2017年08月17日
★東京オリンピック・パラリンピックへ、新体操のまち清瀬として機運醸成イベントを/平成29年3月議会

2020東京オリンピック・パラリンピックへ向け、清瀬市としていかに盛り上がっていけるかは、本市として経済効果だけではなしに、広い意味での地域振興にとっても大変重要であります。何度も申し上げているように、この年、我が市にとって市制50周年の佳節であることも大変な好機であると言えましょう。
2020年のオリパラを清瀬市は“新体操”で盛り上がろう!!
これまで清瀬市としては、新体操を初め、何人もオリンピック選手を輩出してきたにもかかわらず、それほど市を挙げて盛り上がることはありませんでした。しかし、来る2020年へは、東京開催ということもあり、しっかりと時間をかけて盛り上がりへの下地としての応援体制をつくっていただきたいのです。
とはいっても、残念ながら東京大会の出場予定選手に清瀬市出身の選手は今のところはいらっしゃらない。しかし、清瀬市出身選手はいなくても、清瀬市の藤島新体操クラブは新座市の選手を五輪強化選手として大会に送り出す予定と伺っています。やはり清瀬藤島クラブは、日本新体操界にとってはなくてはならない存在なのです。
機運醸成イベントに清瀬市出身の元オリンピアにご協力いただこう!!
そこで、新体操のまち清瀬として五輪までの3年間、しっかりと五輪への機運醸成プロモーションを行ってはいかがでしょうか。具体的には元オリンピック選手である川本ゆかりさん、山尾朱子さん、サイード横田さんにご協力いただき、清瀬市最大のイベントである市民まつりにて東京五輪へのキャンペーンをしたり、市報などの媒体を利用して、清瀬市のオリンピックへの取り組みを最大限にアピールするのです。

2012年の五輪出場を祝してサイード横田さんと。右はふじしま先生
もちろん清瀬市ゆかりの選手ではパラリンピックの土田和歌子さんもいらっしゃいますし、新体操だけでなく、清瀬市ゆかりということで女子サッカーを応援するのもよいでしょう。いずれにしても東京オリンピック・パラリンピックの国を挙げての熱狂を少しでも我が清瀬市にシンクロさせて、市制50周年も盛り上げ、地域振興への起爆剤にしていきたいと思います。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/栗林昭彦教育部参事】
議員ご指摘のとおり、これまで清瀬市の新体操クラブから3名のオリンピアンを輩出しており、清瀬のまちがスポーツを通じて、また2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機として、本市のまちづくりの大きな力とするためにも、関係者とも調整しながら、機運醸成を図る必要性は高いと認識しております。
現在、東京都は機運醸成のため、オリンピック・パラリンピック啓発イベントなどを各地域で企画して、醸成を図ってきているところでございます。
ただいまご提案いただきました機運醸成イベントの実施につきましては、対象選手やチームの存在が明確になることによって、応援や激励などの市民の意識が高まることになりますので、当面は東京2020年大会横断幕などを各公共施設等へ配置し、生涯学習関連の事業等において、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の啓発ならびに機運醸成を図ってまいりたいと思います。
また、オリンピアンを輩出している本市として、市制50周年などの節目を迎えることから、どのような取り組みができるのか、スポーツ関連団体などと相談しながら進めてまいりたいと考えております。
何十年ぶりの東京オリンピックですから、それは盛り上がりますよ。だけど、他人ごとで盛り上がるよりは、我がこととして盛り上がることが大事なことでありますし、オリンピアンというんですね。元オリンピック選手のこと。格好いいですね。せっかく元オリンピアンが3人もいらっしゃって、また我々余りよく知らなかった前回の宇都宮選手とか、そういうことも含めれば、オリンピアンというのはもっといらっしゃるのかもしれませんし、せっかくそういう方々がいらっしゃって、特に新体操については元とはいえ、まだまだ現役でもできる20代もしくは30代前半の方々ですから、ぜひこの3年間で有効にご協力いただいたらいいと思うんです。
2020東京五輪へは新座市出身のふじしま教室の選手
今回出られる強化選手の方は新座市の方なので、その選手を立ててということはなかなか難しいとは思いますが、でも五輪までの機運醸成イベントの中では、その元オリンピアンの方3人を清瀬市民ですから、それは十分にご協力いただいたらいいんだと思います。
そういう意味では、さっきのインバウンドの話等を含めて、これは長期的かつ体系的にどうしていこうかとお考えをいただく意味では、かつて多摩国体準備室でしたか、そういうのがアミューにありましたが、ああいうふうに組織に一つのセクションとして、この2年、3年をどう盛り上げ、経済振興にもつなげ、そして市民の地域づくりへのやる気にもつなげ、最終的には50周年を盛り上げるということを一つのセクションとして立ち上げていくというのはいかがなものでしょうか、企画部長。
【答弁/今村広司企画部長】
東京都の課長にも前に来ていただいて、この東京オリンピック・パラリンピックが地域活性化の絶好のチャンスなんだというような講演もいただきました。これは全庁的に取り組んでいかなければいけない課題だと思っておりますので、組織的にどうしていくのかというのも今後検討していきたいと思います。
多摩国体でも、もちろん補助があったんでしょうが、例えばそろいのポロシャツを着たり、そろいの黄色とかオレンジとかのジャンパーを着たりとか、一つの庁を挙げての盛り上がりというのが市民に伝播していくということもありますので、ぜひセクションをつくって体系的にお考えいただけたらいいかと思います。
【関連】
★下宿体育館の機能性を高め、下宿地域をスポーツ特化地域に/平成28年12月議会
Posted by takosuzuki
│
│■議会報告/City Concil Report | シティプロモーション