2021年09月05日

●『避難所となる学校体育館にエアコンを』、実現しました。

避難所となる学校体育館にエアコンを

このコロナ禍になる少し前の平成30年末。都議会公明党が提案し小池都知事によって予算がついた、学校体育館のエアコン設置事業。これを受けて、私たち区市町村議員がそれぞれの自治体で事業化へ向け、様々に行政へ働きかけをしてきました。

避難所となる学校体育館にエアコンを/平成30年12月議会

事業費の大部分は国と都によって補助がつきましたが、少なからず市でも財源確保しなくてはならず、また、設置予算は付けてもらったが、電気代などのランニングは市で持たなくてはならないため、どこの市でもそれぞれご苦労があったことと思います。

清瀬市でもいち早く事業化へ向けご検討い頂いた結果、早々に設置を決めて頂きましたが、学校に児童がいない夏や冬の長期休みを利用して工事を進めなければならず、これまで時間がかかってしまいました。

清中の体育館エアコン

そして今年の冬休み、また夏休みをもって市内全14校の体育館に設置が完了しました。先日(8/18)、市議会公明党会派として、電気によって駆動している五中とLPガスの清中を視察しました。

上の写真は清中体育館です。ここ清中はLP(プロパン)ガスです。プロパンガスは地震などによる災害時でも止まらないため、大変に重要なエネルギー供給源となります。

清中の体育館エアコンのLPタンク

上の写真は、体育館外に設置されているガスタンクです。都市ガスと違って随時補充をしなくてはなりませんが、避難所にはもってこいの装置です。

災害時のガスコンセント

この写真は、災害時にガスを使えるガスコンセントです。これによってコンロの火を起こせますので、煮炊きすることができます。

私ども公明党会派としては、災害時でも止まることのないLPガス(プロパンガス)をお願いしてきましたが、どうしてもランニングコストがかかるということで、14校中4校(七小・八小・二中・清中)のガス駆動のうち、2校(七小・清中)のみプロパンとなりました。残り2校は都市ガスです。またそれ以外の10校は電気駆動です。

五中の体育館エアコン

この写真は、五中体育館です。ここは電気駆動となります。電気や都市ガスは当然補充の必要がありませんので、平時には便利ですし、プロパンガスと比べるとコストも割安です。

五中では視察時に部活を終えたばかりの顧問の先生にお話を伺うことができました。やはりエアコンなしの夏は生命に危険が及ぶほどの暑さだったため、とても涼しく助かると仰られていました。

Posted by takosuzuki │ ■実績/RECORD | ・市内他地域