スズキタカシマガジン side_A/市政レポート

野塩一丁目のＴ字路です。カーブミラーは設置されているものの、角が死角になっていて自転車や歩行者にとっては危険だ、との声を頂きました。これまでも様々に相談しており、例えば角だけ見える小さなカーブミラーを設置できないかなど、案は出たが解決されないところだそうです。そう聞くと、俄然やる気が出てきます。



図にすると、こういうことです。角は隅切り(直角部分を切り取ること)になっていて、一応通りやすくなっていますが、カーブミラーでは完全に死角になっています。

担当課と相談しましたが、やはり角だけ見える小さなミラーの設置は難しいようです。何度も現地を調査し、あることに気付きました。カーブミラーの設置場所が左過ぎるということです。これをもう少し、右にずらしたら見えるようになるのでは…。



図にするとこういうことですね。担当課にミラーをもってトラックで来た頂き、高さを同じにして、右にずらして何度も実験してみました。





その後、これはいけるということで、移設工事をして頂きました。上の写真、２枚を見比べてください。カーブミラーが右に2mほど動いているのが分かりますか。上の写真の位置では、角の部分は目の前過ぎて、映らないのです。そこで右に動かし、ミラーの視野に入れたということですね。





左のミラーに映っている風景を見てみてください。角のところまで見えているのが分かります。またこの記事の最初に使っている写真も移設後の写真で、西側から見たところです。隅切りの角までよく見えています。

これで多少なりとも衝突事故が減らせれば何よりです。もっとも、ミラーを過信せず、肉眼での確認、そしてそこの角では気を付けることが一番大事です。無事故を心がけましょう。

【場所】