2019年10月22日
★中里地域市民センター内にコンビニエンスストアを/平成31年6月議会

中里団地周辺には商店がない!!
この件も私はかねがね、本議会において提案、要望を続けてまいりました。申し上げてきたとおり、中里団地は近隣に商店がなく、中里団地及び周辺にお住まいの多くの高齢者の方々にとって大変厳しい状況になっています。団地入り口にあったコンビニエンスストアが閉店した後、最も近い商店でも小金井街道を南下したスギ薬局かファミリーマート、ここまでが1.1キロメートル、または台田団地上のマルエツまでが1.5キロメートルですから、本当の意味での買い物難民となっています。
★中里団地の買い物難民対策について/平成30年1月議会
今日までに、今般建設される中里団地新棟に商店をつくってほしいなど、地元自治会の方々の切なる要望もありましたが、現状は本市とJA東京みらいの協力により、毎週1回の野菜の移動販売などが行われており、これはこれで本市の努力の賜物と住民の方は喜んでおられます。しかしながら、週に1回の移動販売ではやはり十分とは言えず、何とか常設の店舗ができないものかとのお声もまだまだ聞かれます。
民間事業者に対する商店誘致は、閉店後の十分な収益を担保できたとしても、一事業者に対する利益誘導にもつながりかねませんし、もともとあっせん紹介できるような土地もありませんので、行政として難しいことは言うまでもありません。
中里地域センター内にミニコンビニを
そこで、収益を目的としない、あくまで買い物難民対策としての福祉目的の営業として、中里地域市民センター内の一角に限定した、食料品のみを並べるミニコンビニエンスストアとも言えるストアをつくれないでしょうか。
現状、中里地域市民センター内に空きスペースはありませんが、1階の柳瀬川回廊の紹介コーナーを使用し、柳瀬川回廊紹介は建物内の他の壁に移設します。その狭いスペースで食料品のみを陳列します。営業時間もセンター開館時間に合わせ、9時から夕方5時までとします。

地域センター内でできるところはここしかない
行政と民間事業、ここではセブンイレブンジャパンを想定していますが、協力をしての地域福祉活動です。幸いセブンイレブンジャパンは、清瀬市と地域活性化包括連携協定を締結しています。何かしらの解決策が見出せるのではないでしょうか。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/瀬谷真市民生活部長】
平成29年12月より、中里地域市民センター前で実施を始めましたJA東京みらいならびに清瀬直売会による地場農産物の移動販売においては、地域の方々より一定の評価はいただいております。
議員ご質問にもありましたとおり、販売品目や販売日数などの問題については、必ずしも十分ではないという認識をしております。販売品目の拡充を図るべく、商工会にもお声かけをさせていただきましたが、販売事業者が一定程度の収益が上げられる保証がないと、参加は難しいとの意見もいただいているところでございます。
中里地域市民センター内において、コンビニエンスストアの開業ができれば、課題解決になるものであると感じてはおりますが、土地、建物ともに東京都の所有物となることから、東京都に中里地域市民センター内にコンビニエンスストアが開業できないか確認をいたしましたところ、当該施設の使用目的ならびに使用方法は地域市民センターとして使用許可を出していることであり、目的外の使用になるとともに、営業施設としての電気設備などが耐えられるかという問題もあることから、使用許可は出せないとの回答がございました。
このことから、中里地域市民センター内でのコンビニエンスストアの開業については、現在のところは難しいものであると考えます。
なお、今後、竹丘一丁目の古くなった都営住宅の建て替えの代替地として、中里都営住宅内の空き地が予定されているようですので、その際には、都営住宅内にコンビニエンスストアが入れるよう、引き続き要望してまいりたいと思っております。
誘致できないのなら行政が自前で作ってしまえば
中里団地周辺地域の方々はコンビニエンスストアがなくなって、近くにコンビニエンスストアつくってくれ、つくってくれというお話を以前より訴えておられます。昔、団地の中にマツムラ商店というのがあって、そこが大変にありがたかったわけですが、全部商店がなくなってしまって、コンビニエンスストアもなくなってしまって、なんとか民間の人につくってもらいたい、民間のコンビニを誘致してほしいということが一つの要望だったわけです。だけれども、さっき申し上げたように、なかなか行政として誘致をしていく、あっせんしていくというのは難しいわけで、だから、中里地域市民センターは本市のものなんだから、そこにコンビニエンスストアを入れたらいいんじゃないかと私は思ったんですが、東京都のものだとはつゆ知らず、大変失礼しました。
中里団地内に建設される棟に商店を入れてもらうえるよう要望をする
先ほどのご答弁では、中里団地内につくる、2棟の中の一つに商店を入れてもらえるように今後お願いをしていきますというお話がありました。
去年の2月に、中里団地自治会の皆さんが市長のもとに来られて、ぜひ新しくできる新棟には、1階に商店部分をつくってくれるように東京都にお願いしてくれと言ったら、市長はよしわかったといって、言っていただいた。小池都知事に直接言っていただいたんです。それはもう動画でアップされていて、しっかりとお願いしていただいたんですが、その後、1年有余たっていまして、答弁でこう言っていただいているので、何かしら進捗があったのかと期待をしていますが、何か進捗があったのかどうか。
【答弁/瀬谷真市民生活部長】中里地域市民センター内の一角をコンビニエンスストアにしてくれることさえ許可しない東京都が、新しくつくる団地の中に商店をつくるわけがないと思います。そういう意味では、今はもう実行支配をしている、中里地域市民センターの中に、一角をそうしてもらうというのは、ある意味、そっちのほうが容易ではないかなと思うんです。恐らくこれはさまざま今後交渉をしていく余地もあるんじゃないかと思うんです。
現在のところは特に何もないという状況でございます。
中里市民センターを指定管理しているスポーツ事業団にコンビニ事業をやってもらう
だけれども、よしんば東京都がいいよと言ってくれたとしても、借り手側の清瀬市が、ではコンビニエンスストアできるのかという話もあるんですね。
現在は、公共施設の条例上、なかなか難しい面があるかと思いますし、よしんば条例改正して、福祉目的でのそういう営業活動というのがいいようになったとしても、では誰がやるんだという話にもなってきます。
当然そうなってくると、中里地域市民センターを指定管理している会社が、今はスポーツ事業団ですが、その指定管理会社が一応営利目的ではなくというか、そういうのをやってもらうということになると思うんです。そういう意味では、クレアビルの駐車場事業と似ている、スキームとしてはそういうスキームなんだろうなと思うんです。公共施設の中に駐車場があって、そこに指定管理が駐車場事業をしてくれているというスキームは。
これは都市整備部長、クレアビルのスキームを教えてください。
【答弁/佐々木秀貴都市整備部長】せかしてしまってごめんなさい。終わってしまいました。ありがとうございました。
駐車場事業ですが、これは指定管理者が指定管理者の契約のもとにタイムズと事業展開を図っているということです。
Posted by takosuzuki
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