2017年08月15日

★下宿体育館の機能性を高め、下宿地域をスポーツ特化地域に/平成28年12月議会

下宿体育館の機能性を高め、下宿地域をスポーツ特化地域に

この夏、日本中を熱狂させたリオデジャネイロオリンピックは数々の逆転劇でのメダル獲得や、陸上400メートルリレーでの初メダル、そして史上最多のメダル獲得など、かつてないほど注目された、また、関心の高かった五輪となりました。

それは、来る2020年の東京大会が決定後だったことも否めませんが、何より国として、五輪選手に強化予算をつけ、日本選手が世界の強豪選手と伍する戦いができるようになったことが挙げられると思います。

清瀬市は新体操の街

そして、我が清瀬市では、これまでよく知られているにもかかわらず、それほど本市として五輪選手を出したと盛り上がっていない感のある競技に新体操があります。清瀬市には、新体操クラブとして藤島新体操クラブがあり、藤島先生が育てられ五輪に出場した選手は、1992年のバルセロナオリンピックに出場された川本ゆかりさん、1996年のアトランタオリンピックに出場された山尾朱子さん、そして2012年、先々のロンドンオリンピックに出場されたサイード横田仁奈さんと、私が知るだけでも3人もいらっしゃいます。それ以外にも、オリンピック出場は逃したものの、五輪強化選手として選抜された選手は4人おり、それぞれ全日本で活躍をされたそうであります。

現在、清瀬市のスポーツは、内山サッカー場を旗印としてのサッカーのまちとしての印象がありますが、清瀬市出身のサッカーのメジャーチームに所属する選手はまだおらず、実は新体操こそオリンピック選手を3人も輩出する清瀬市を代表するスポーツと言えるのです。

新体操の練習場として十分な施設に

そこで、その清瀬市の新体操の練習会場たる下宿体育館ですが、新庁舎完成後の次の改修施設となっていることもあり、主に新体操に焦点を当て、広さと高さを十分にとった改修を施し、より優秀な選手が育成できるよう、施設の面からサポートしてはいかがでしょうか。あわせて、体育館を練習会場としてだけでなく、大会等も開催できるよう、四方から観戦のできるアリーナ型に改修してはいかがでしょうか。

また、サッカー場、テニスコート、野球場などを擁する内山グラウンドから、この体育館までの下宿エリアを、スポーツ特化地域としては整備してはいかがでしょうか。関越自動車道所沢インターチェンジから近く、また、武蔵野線新座駅からもそれほど遠くないという交通アクセスの至便さから考えれば、関東圏の大会を開催できると思うのです。ご所見をお伺いいたします。

【答弁/石川智裕教育部長】
昭和52年に下宿体育館、下宿地域市民センターとともに供用が開始され、306席の観覧席を持つ市民体育館として多くの競技等にご利用いただいております。

議員ご提案の新体操に焦点を当てた体育館の機能を高めるための改修でございますが、今後、体育館を含む下宿地域市民センターは新庁舎事業後、耐震化を図ることとしていますが、その際には、現在策定しております公共施設等総合管理計画を踏まえながら、どのように再整備または再配置していくか検討していきたいと考えております。

また、下宿エリアのスポーツ特化地域としての整備でございますが、議員ご提案のとおり本市の大きな特徴であり、サッカー場、体育館等の他の施設と連動して、エリアとして整備することは、まちづくりの観点からも有効と考えられます。

このことから、これについても総合管理計画の考え方を踏まえながら検討していきたいと考えております。

下宿体育館
現在の下宿体育館。耐震性に問題がある。


下宿体育館のご答弁では、今後、公共施設の総合管理計画の中で検討していきますというお話でした。もちろん清瀬市が新体操について何もしていないということじゃなくて、ちょうど4年前ですかね、市長のお計らいか本市当局のお取り計らいで、サイード横田さんの記念撮影会に、AKBみたいですが、我々議員全員で参加させていただいて、本市としてもできる限りのことはこれまでもしてこられたんだと思います。川本ゆかりさんについても、また山尾朱子さんについても、壮行会とか、恐らくそういうことはされたんだと思うんですが、やはり今どっちかというとサッカーがちょっとフィーチャーされている感があります。

だからここでもう一度、新体操のまち清瀬というのを再確認していきましょうよというのが今回の意図です。

2020年東京オリンピックにもふじしま体操クラブの選手が出場予定

2020年の東京オリンピックに、じゃ藤島新体操クラブとして出るのかという話ですよね。調べました。そうしたら、藤島新体操クラブで1人、2020東京オリンピックの強化選手に入っているそうです。残念ながら、その方は新座市の方だそうですが、清瀬市の藤島クラブ出身。つまり強化選手一覧というのがあって、日本全国からオリンピックに出る強化選手を出してくるわけですよ。藤島クラブと書いてあるわけですから、これは清瀬市の藤島クラブ、清瀬市出身、清瀬市としては、これは十分誇りになることじゃないかと思います。

過去の清瀬出身オリンピアンもまだ市内にて活躍

過去のオリンピック出場された選手の方々はどうしているかというと、これはあるところで市長が西東京市の議員の方と懇談されているときにちょっと聞いたので、その方にちょっと聞いてみましたら、川本ゆかりさんは現在、清瀬市で新体操を教えていらっしゃるそうです。藤島クラブでも教えていらっしゃるそうです。サイード横田さんについても、現在大学生だそうですが、藤島クラブでコーチをしているということです。

現在進行形で藤島クラブは育成されている。ただし、指導者、藤島先生自体も、やはりだんだん高齢になっておられるし、ずっとということはもちろんない。もしかしたらどんどん少なくなっていくかもしれませんが、そして後継者の方々も清瀬市の中で育ってきている。ということは、やはり清瀬市も大事にしていかなければいけないと思うんですね。

下宿体育館は"改修"か“耐震補強”か

現実問題として、言うことはおもしろいが、じゃ実際、耐震改修だけじゃなくて、全面改修というか再整備できるのかといったら、今回の新庁舎の一連の流れでも、耐震改修か建て替えかというのは大変議論を呼びましたが、それはやはりお金の問題で、それは簡単な話じゃないということです。

東久留米市の例を参考に都や国からも援助を

東久留米市が、もう今から十数年前ですが、新体育館をつくったときに、私もこけら落としのときに見せていただいたんですが、あの建物の下は大きな空洞になっていて、真横の川が洪水したときのための貯留槽になっている。あの立派な建物をつくった際には、恐らく何らか、その東京都の予算をうまく何か使ったりとかしたりしたんじゃないかと思うんですが、もしそこら辺、東久留米市の例がわかれば、あと5分しかないので、すみません、30秒で。
【答弁/石川智裕教育部長】
詳しいデータではないんですが、大まかの大体建設費本体が17億6,000万円程度に対し、書類上、国費と都費を合わせて大体8億4,000万円と聞いていますので、大体47.7%が特定財源、その他事業費全体で42億何千万円と聞いていますが、ということでございます。
42億円というのは、本当に庁舎が建ってしまうぐらいの予算ですが、そのうちの40%……〔「47%」と呼ぶ者あり〕47%ね、だから、何かいろいろ実際、そうしようと思うといろいろな知恵が湧いて、何とかしていくものだなと思います。

国の新体操連盟とか、そういったのから援助をもらうとか、もしくはこれだけ清瀬市としてオリンピック選手を輩出しているんだったら、JOCからも何かお金が取れないかとか、いろいろな知恵があるんじゃないかと思うんですが、ぜひちょっと検討というか、していただければと思うんですね。

アリーナ式の体育館にしては

現状の体育館は柔剣道場があったりいろいろな施設があって、総合体育館になっているわけですが、何でもできる体育館にする必要はないと思うんですよ、やはり。これだけ市内に小中学校があって、体育館もあるわけですから、バスケットボールやバレーボールがするのはもう各それぞれの地域の学校の体育館を使ってもらうとか、そういう意味では下宿の体育館は、ある意味多目的に、多目的というと、それ自体もまたあれですが、私ちょっと申し上げたように、アリーナで上が4面が見られるような形で。そうすると、もちろんスポーツ施設だけじゃなくてイベントにも活用が可能だし、この間の会派視察で洲本市に行ったときに、洲本市がまたそういう例で、非常に好評を博して、またいろいろな活用の仕方ができているという話を伺いました。

そこから着想したんですが、防音ができるようにするとか、また新体操ですから、ある意味4面のどこかちょっと鏡が使えるようにしたりとか、何しろ新体操に特化するというのは何かというと、天井を高くすることだそうです。バレーボールだって高く打ち上げるわけだから、天井はあれなのかなと思うんですが、新体操はやや高いそうですね、投げるので。

下宿地域一帯をスポーツ特化エリアに

また、洲本市の例でいうと、その体育館は市内の幼稚園、保育園の運動会にも使っているということでした、屋内型運動公園として。そういう使い方ができるところにできたらと思うんです。

新庁舎ができた後には、ごみ減量化の建物というか、地域もまた、どうするかと考えなければいけないし、清柳園もありますし、現状の下宿体育館の課題は駐車場が少ないことですが、あそこら辺、野球場も含めて、全面的にちょっとどうするかという検討をしていけないかということなんですよ。

また、駐車場をつくるとなると、場所を圧迫してしまうので、せっかくだから、川のあちら側、所沢エリアがあれだけ空き地や畑がいっぱいあるので、駐車場として金山コインパーキングのような例で、借りて駐車場運営をするか、または駐車場運営していただくか。そうして下宿体育館の駐車場はもうあっちにして、歩いたってたかが知れているわけですからね、1分もかからないわけで。そういう形で、うまく下宿エリア一帯、新体操もできる総合というか体育館もあり、野球場もあり、何しろ内山もある。

下宿エリア図
下宿エリア図。赤丸がスポーツ施設。施設が密集している


清瀬出身のJリーガーが誕生した!!

私、サッカーでメジャー選手いないじゃないかと失礼なことを言ったんですが、実は来季から大宮アルディージャというJ1のチームがあるんですが、ここに清瀬第四中学校出身者の方が、今から3年前、中学校を卒業してすぐに、そこに入団をされて、もちろん自分で入れませんから、野球と同じで、プロチームというのは自分で入りたいと言ったって入れませんから、請われて入って、実は今、だから18歳ですね。来年高校卒業の年になると思うんですが、だから来季はトップリーグ、野球でいう一軍に登録が決まったそうです。

だから、いよいよ清瀬市出身のメジャーリーガーも誕生ということになりますので、やはりこのスポーツ全体の清瀬市という側面もご検討いただく中で、ぜひこの下宿体育館もご検討いただければと思います。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report