2021年04月30日

★マイナンバーカードの普及促進を/令和3年3月議会

マイナンバーカードの普及促進を

今般のデジタル化推進の動きは、行政業務の効率化とともに、市民生活のさらなる利便性の向上にあります。その第一弾として、今月より健康保険証機能も付加されると聞いています。このように、マイナンバーカードによって様々な用途に使用することができ、カード利用者の増加によって、さらにその利便性は高まります。さきの報道では、マイナンバーカード取得のためのインセンティブとして、マイナポイントの期限を延長し、各自治体でも活用できる仕組みを創設するとありました。

清瀬市独自のインセンティブを
そこで、本市として、清瀬市独自のポイント利用を工夫してはいかがでしょうか。また、国の施策次第とは思いますが、ワクチン接種にマイナンバーカードを利用し、それで接種済みの確認ができれば、ワクチン接種と連動した経済活性などにも利用できると思います。ぜひ国へ働きかけをお願いいたします。
【答弁/瀬谷真総務部長】
マイナンバーカードを普及させるには、カードを活用した市民サービスは必要不可欠でございます。本市においても、昨年からコンビニ交付が始まりましたし、税の申告や申請などでeLTAXを利用されている方も多いと思います。また、今年度はマイナポイント事業が始まったことで、サービスの利用が広がっています。

このような中、国においてはさらなるカードの普及を目指して、自治体が付与するマイナポイントのモデル事業を令和3年度に行うこととなりました。これまでは国がポイントを付与していましたが、このモデル事業では、各自治体で市民に付与するポイントをマイナポイントにひもづけることで、サービスを提供するものでございます。国では、子育て支援分野や、地域振興分野での実施例が挙げられており、実証実験を行う予定となっております。

本市におきましても、市民サービスの向上に大いに寄与するとともに、マイナンバーカードの普及促進に大きな成果をもたらすのではないかと考えられますので、どのようなことをすればより効果が上がるのか、清瀬市に適したサービスはどんなものなのか、先進市の事例を研究しながら、検討を進めていきたいと考えております。

また、ワクチン接種とマイナンバーカードの連携につきましては、システム上では可能ということになります。その有効性も十分に考えられますので、市長会等を通しまして声を上げていければと考えております。


Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | 行政改革