2021年11月09日

★清瀬第四小学校地域における豪雨時の避難計画/令和3年6月議会

清瀬第四小学校地域における豪雨時の避難計画

いよいよ豪雨の季節が到来します。せせらぎのまち清瀬は二つの一級河川を擁し、豪雨、そして河川氾濫という災害と昔から闘ってきました。特に近年は温暖化の影響か、短時間でかつ局地的での強い、多い雨をもたらす線状降水帯という用語も頻繁に聞かれるようになり、そのリスクは年々増大しています。

本市としては、ハードの点として重大な被害をもたらす河川氾濫を防ぐため、都と連携し、河川改修を行うなど、しっかりと対応していただいてきました。

中でも今般、住宅浸水被害として長年の懸案であった中里一丁目郵政住宅付近の対策として、都の補助を使った大規模な工事の発表もありました。関係部署のご尽力に心より感謝申し上げます。

しかし、ハードの点では、どこまでも限られた予算の中でできる範囲があり、市民の命を守るソフトの対策をしていかなくてはなりません。

そこで、今回ソフトの点で提案したいのは、河川、特に柳瀬川と空堀川の合流地点である清瀬第四小学校付近の避難計画についてです。この地域は今申し上げたように、柳瀬川と空堀川の合流地点であり、河川の決壊リスクとしては市内でも最重要箇所です。

せっかく豪雨時の避難所に指定された四小が豪雨時の避難に使えない!?
4年前豪雨時の避難所として清瀬第四小学校を条件付、すなわち豪雨時においては河川決壊を想定した場合、浸水してしまう地域ではあるが、清瀬第四小学校校舎の上層階に垂直避難するということで避難所指定をしていただきました。

しかし、実際、その後の豪雨では、清瀬第四小学校は避難所開設されず、清瀬第四中学校への避難を勧告されました。それは清瀬第四小学校が学校施設としては児童をお預かりしている場所であり、一般の部外者を直ちに校舎内に入れる、校舎内の開放が現実的にはなかなか難しいためだと思われます。

ここで提案です。まず、豪雨時は近隣住民の方には一旦清瀬第四小学校体育館へ避難していただき、その後の天候、雨量などを鑑みて、より激しくなることが予想された場合、校舎内の上層階へ移っていただくという二段階避難をしてはいかがでしょうか。
【答弁/瀬谷真総務部長】
令和元年10月12日、台風19号の接近により、午前9時に避難勧告を発令し、6か所の指定避難所を開設いたしましたが、清瀬第四小学校は開設せずに、清瀬第四中学校や野塩地域市民センターへの避難を促しました。確かに、地域住民の方たちからは避難所に指定されているのになぜ避難できないのかという声もございました。

現在の地域防災計画においては、洪水の際には周囲の状況により避難所を開設できるとしております。

昨年改訂いたしましたハザードマップにおきましても、清瀬第四小学校付近はある程度浸水が予測されており、当時は清瀬第四小学校のほか、中里地域市民センター、下宿地域市民センターにおいても、河川に近く、氾濫した場合に孤立してしまうことから、避難所としては開設いたしませんでした。

議員もご推察のとおり、学校施設は子どもを守る観点から、原則、部外者の立入りは制限されております。一方で、垂直避難の考え方から、上層階の校舎を避難所として使用させてほしいとの意見もあり、まだ、整理されていない課題も多くございますことから、今後、学校関係者や教育委員会とも協議していきたいと考えております。

今後につきましては、議員のご指摘のように、まずは避難所として使える体育館へ一度避難いただき、より危険が迫った場合のみ校舎上層階へ避難するということができないか、学校とも協議していければと考えております。

清瀬第四小学校地域の自治会はかなり前から清瀬第四小学校で行われるどんど焼きを協力したりとか、7自治会だったか、複数の自治会が一体になって清瀬第四小学校の学校運営に協力してきたという実績があります。

もう一方では、やはり豪雨による河川氾濫というのに長年苦しめられてきたからか、コミュニティの力というのは物すごく強い地域でもある。こうした方々にとっては、清瀬第四小学校がせっかく豪雨時の、地震時はもちろん今までも避難所指定されていましたが、豪雨時は避難所指定されていなかった。それが豪雨時においても上層階で避難するということにおいて避難所指定された。だが、実際豪雨になってみたら使えないということがあったということでとても残念がられているわけです。

校舎は地域住民にとって開かれた施設になるのか?
今般、公共施設の再編計画というのが練られていて、地域、地域にある地域市民センターではなく、今後5年先、10年先、20年先は学校を一つの地域の拠点として、市民の交流の場になっていこうではないかという一つの大きな方針があります。

その上で、今回その一里塚たる校舎をいかに地域住民にとって開かれた避難所にしていくかということ、これが大きな試金石になってこようかと思います。この辺の観点から、ちょっと今日は声の調子が悪い様ですので、教育長ではなく教育部長にその辺の観点をお伺いいたします。
【答弁/渡辺研二教育部長】
公共施設の再編につきましては、今議員がおっしゃいましたとおり、学校を拠点として集約をする方針となっております。学校をやはり避難所として活用することを地域住民の方たちと一緒に検討する中で、より地域との連携強化が図られるのではないかと思っております。

やはり一般の地域の方々、学校、子どもたちの保護者とか、そういう関係者でない方がいきなり学校校舎内に入ってくるというのは、さきに池田小学校の事件から何年という報道がありましたが、そうした観点から簡単に部外者は入ってはいけないということが定着をしているわけです。

そうした中で清瀬市では、地域の拠点に学校をしていこうという流れがあるわけですから、徐々にどういう形か、市民を受け入れる学校校舎というものをつくり上げていかなければならないという意味で、今回清瀬第四小学校地域においては、近隣の住民の方々に入っていただける避難所、避難訓練とか、そういうときでも校舎に入っていただけるような形にしていったらいいのだろうと思います。

その上ではやはり申し訳ないが、しっかりとしたルールづくりをしていく。私、2段階方式と言いましたが、豪雨になりました、一旦清瀬第四小学校体育館に避難していただきましょう。そして、そのまま雨がやんでくれればいいが、この先もどんどん雨が降ってくる。場合によっては、時間何十ミリという危険な水域になってくるということになれば、一旦体育館に避難していただいた方々を今度は清瀬第四小学校の上層階、3階は音楽室だったかと思いますが、音楽室に入っていただくのだという大きな流れをつくっていく。

その上で、ちょっと細かい話になりますが、清瀬第四小学校の西側の階段のみを使っていただいて、階段から東側、つまり職員室や教室があるエリアには一切入らない、ロープかなにかをしていただく。3階の階段を上った左側、西側に音楽室がありますから、そこに直行していくということを一つのルール化していく。ここは一般開放エリアなんだというルール化が近隣自治会と、そしてまた清瀬第四小学校との間で、協定というかルールづくりができれば、私今回申し上げているような2段階避難方式というのもできるのだろうと思います。

ぜひこの辺のことも、避難計画としては緻密に、実際は清瀬第四小学校避難所運営協議会が中心になって、こういったことを練られていくものかと思いますが、ぜひこうしたことまで細かく、実際豪雨のときにはこうして皆さんは避難していただくことになりますということを明文化していただければと思います。

残り3分でありますが、今回公明党としては、47分の3分だから50分、時間の短縮をさせていただきました。ゆっくりと皆さんお昼が食べられることと思いますので、これで終了いたします。ありがとうございました。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | 防犯防災