2016年11月04日

■保幼小中一貫教育について(日南市)、実践的な防災教育について(志布志市)、視察しました。

宮崎視察

去る11/1(火)〜2(水)と一泊二日で、初めての九州視察へ行って来ました。九州や北海道は旅費もかさむため、そうそう頻繁には行くことができません。しっかりと実りある視察にするため、事前学習を開いて臨(のぞ)みました。

日南海岸「鬼の洗濯板」

宮崎空港に着いてから現地までは、日南線で海岸線をトコトコ揺られて向かいます。途中、「鬼の洗濯板」があったりする景勝の良いローカル線です。

北郷小中学校


北郷小中学校

まず最初の視察は、日南市北郷にある「学びの杜 北郷学園・北郷小中学校」です。ここは、幼稚園と保育園の機能を融合した「認定こども園」における『幼児教育』と、施設一体型の施設における『小中一貫教育』を、同一施設内に整備し『幼小中一貫教育』を行っている学校です。

北郷小中学校

手前の右側にあるのが「認定こども園」、奥の建物が小中学校です。写真の左側には小中で共有する校庭があります。

北郷小中学校

校内での学年の呼称としてては、中学生は、7・8・9年生となります。小学校修了時で違う学校に行くのではなく、基本的にはそのままスライドして上位学年に上がりますが、一応、7年生からは制服となります。

北郷小中学校

それぞれの学年の授業風景も拝見しましたが、一貫教育とは関係がありませんが、すべての教室で、電子黒板を使ったデジタル教育を行っていたことです。大型のモニターはタブレット式で、画面を直接タッチして操作することができます。

北郷小中学校

北郷小中学校

一貫教育の良い面悪い面多々伺ってきましたが、良い点の代表的にものにやはり“中一ギャップ”の解消であり、上級生が下級生の面倒をよく見ることだと仰っていました。悪い点の代表は、人間関係の固定化であり、また、それぞれ単独校の場合、小6が最上級生として責任感を養うことができるが、ここでは小6は最上級ではないため、そうした責任感が醸成しにくいそうです。

志布志市通山小学校


志布志市通山小学校

続いて二日目は、鹿児島県志布志市の通山小学校における『実践的な防災教育』です。それもそのはず、この小学校ではウミガメの産卵保護に取り組むほど海岸からすぐ近くにあります。万一、津波が押し寄せた場合、避難の成否が生死を分けます。その意味では、日頃の防災訓練も半日かけた大掛かりなものと、ショート訓練と呼ばれるとっさの避難行動を養うものと、趣向を凝らし、また日常的に行われています。

下の写真は、子どもたちによる“地域の防災ハザードマップ”です。学校の周囲、また通学路など、どのように危険で、どんな注意が必要か地図上に書かれています。

志布志市通山小学校

また学校の裏手には高台があり、津波の際に駆け上がれるよう、3.11後に階段が3か所作られたそうです(※矢印のところ)。生徒たちは、地震速報が校内に流れた際に、それぞれどのコースを辿(たど)ってこの階段に行き高台に行くか日頃よりシミュレートしています。

志布志市通山小学校

志布志市通山小学校

今回の視察は二ヶ所とも学校現場を見せて頂きました。いずれも清瀬市で応用したいヒントをたくさん掴むことができました。それぞれの学校の生徒さんには、校内で行き会うたびに元気な声でご挨拶を頂き、大変感動しました。また、授業を邪魔してしまい大変に申し訳ありませんでした。是非、清瀬でも近い将来提案していきたいと思います。

なお、上記写真の一部は、議会事務局・樋熊さんよりご提供頂きました。ありがとうございます。

Posted by takosuzuki │ ■視察