2021年04月30日
★市内観光ツアーの実施を/令和3年3月議会

これまで申し上げてきたように、全市民へのワクチン接種が終わると、いよいよアフターコロナへ向けた経済の巻き返しを図っていかなければなりません。
そこで、清瀬市を活気づけるプロジェクトの一環として、市内の産業振興、巻き返しを目的とした市内観光ツアー、マイクロツーリズムを実施してはいかがでしょうか。
市内を観光し最後に新庁舎を見学
これは、市内の代表的なスポット、例えば大林組技術研究所や気象衛星センターなどの研究調査施設や大学などの教育施設を巡るインテリジェンス清瀬視察コース、または、結核研究所や東京病院の外気舎など医療施設を見て回る医療のまち清瀬見学コース、そして、旧森田家や柳瀬川回廊、雑木林などの自然探索コースなど、清瀬市のすばらしいところを見直し、発見するツアーです。場合によっては、近隣市まで足を延ばし、東村山全生園や東久留米南沢湧水群、ところざわサクラタウンなどを見て回るのもよいでしょう。そして、いずれのコースにも必ず新庁舎をコースに加え、新しくなった庁舎を見ていただきます。
これらは市内の観光事業者を使ってマイクロバスなどで運行し、昼食は市内の飲食店を使います。産業振興と市内再発見、新庁舎のお披露目と、一石三鳥の施策になると思います。言うまでもなく、これらの参加に当たっては、ワクチン接種済みの市民を対象とします。ワクチン接種済み証のようなものがあれば、接種が済んでいるかの確認手続も容易であろうと思います。ご所見をお伺いいたします。
【答弁/高見澤進吾市民生活部長】
議員ご指摘のとおり、ワクチン接種が始まり、全市民へのワクチン接種が行われ、コロナの状況が落ち着きを見せた時点で、アフターコロナに向けた経済の巻き返しについてはしっかりと取り組んでいかなければいけないと強く感じております。
あわせて、コロナ禍によりまして、身近にある観光名所や観光スポットが見直され、それらを巡るマイクロツーリズムが注目を集めつつあります。
清瀬市におきましても、議員ご提案のとおり、大林組技術研究所や気象衛星センターなどの研究調査施設をはじめ、小さい市ながらも三つの大学を有していることなどから見ても、インテリジェンス清瀬視察コースのネーミングも含めまして、大変面白いご提案だと感じてございます。
また、医療のまちとして結核研究所や東京病院の外気舎などを絡めたツアー、そして、旧森田家や柳瀬川回廊、武蔵野の面影を残す雑木林や農ある風景など、自然を絡めてのツアーのほか、近隣市との広域連携を視野に入れた取組などに新庁舎を取り入れることにつきましても、市民の皆様の郷土愛を育むことにもつながることだと考えられます。
これらの事業を実施するに当たりまして、コロナ禍により影響を受けている市内事業者を活用することによって、地域産業の活性につながることもできるのではないかと考えています。
いずれにいたしましても、国や東京都からの交付金の状況や、ワクチン接種後のイベント開催の指針などを含めた今後の社会情勢とワクチン接種の進捗状況等を注視しつつ検討してまいりたいと考えております。
Posted by takosuzuki
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