2018年11月30日
■食品ロス(長野県松本市)、オンデマンド交通(長野県上諏訪市)に常任委員会視察にいってきました。

平成30年の10/11(木)〜12(金)一泊二日で、長野県松本市と諏訪市へ建設環境常任委員会視察へ行ってきました。常任委員会の視察は、その委員会で所管するテーマの中で行われ、今回は、松本市へは「食品ロス削減の取り組みについて」、諏訪市へは「コミュニティバス事業について」というテーマで伺いました。


松本市への「食品ロス」の視察は、昨年(2017年)も会派として伺い、これはごみ減量を所管する私たちの委員会としても是非、委員の皆様に知って頂きたいと、今回提案しました。
■食品ロス(長野県松本市)、地図情報システム(長野県上田市)、視察しました。2018年1月8日記事
「食品ロス」の先進自治体である松本市では、ゴミ減量化施策の一環として、平成22年度より食品ロス削減運動を実施しています。その取り組み内容は、全市的に食べ残しをなくす啓発活動として、飲食店における「残さず食べよう!30・10運動」――宴会などで開始30分間と、終了前の10分間は食事を楽しむ時間とし、食べ残しを減らす運動です。また、家庭では毎月30日を「冷蔵庫クリーンアップデー」、10日を「もったいないクッキングデー」として家庭での食品ロスを防いでいるのです。
その結果、開始より8年が経過して、毎年ゴミの総量が減少傾向にあるそうです。清瀬市でも三市でごみ焼却施設柳泉園を運営していることから、ゴミ減量は喫緊の課題の一つです。市として食品ロス削減運動を行っていく必要性を感じました。

前回同様、松本市役所は松本城と隣接しているため、お約束としてお城バックの写真を撮りました。


翌日は諏訪市。ここ諏訪市は、交通空白地域が多く、住民の生活の足確保、観光客の利便性向上などを目的として平成11年よりコミュニティバス事業「かりんちゃんバス」を開始。より細かく住民ニーズにこたえるため、ワゴンタイプのバスの2路線含め、今日までに7路線にまで拡大、そのほかにタクシー会社と連携しデマンド交通事業もおこなっているそうです。
また住民の声によって電車との接続を考慮したダイヤ改正や危険な位置にあるバス停の位置変更など実施。利用者の利便性向上を図っています。また、地域の高齢化などにより利用者数が減少傾向にあるため、子どもたちへの無料乗車体験企画を実施するなど、利用者減少対策も行っています。きよバス実施から11年目となる清瀬市も、まだまだ交通不便地域があり、きよバスのルート変更や増便などの声もあることから、大変参考になる視察となりました。


諏訪市役所での視察を終え、帰り道にある諏訪湖に寄った後、諏訪はうなぎが大変に有名ということで昼食はうなぎ屋さん「古畑」に寄りました。他の委員の方々はうな重を注文していましたが、私はその時、炭水化物ダイエットをしていたため、「蒲焼」にしました。出費は痛かったですが、味は極上でした。
Posted by takosuzuki
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