例えば豊島区の場合なんですが、20か所ぐらいがありまして、11か所でそういうサロン活動をされていると伺っております。特にその中では、営業する前の1時間ぐらいを健康体操とか、そういうことを委託しまして、区としての事業として取り組んでいるようでございます。

そこに対しては、やはり銭湯の経営者の方にも、会場の借り上げ、また健康運動士の方にも、そういう委託料等が発生するわけですが、本市がもしそういうことが可能性がある場合には、昨年の4月から始まりました地域支援事業の中の総合事業、これ地域の住民の方々も一緒にやれるような、ミニデイみたいなものが、介護保険制度の中に組み込みされております。そういうことも、銭湯を活用したミニデイみたいなことを検討できないか、いろいろと研究していければなと今のところ思っているところでございます。
サロンであれば、いわゆる実費で、お茶代100円、200円とかというケースも、利用者負担でということですが、今部長、ご紹介あったような介護予防施設として使うというね。例えば認知症にならないための施設であるとか、介護予防のための施設であるとか、介護保険の枠の中でそこを指定して、そういう形での利用も考えるんじゃないかという部長のご紹介をいただきました。

ただ単に、そこを場所として、スペースとしてお借りするんじゃなくて、片っぽではお風呂に入るということも、いわゆる介助が必要な方じゃなくて、自力でお風呂に入れる人は、そこで人と触れ合うことによって認知症予防にもなり、介護予防にもなるという趣旨で、お風呂に入るということを目的としながら、そこの施設を利用できれば、よりいいんではないかと思います。

部長、お話あったように、ご検討、ご研究いただいて、ぜひそのような利用ができるようにお願いしたいと思います。

イベント会場としても利用できる銭湯
また、その企画でご紹介いただいたように、ただ単に営業施設としての銭湯を応援しようという側面も大事だと思うんです。いわゆる銭湯はお風呂に入るところですが、私も若いころお風呂屋さんを借り切って、何か結婚式の2次会パーティーをやって、そこでパイみたいのを投げ合って、ほら、みんな真っ白くなっちゃって、そのまま裸になってお風呂に入っちゃうというようなことをやったりとか、いろいろなことを考えられるんですよ、お風呂屋さんって。ぜひ、何かうまくお風呂屋さんにお客さんを動員できるような応援をして、市報に載せていただくということも一つでしょうし、さまざま古きよき昭和の形を残していただきながら、ご研究いただければと思います。  
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★子ども食堂を多世代間の交流スペースに/平成30年6月議会

子ども食堂を多世代間の交流スペースに

近年、話題になっている子ども食堂ですが、先日、野塩団地むらさき会の主催で実質的な子ども食堂たる本家食堂が開設されました。そもそも子ども食堂は、子どもの貧困対策、居場所づくり、孤食解消などを目的として、その多くは民間の手により運営をされています。

清瀬市において、これまでるるさまざまに提起をされてきました。その議論を見ると、貧困対策としての側面は余り顕在化されておらず、あえて目的を見出すとすると、居場所づくりや孤食対策ということになりそうです。

野塩団地で開催されている猖棆反堂
そうした中、今回、開催されたむらさき会による本家食堂は、そもそも日本社会事業大学の一学生さんの呼びかけに対し、信愛包括の生活支援コーディネーターの方がつなぎ役となって、むらさき会がお手伝いをしてくださいました。私も要所要所でご助言させていただきましたが、幾つかのネックとして、まず子どもの貧困は顕在化していない。また、野塩団地在住の対象層となる小学生以下が少ない。とはいえ、子どもの居場所がないという意味では、団地の商店のあるところでは、子どもたちが集まってゲームをしている姿は散見をされています。

本家食堂主宰の内田さんと
本家食堂を主宰する社事大の内田さんと

本家食堂でのメニュー
ある月のメニュー。カレーとナン

孤食については、恐らく団地だけではなく、団地周辺地域の新興住宅街など含めればある程度はあるかもしれませんが、これも顕在化はしていない。開催場所として候補に挙がった野塩団地老人いこいの家は市の施設であり、目的外使用はできないため、目的に高齢者対策がなければ使えない。ということで、結果的にいこいの家を使うのだから、いこいの家の管理者であるむらさき会が主催となり、子どもだけを対象にしたものではなく、高齢者対策をも目的とするというスキームでの開催となりました。

参加総数約70人のうち、小学生以下の子どもは1割で、ほとんどが高齢者だったそうですが、これは高齢化率の高い野塩団地ではいたし方ありません。

多世代間交流を目的とした子ども食堂を
むらさき会主催によるこの本家食堂は、今後も月1回のペースで続けられるそうですが、より一層、子どもや高齢者孤食対策、子どもの居場所対策、高齢者と子どもの多世代間交流による認知症予防や地域力の強化などの目的を明確にし、開催継続の支援を行うとともに、他地域での同様の目的の開催支援を提案いたします。

【答弁/小山利臣高齢福祉担当部長】
初めに、今回の野塩いこいの家を会場に行われました本家食堂の取り組み経過につきましては、議員よりご紹介いただいたとおり、日本社会事業大学の学生さん自身の体験から、野塩団地の子どもたちにはみんなで食べる楽しさ、1年に1度、親戚が本家に集まり、みんなでわいわい話して食べる楽しさを知ってほしいという思いから、企画に至ったとのことでございます。

本市にも、5月に学生さんから老人いこいの家の利用についてご相談をいただき、高齢者の参加と世代間交流を深めることや、自治会、明治薬科大学の学生の協力も考えていることなど、目的と今後の展望も明確にありましたことから、支援をする考えを申し上げております。第1回目は準備期間も短く試行という形で行われ、PRのおくれなどもあったようで、今後、反省会などの振り返りなどを行い、改善を行っていくとのことでございます。

当初から、高齢者の方々が多く参加されるなど、関心も高くあり、今後の開催状況など動向を注視していきたいと考えております。いずれにしましても、本市の高齢者福祉対策につきましては、3月に策定しました清瀬市高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画に沿って各施策を推進しているところでございます。前期計画でも地域活動や交流の場の確保とともに、地域住民による支えの仕組みづくり、多世代の交流への転換などが課題としてございます。この点を踏まえまして、この4月からスタートしております新計画では、地域交流の場や高齢者の活動支援など、引き続き充実を図ることとしておりますことから、議員ご提案につきましても、学生さんの思いやむらさき会などの熱意、地域力などを大切に継続的な支援をさせていただきたいと考えております。

今回、子ども食堂をむらさき会でやっていただきました。今、部長ご答弁ありましたように、今後ともご支援いただけるということで。ご支援といっても、今ご答弁あったとおりに、何か市として主体になってやっていくということではなくて、あくまでも民間がやっていくことをサポートしていくという意味でのご支援いただけるということで、ありがとうございます。

都の補助制度はどうなっているのか
前の定例会でも、何度も子ども食堂の話が出て、第1回定例会でも都の補助金どうなっているんだということもありました。あのときはまだ先年度で、詳細まだ出ていませんでしたが、その後、新年度になって都の子ども食堂に対する補助金の制度なんかも明らかになったかと思いますが、そこら辺の進捗状況や、また今回の本家食堂がそれに該当し得るものなのか、ご答弁いただければと思います。
【答弁/矢ヶ崎直美子ども家庭部長】
ただいま議員からお話ありましたように、今年度、子ども食堂推進事業として、東京都で子ども食堂に対する補助金が創設されております。

概要といたしましては、子ども食堂、1回の開催に当たり1万円を限度として月2回まで、年間24万円を限度として補助とする内容になっております。

補助条件といたしましては、〃遑渦鶲幣紂定期的に開催すること。衛生面については、保健所に届け出ではなくて相談をすること。子ども食堂の連絡会への参加などがございまして、これらの条件に当てはまれば補助金の申請は可能かと考えております。
子ども食堂連絡会に、のしお本家食堂は入っているんでしょうか。
【答弁/矢ヶ崎直美子ども家庭部長】
本家食堂として入っているとはまだ確認はしておりませんが、そのもととなっている日本社会事業大学の関係者の方は入っております。
では、十分に補助対象になっていくということですね。何はともあれ、1回始まったばかりで、大盛況で、野塩団地、私のふるさと野塩団地、このむらさき会は、いろいろな先駆的な事業をしていただいていまして、今回のこの本家食堂もそうですし、また老人会、敬老会なんかも非常に活発にやられていたり、とてもいい形になっています。ぜひ、今回のこの本家食堂も継続していただけるように、ご援助いただければと思います。

保健所へはどんな相談をするのか
保健所への届け出ではなく相談というのはどういうことですかね。届けなくても、こういうのをやるんですよという相談をすればいいということでしょうか。
【答弁/矢ヶ崎直美子ども家庭部長】
まだはっきりしたことはわからないんですが、食事を提供するということで、衛生面なんかの多分指導を受けるのではないかと考えております。
わかりました。きっとね、いわゆる検便するとか、そういうことじゃなくて、こういうことを気をつけてくださいねという保健所からのご指導いただくということですね。わかりました。ぜひ、今後とも期待をしていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

【関連】
「のしお本家食堂」開設されました。 2018.5.31記事
「のしお本家食堂」、絶賛継続中!! 2018.9.4記事  
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2019年01月02日

■新しい年を迎えて。

新年あいさつ

新年、あけましておめでとうございます。

今年はいよいよ四年に一度の皆さまにご審判頂く年です。
これまでの実績と将来の清瀬の展望をしっかりと皆様に訴えてまいります。

皆様にとりましてこの年がすばらしい一年になりますよう、
心よりお祈り申し上げます。  
Posted by takosuzuki │