2018年01月08日

■食品ロス(長野県松本市)、地図情報システム(長野県上田市)、視察しました。

松本市視察

昨年(2017年)11/15〜16の一泊二日で、長野県松本市と上田市へ視察へ行って来ました。12月議会前の大変に忙しい中での急な決行だったため、議会事務局には大変にご迷惑をおかけしましたが、無事実りある視察行となりました。

松本市視察

まず初日は「食品ロスについて」。このテーマでは先進的な取り組みをされている松本市役所でお話しを伺いました。松本市では視察に伺う少し前の10/30に「第1回食品ロス削減全国大会〜広げよう30・10inまつもと〜」と題するイベントが行われたばかりで、全国的にも「食品ロス」の取り組みでは大変に有名です。

松本市視察

松本市視察

松本市視察

またこのテーマは、公明党としても参議院議員の竹谷とし子さんを中心に党の女性局が全国的に取り組んでおり、地球的に見れば食べ物に困っている人たちが大勢いることを認識し「食べ物を粗末にしない」、また環境を守る意味でも「食べ残しをゴミとして処理させない」ことを目的に運動をしています。具体的には「30・10運動」として、宴会などの際、開会直後の30分と閉会前の10分は、食べることに集中して頂き、食べ残しの多い宴会やパーティたでの対策としています。

松本市視察

このテーマの先進市・松本市でも主導しているのは、環境政策課の三沢課長と課長補佐の百瀬課長補佐です。記念に一緒に撮って頂きました。

松本市視察

松本市役所は松本城と隣接しているため、松本城にもよって来ました。

上田市視察

続いて二日目の11/16は上田市です。上田市では行政ではなく、同市に拠点をおく民間団体であるNPO法人長野県GIS協会へ伺い、GIS(地理情報システム)について話を伺いました。上の写真は、協会の会長である増沢さん(左から2人目)、事務局の橋元さん(左端)です。

GIS(地理情報システム)とは聞きなれない言葉ですが、要するに地図データを単に場所探しのためだけに使うのではなく、基本となる地図の上に、様々な情報データを重ねることによってハザードマップにもなれば、渋滞情報のついたナビゲーターにもなるという、地図とデータとを重ねることによって生まれる応用システムのことです。

かつて西宮市へ「被災者支援システム」を視察した際に、地図上に要援護者の住所や家族構成などのデータがマーキングされたパソコン上の地図システムを見せて頂きましたが、そのシステムがまさにこのGISを利用したものだったのです。

桑名市(三重県)と西宮市(兵庫県)に視察に行きました。2012.2.9記事

協会は増沢会長が社長を務めておられる「みすず総合コンサルティング」社内にあり、同社でのレクチュアでした。レクチュアには、地元公明党の清水県議(上写真右から2人目)と半田市議(上写真右端)も駆けつけて頂き、このGISを使った防災ハザードマップの展開例なども教えて頂きました。

上田市視察

今回もまた大変に実りのある視察で、「食品ロス」にしろ「GIS」にしろ、しっかりと施策としてまとめ上げていきたいと思いました。

視察後、協会のある「みすず総合コンサルティング」さんの前で三人で自撮りしました。

Posted by takosuzuki │ ■視察