2016年10月04日

★高齢者にやさしい清瀬駅の改修を/平成28年6月議会

高齢者にやさしい清瀬駅の改修を

今回の一般質問では、「高齢者にやさしい」をテーマに取り上げさせて頂きます。他市に比べて高齢者比率の高い清瀬市は、どこまでも高齢者をすべての施策の中心に置いて考えていかざるを得ず、その意味では今後清瀬市がどのように高齢者にとって住みやすい、やさしい街づくりをすすめていくのか問われてくると思います。

それでは、まず初めに「高齢者にやさしい清瀬駅の改修を」提案致します。

現状の清瀬駅ではエスカレーター設置は難しい

「高齢者にやさしい」すなわち、「エスカレーターの設置を」ということなのですが、西武池袋線清瀬駅にエスカレーターの設置をとの要望は、これまで様々な議員さんから取り上げられました。最近では、本年3月の予算特別委員会で我が公明党の西畑春政議員から同様の質問があり、黒田都市整備部長は西武鉄道の意見として『現段階ではエレベーターがあり、もしエレベーターを設置するとしたら階段の幅等から安全確保ができないため』と述べ、これまで繰り返されてきた行政の答弁を踏襲されました。

エレベーターは代替できないエスカレーターの利便性

そこでもう一度、本当にエスカレーターが必要なのかについて確認したいと思います。まず、『現段階でエレベーターがあるため』とありますが、エレベーターが現状十分な稼働をしているか、ということです。北口南口それぞれ一基ずつしかないエレベーターは、扉が開いてから定員になるまで人が乗り込み、動きだしてまた戻って再び扉が開くまで、約2分かかります。また、当然一回に乗れる定員は限られていますので乗れずに待たなくてはならない場合もある。とすると2分でさえ長いのに、もっと待つ場合もある。こうしたことを勘案すると、現状エレベーターの稼働は十分とは到底言えない。その点、エスカレーターは常時人を乗せて動いているため待つことがない、時間ロスのない設備です。であればこそ、駅などの時間の決められている機関にふさわしいバリアフリー設備なのです。

こうした点は、おそらく行政も西武鉄道もよくご理解頂けていることと思いますが、残念ながら現状の駅舎では、設置スペースの点で物理的に難しいというのが、ふたつめの『階段の幅等から安全確保は難しい』として表現されているのだろうと思います。

現在の清瀬駅
エスカレーターのない現在の清瀬駅

駅舎全体の改修でエスカレーターの設置を

とすれば、実際問題エスカレーターを設置するためには、駅舎全体の改修を行う中で設置を目指していくしかありません。

今回私たちは新庁舎の建設に当たり、すべての建築物には耐久年限があり、建物の安全上、そのスパンの中で改修ないし建て替えをすることを学びました。そこでお伺い致します。
仝什漾∪鏡ケ惘惻砲倭芦鵑硫修から何年たっているのか。
△修靴得症霤監擦箸靴討浪診スパンでの改修を考えているのか。
その上で清瀬駅の次の改修はいつごろを予定しているのか。
い修両豺隋行政機関としては費用負担の割合はどのくらいか。
イ修靴討修海某刑損圈△泙燭賄豕徇永道圓牢泙泙譴襪里。
以上5件、お伺い致します。

【答弁/黒田和雄都市整備部長】
高齢者にやさしい清瀬駅の改修について幾つかご質問をいただきましたので、西武鉄道ほか関係機関へ確認をいたしましたことをお話しいたします。

現在清瀬駅駅舎は前回の改修から何年たっているのか
現在の駅舎は昭和46年1月に橋上へ改修され、約45年が経過している。

西武鉄道としては何年スパンでの改修を考えているのか
特に取り決めはない。

清瀬駅の次の改修はいつごろを予定しているのか
何年スパンでの改修の取り決めはないため、予定がない

改修する場合、行政機関としての費用負担の割合はどのくらいか
一つの例として東久留米市の場合、事業費の約8割を負担した。

改修する場合、清瀬駅を使用している方々がお住まいの新座市や東久留米市の負担は
清瀬市が地元の駅であるため、負担は難しい。また、そのような負担の例は過去にもない。

以上がご質問に対する回答でございます。

この高齢者にやさしい駅舎の改修につきましては、清瀬市としても今後避けることのできない少子高齢化社会の到来に向け、考えていかなければならない問題であることは認識しておりますが、以上のような状況であることを考えますと、すぐの対応は現在抱えている特に財政的な課題から難しいと考えております。


東久留米駅の場合は市が8割負担!!

びっくりですね、8割負担ですね。ということは、もうほとんど本市の施設ですよね。今、東久留米駅の例ということで言っていただいたんですが、これは必ずしも8割が固定なわけじゃなくて、場合によったら、交渉によっては5割かもしれないとか、そういうことなんですかね、きっとね。

東久留米駅の例を出されましたが、東久留米駅は東口と西口と北口と駅周辺開発というのを一緒にやられて、そういったことも絡んで、8割まで負担せざるを得なくなたということもあるのかもしれません。駅前はせっかくきれいにしたけれども、駅はぼろかったりとかになっても困るからとか。

清瀬駅の場合は南口開発というのがこれからの課題ですが、しかし駅舎だけ考えても45年も経っています。これ、耐震性の問題もありますね。45年経っている駅舎がそのままだという、耐震診断はやっているんでしょうか。

清瀬駅の場合、45年経っている駅舎で、しかも駅というのはその市の象徴ですよね。今回、是枝監督の映画を拝見したときに、まず冒頭に出てくるのは清瀬駅でした。やはりその地域の象徴なんですよ、駅というのは。

西武池袋線の橋上改札駅でエスカレーターがないのは…。

今回、私は西武池袋線でエスカレーターがない駅を調べました。池袋駅から飯能駅まで、幾つあるでしょう。池袋駅から飯能駅まででエスカレーターがない、改札からホームへのエスカレーターではなく橋上改札でエスカレーターがないのは、清瀬駅と入間市駅だけです。

入間市駅は調べたら、ないとはいいつつも、駅のホーム部分が下になっているんです。橋上改札部分が地上と同じ高さなんです。だから、地上部分と改札がデッキでつながっているんです。ある意味では、1階が地下なんです。だから、エスカレーターがなくてもいいと言えばいいんです。また、隣接で駅ビルなっていて、そこが営業している限りは、エスカレーター、2本、3本あるんですね。これは入間市駅です。

そういうに考え見ると、池袋駅から飯能駅までの橋上改札の駅で、実質的にエスカレーターがないのは清瀬駅だけなんですよ。びっくりでしょう、これ。

清瀬駅は一日の乗降客が多い駅!!

それでは、清瀬駅はそんなに乗降客の少ない駅なのか、また調べてみました。清瀬駅の1日平均乗客乗降者数、2015年で6万8,000人。これが多いのか少ないのか、さあどうでしょう。これ、西武線全線、池袋線、新宿線、拝島線、いろいろありますが、西武線全線で92駅あるんですね。その中でこの6万8,000人というのは92駅中13位です。

駅別乗降人員(2015年度1日平均)
西武鉄道HP「駅別乗降人員」より

しかも池袋線だけでいうと、清瀬駅より上のところ、乗降客が多いのは、池袋駅は当たり前ですね。秋津駅もそうです。あそこは乗りかえ駅で、1日8万人あるというんだから。池袋駅、秋津駅以外で、練馬駅、石神井公園駅、大泉学園駅、ひばりヶ丘駅、これだけです、清瀬駅より上。つまり池袋線では7位、そんなすごいんです。

しかも乗りかえがないところ、練馬駅は大江戸線と乗りかえがあるとか、それから秋津駅は新秋津駅と乗りかえがあるとか、所沢駅は新宿線と乗りかえがある。そういう乗りかえがない駅で、つまり単独駅で、その順位でいうと大泉学園駅と石神井公園駅に続いて3位なんですよ。今、池袋線だけで言ったんですよ。3番目なんです。西武線全線でいうと、この上に田無駅が入るんです。4番目、西武線全線でいうと。こんなに高いんですよ、利用率が。なのに、エスカレーターがないんです。

これはちょっと本市としても考えたほうがいいし、西武鉄道にもぜひ言っていただいたほうがいいと思うんです。私は高齢者にやさしいという観点で申し上げましたが、これは利用者にとっても利便性を考えたら必要性は高いと思います。何しろ清瀬には、スターバックスがあるのですよ。ぜひこれは言っていただいて、早い時期での駅舎改修を目指していただければと思います。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report