2017年11月01日

■「清瀬のうちおり展」に伺いました。

うちおり展

先日(10/28)、郷土博物館にて行われていた「清瀬のうちおり展」に伺いました。「清瀬のうちおり」は、清瀬市周辺の人々がかつて着ていた「着物」やその素材である「布地」の総称を言います。今年3月にこのうちおりが、国の重要有形民俗文化財として指定されました。このことから、このうちおりを広く皆様に知って頂くため、文化財指定を記念しての企画展の開催となったのです。

うちおり展

うちおり展

うちおり展

展示されていたうちおりは、明治後期から昭和20年代の頃まで庶民の衣服として使われていたもののようです。これを近年、市民グループが中心となって収集・整理、そして文化財として大切にすべきと呼びかけを行ってこられました。

うちおり展

うちおり展

現在でも我が街・清瀬は「農の街」として発展をしてきましたが、昔も農業やこうした衣類の元となる「養蚕」が盛んだったそうです。

日本の近代化への移行期の中で、庶民の衣服としてのこうした文化が、しっかりと大事に保管伝承されてきたことに、大変に感銘を受けました。

うちおり展

清瀬の伝統歴史を今後とも大事に、後世に語り継いでいきたいものです。

Posted by takosuzuki │ ■活動日誌/BLOG