2019年12月04日
★学校プール事業ついて/平成30年決算特別委員会

学校プールの維持管理費は
市内の小学校、中学校のプールが一番新しい学校でも清瀬第十小学校、清瀬第五中学校で、建ってから数十年たっていて、経年劣化で毎年こういう改修費用というのは計上されてくるものだと思うんですが、こういう改修費用、修繕費というのは数年見ていて、年々ふえてくるんだと思うんですが、この推移についてお伺いをいたします。
一方で、それ以外の水道代とか、その他もろもろ維持管理経費が修繕費以外に毎年どれぐらいの費用がかかっているものなのか、まずお伺いいたします。
【答弁/細山克昭教育総務課長】議会でもたびたび話題になっていまして、数年前には石川委員がこれを話題にしていただいて、なるほど、そういう着眼点があるんだなと感心したことをとても覚えているんですが、年間、当たり前ですが、夏のシーズンしかプールというのは使わないものでして、今年は余り暑過ぎてしまって、プールが使えなかったということも伺っておりますが、大体年間の使用期間、そしてまた使用日数の平均があれば教えていただきたいのと、ちなみに今ちょっと申し上げた天候、気候変動などによるプール授業への影響というのがあれば教えてください。
まず、プールの件ですが、市内のプールで古いものですと50年経過している。14校平均でも45年ほど経過しているという現状がございます。
水道代ですと、14校の合計700万円、そのほかの経費として400万円ほどかかっております。合計で1,100万円程度かかっております。
昨年の9月の一般質問であったのですが、そのときは980万円と申し上げてございますので、それと比べても工事がありましたものですから、ふえているという状況にあります。
【答弁/細山克昭教育総務課長】プールの授業で使う水道代
水泳指導の実施回数ですが、現在各学校で実施している水泳指導が6月中旬から9月上旬にかけて行っております。1回の指導が2単位時間の指導を10回から12回程度実施しております。
気候による変動なのですが、気温が低い、また水温が低いという低い場合については中止となるケースがあります。また、高い場合についても、WBGT(暑さ指数)、それにあわせて屋外での運動が危険となった場合については、中止になるというケースもございます。
さっきちょっと言うのを忘れてしまったんですが、1,100万円、水道代が700万円で、薬品代が400万円、1校じゃなくて14校ね。
私もホームページで調べまして、一般的には25メートルプール、12メートル、深さが約1.35メートルぐらいのプールの場合、一般的なプールというのはこういう容量なのでしょうが、そこに入る水というのは約421立方メートルだそうで、余り意味のない換算ですが、一般的な家庭用のお風呂の約4年分があるということで、これは大体1回当たり水を入れる水道料金というのは27万円だそうで、これは上下水道代なのかな。業務用なんでしょうね。恐らく学校で使うような水道代というのは、家庭用の水道代とはまた計算式というのは違うんでしょうが、これがワンシーズン大体2回ぐらい取りかえる、水の入れかえをするということで、1回27万円ぐらいで2回でワンシーズン1校54万円ぐらいが単純な水道代にかかるんだということだそうで、今後もメンテナンスも修繕もかかってくるということで、今お話ありました3か月の中でプールの授業を行っていくということでございました。
今後の学校によっては多くなる学校もあるのでしょうが、全般的な話で見れば当然子どもも少なくなってくるということで、今公共施設の再編計画が着々と行われているという、その中でもって、このままの経費プラス年々修繕費というのは当然高くなってくるわけですが、今後の学校プールの維持管理費用、そしてまた授業に関する、清瀬市では今後そういう経費にかかってくる部分と、それから授業として教育の観点でやっていかなければならない部分と何かお考えがあれば。
プール授業を民間に委託しては
要するに、数年前に石川委員がおっしゃったのも、結論的にはここのプールの授業に関しては、民間委託したらどうですかという一つの問題提起だったわけで、今般市によっては、先行市としては、民間委託をプールの授業はしている市もあるやに伺っておりますが、そういう民間委託していることに対する清瀬市のお考えなどもあったらお伺いをいたします。
【答弁/石川智裕教育部長】
委員ご提案のとおり、市によっては全てを民間のスポーツスイミングに委託することで、バスを出すことによっても一定の深い指導、それからバスによって先生たちの時間もということで結構メリットもある。
今、公共施設再編もあるので、例えば複合化した折に、当然新しい校舎については屋内プールにして、屋根をつけて、床を昇降式にして、小中が例えば共同で使えるような、清瀬小学校だったら清瀬中学校、清瀬第六小学校、清瀬第二中学校も1校、例えば夜間はNPOに委託して市民に貸し出すとか、そういうことも親子式とか貸し出しも考えていかなければいけない。あとは全面的に教育課程の問題がありますが、場合によっては廃止が究極、それから次に民間委託、それからその後は複合化によって14校あっても14校プール要らないということも含めて、これから再整備の中で、あと適正化方針の中であわせて考えていくことになると思っております。
Posted by takosuzuki
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