2020年03月15日

■無電柱化事業(兵庫県芦屋市)、内水氾濫対策(京都府福知山市)、常任委員会視察しました。

芦屋市視察

令和元年11/20(水)〜21(木)と改選後初めての建設常任委員会の視察に行きました。毎年、常任委員会視察は、何のテーマでどこにいくか、いつ行くか、会派の異なる議員間での調整課があり、難航するのですが、テーマと場所については基本、委員長である私に一任頂きましたので、すんなり決めることができました。

芦屋市視察

まず、11/20(水)は兵庫県芦屋市に無電柱化事業を視察しました。芦屋市は、国際文化住宅都市として、まちの魅力の向上、都市防災機能の強化、通行空間の安全性・快適性の向上、都市景観の形成を図ることを目的に、ずいぶん昔から無電柱化をすすめてきたそうです。さすがセレブのまちです。全国の市町村では無電柱化率はトップ。

芦屋市視察

無電柱化をすすめるにあたり、推進条例を制定し基本理念や責務、役割分担、施策を明確化し、また推進計画の中でも今後10年間に取り組む路線や目標を設定する中で、行政だけでなく関係事業者や市民とともに事業をすすめてきたそうです。今後の課題として、膨大なコストをいかに下げるか研究・開発をすすめるとのこと。

芦屋市視察

清瀬市にとっても、安心安全な歩行者のための道路へ、大変参考になりました。特に、私は小金井街道の歩道に立つ電柱がとても危険と感じていますが、無電柱化事業はとてもお金がかかるため、市単独では到底できません。この小金井街道は都道ですから、今後も東京都に要望していきたいと思います。上の写真は、公明党芦屋市議の田原俊彦さん。無理をお願いしてご挨拶させて頂きました。お名前がすごいですが、私にとってはとても縁のある方で、素晴らしい方です。

福知山市視察

その日のうちに福知山市へ。京都駅で乗り換えて向かいます。この路線は、時代劇の撮影場所である太秦や嵐山などの路線なのですね。知りませんでした。車窓からの景色にしばし見惚れました。

福知山市視察

一級河川・由良川をようする福知山市は、これまで幾多の洪水被害に見舞われ、特に近年の異常気象の中では家屋全壊や床上浸水も頻発しているそうです。2004年に台風で川が氾濫し、水没した観光バスの乗客がバスのへ根に上って一夜を明かし、救出されたことがありましたよね、あれがこの由良川です。福知山市ではありませんでしたが、お隣、舞鶴市での出来事です。

福知山市視察

その原因として、河川の増水による決壊とともに、短時間にふった豪雨が排水路や河川で処理しきれず市街地にあふれる、「内水氾濫」のためで、これまで排水機能を高めるためポンプの強化増設や、調整池や雨水貯留槽の設置を、国や京都府と協力してすすめてきたそうです。

清瀬市でも現在内水氾濫は小規模とは言え増加傾向にあり、また豪雨災害も今後甚大化が予想されるため、大変に参考になりました。

福知山市視察

ここ福知山市は、現在MHKの大河ドラマ『麒麟がくる』の明智光秀の福知山です。その福知山城役所の窓から見ながらの視察でした。

福知山市ラーメンとん吉

さて、お約束のご当地ラーメンですが、ここ福知山で頂きました。福知山駅からほど近い、濃厚なとんこつラーメンで有名な『とん吉』。行列のできるラーメン店で有名だそうで、確かに行列に並んでの実食でした。議会事務局のOさんにご紹介頂きました。とても美味しかったです。

Posted by takosuzuki │ ■視察