2017年08月15日

★教育現場にICTの活用を/平成28年度12月議会

教育現場にICTの活用を

先般、総務文教常任委員会の視察で、宮崎県日南市の学びの杜、北郷学園・北郷小中学校へ伺いました。視察テーマは幼小中一貫教育についてだったのですが、私が特に関心を抱いたのは、いずれの教室でも、黒板の横に設置された大型モニターでした。見て回った教室で板書されているところはほとんどなく、大体がこのモニターを使っての授業でした。どんな機材を使っていたのかはわかりませんが、私たちがふだん使っているいわばパワーポイントのようなプレゼンテーションソフトのようで、これを使えば、教員の先生方の板書にかかる時間は短縮されますし、あらかじめ自分で指導の段取りを組むこともできます。

板書中心ではなく、パワーポイントを使った授業に

清瀬市でも、これまでさまざまな形でデジタル教育、ICT教育が叫ばれ、アクティブ・ラーニング、インクルーシブ教育への活用、デジタル端末、タブレット型教科書等々、さまざまな片仮名用語が議会でも取り上げられ、一部、清瀬市でも使われ始めていることも承知をしています。

しかしながら、大勢は、これまでの黒板による板書とノート書き取りを中心とした指導方法であることも事実です。

一方、今の子どもたちは、新聞や本といった文字文化ではなく、テレビやPCのモニター、タブレット、テレビゲームなどのデジタル画面を使って情報を得る、デジタル世代に育っています。そうした子どもたちには、黒板に手書きする授業より、PCを使った授業のほうがよいのは火を見るよりも明らかです。

そこで、大仰にICT教育ということではなく、身近なところから、まず板書をやめてPCを使った授業に切りかえてはいかがでしょうか。ご所見をお伺いいたします。

【答弁/栗林昭彦教育部参事】
清瀬市の小中学校におきますICT機器の活用は、まだ十分とは言えません。特に中学校では、まだ黒板にチョークといったスタイルで授業をしている教員が多数であります。

ご指摘いただきましたとおり、これからの時代を生きる子どもたちは、さまざまな機器を活用した授業を受けておくべきであります。ICT機器の活用は、積極的に推進していかなければならないものと考えております。

一方で、本市内の教員の中には、教科の特性や活動内容に応じて、進んでICT機器を活用した授業を展開している者もおります。

例えば、小学校社会科の授業で、導入の資料提示にプロジェクターや実物投影機を使っている例。実際に行けない場所の映像資料や、一人一人に配ることができない具体物などを大きく映し、児童の学習に対する関心や意欲を高めております。

算数の授業では、イメージしにくい立体の体積の求め方等を動画で見せたり、児童のノートを実物投影機で拡大して黒板に写して、どのように問題を解き進めたのか発表させたりしている例もございます。

また、中学校の理科でも、教師による実験方法の解説や実験経過のまとめにタブレットやプロジェクターを活用したり、生徒が実験結果をタブレットでまとめて、プロジェクターで映しながら自分の考えを発表するといった授業も展開されております。

私ども教育委員会といたしましては、従来の黒板やチョーク、掲示物等を使って進めていく授業のよさも生かしつつ、ご紹介いたしましたようなICT機器の効果的な活用を一層進め、積極的に活用していくよう、研修会や学校訪問等を通して各校に指導してまいります。

教育委員会の方針を現場にも波及を

ICTを使った授業ということも、要はもう栗林参事がいつもパワーポイントを使っていらっしゃるから、それが一つの例というか、起爆剤というか、もうエバンジェリストになっていただいているんだと思うんです。もう教員の方々も、じゃ俺もと思うんだと思います。ぜひ今後も板書でなくパワーポイントでお願いできたらと思います。

PCを使った授業
パワポを使った北郷学園・北郷小中学校の授業裏様子



Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report