2021年11月23日

★フィルムコミッション専門部署の設置強化を/令和3年9月議会

フィルムコミッション専門部署の設置強化を

我が地域にテレビや映画のロケーションを誘致して、地域の知名度や地域愛着度を向上させ、観光客の増加につなげようとの提案は、かねてから私も提案し、議会でも取り上げてまいりました。

その後、映画「海よりもまだ深く」やNHKドラマ「なつぞら」など、市として協力したロケーションも、その実績を重ねてきています。

市の協力以外でもロケ実績は数多く、コミュニティプラザひまわりは首都圏エリアでは屈指の学校ロケ地として知られていますし、大林組でも多くのロケが行われていることはご承知のとおりです。

こうした市の協力してきたロケ支援の実績や、市内のロケ最適地などの情報を市として集約し、より進んだロケーション支援の総合窓口を設置強化してはいかがでしょうか。

ご所見をお伺いし、再質問席にて答弁をお待ちします。
【答弁/植田貴俊企画部参事】
映画やドラマなどのロケに協力して、映像を通して清瀬市のまちの魅力を発信していくことは、市のイメージを向上させ、地域の活性化にもつながるものと考えます。

実際のロケ地誘致に当たりましては、市のロケ地情報を共有している東京フィルムコミッション、東京ロケーションボックスなどを経由する場合と、市に直接依頼がある場合とがあり、こうした依頼に対しては積極的に対応しているところでございます。

議員ご案内のとおり、市内ではこれまでに是枝裕和監督の映画「海よりもまだ深く」の撮影をはじめ、旧市役所本庁舎を舞台にしたNHK連続テレビ小説「なつぞら」や、大林組技術研究所を舞台にした「下町ロケット」「アンナチュラル」といったドラマ撮影など、ロケ実績を重ねてまいりました。

放映後、市民の皆様から多くの反響をいただきますと、取組の意義を強く感じることができるとともに、市民の皆様にとりましても、改めて地域に誇りを感じていただける機会になるのではないかとの期待が高まります。

今後も継続的に映画やドラマ撮影の誘致に向け積極的な取組を進めていくためには、ロケーションデータの作成、PR活動と情報提供、映像制作会社等からの要請に応じた各種交渉、道路管理者への許可申請などがしっかりと行える体制づくりが欠かせません。

あきる野市のように、劇・映画監督の経験がある職員や映像に詳しい職員を配置したフィルムコミッションを企画政策部内に組織している例もございますが、人的課題の面からも、基本的には市が主体的に取り組むより、観光協会やNPO法人、市民団体などが事務局となって取り組むほうが効果的であると言われております。

現在、学校施設としての撮影依頼が多いコミュニティプラザひまわりにつきまして、その用途や立地に着目したNPO法人が、ロケ誘致に向けた取組を積極的に行っていただいていると伺っております。

市といたしましては、秘書広報課がロケに関する総合的な窓口であるということを分かりやすくお知らせしていくとともに、引き続き東京ロケーションボックスと情報共有を図りつつ、このように一定のノウハウを持ったNPO法人などの動きと密接に連携を図り、効果的なロケ地誘致に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

コミプラは首都圏エリアでは屈指の学校ロケ地
私も先程申し上げたように、コミュニティプラザひまわりは今屈指の学園物ドラマのロケ地のメッカだそうです。私の母校なのに我々は知りませんでしたけど、そこがそういう形で使われていくというのは大変うれしいことで、これは敷衍して考えれば、清瀬市民としては、「海よりも深く」でタコ公園が使われたとか、「なつぞら」で市役所を使われたとかということは、市民として大変誇らしいことだし、うれしいことです。これが事前に知っていたり、放映されるということが、撮影前に知ってしまうと、見物人がいっぱい来てしまって、これはこれで大変なことになってしまうのですけれども。

撮影が終わった後、いつ放映されるらしいということを知っていれば、もっと我々としては楽しいし、市に対して誇りを持ち、そういった機能をぜひ市としてやっていただきたい。だけど、細かなことをあれこれやれということではないのです。今申し上げたようなコミュニティプラザひまわりをロケ支援していらっしゃる。これはNPOなのですけれども、ここが様々に宣伝をしてくださり、アテンドをしてくださっているわけです。

コミプラを中心に撮影支援をしているNPOがある。
せっかくそういうNPOが清瀬の地で活躍してくださっているのだから、コミュニティプラザひまわりだけではなく、市内全般のロケに当たっては、このNPOにぜひご協力をいただいて、清瀬市のロケ地としての支援を拡充していただきたいというのが、今回の提案の趣旨です。

市としては、ですから、受けるだけ。また、撮影協力支援、撮影協力の依頼とか、そういったのも場合によっては代行してあげるとか、全国放送であればできると思うのです。どこか名も知らない映像制作の会社だったら、もしかしたらいかがわしい映像かもしれないし、そう簡単に支援を確約することはできませんけれども、全国放送のテレビネットであれば、ぜひ撮影支援代行してあげるとか、そのほかの一つの撮影に係る、ロケ弁かかりますよとか、それから先程も言っていただいたように交通、道路の使用許可要りますよとか、例えば、エキストラの配置が、募集が要りますよとか、一つのロケに附帯する、付随する様々な事案ということがあるので、一つのロケ、やっていただければ、大きく広がるというチャンスをぜひこうしたNPOを通じてご協力をいただきながら、もっと強く、広くやっていただきたいと思います。

私、やっていらっしゃる内容は、これまで「海よりもまだ深く」もそうだし、いろいろやっていただいているので、経験を積まれて、収れんされているものだと思いますし、やっている内容はこれまでと同じでもいいのですけれども、看板をしっかりどんとやっていただいたら、よりいいのではないかと思います。

すみません。今回、公明党としては、緊急事態宣言下で1人10分の短縮を目指していましたけれども、私5分オーバーしています。この後、斉藤さんがまいてくださると思うので。時短に協力して、皆様の業務軽減につなげてまいりたいと思います。以上で終わります。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | シティプロモーション