2022年01月23日

★GOTOを使って立科山荘の利用者アップを/令和3年12月議会

GOTOを使って立科山荘の利用者アップを

長年、清瀬市の保養所として、また市民に第二の故郷として親しまれてきた立科山荘ですが、今般のコロナ禍によって利用者の激減を余儀なくされました。

もとより市の保養所であり、営利施設ではありませんから、ただち閉所になることはないと思いますが、コロナ禍によって林間学校やスキー教室もなくなり存在そのものの印象が薄まれば、アフターコロナにあっても利用がますます少なくなる恐れもあります。

そこで、今回も国の観光施策であるGOTOキャンペーンを使って、利用者アップを図ってはいかがでしょうか。

とは言え、そもそも立科山荘は保養所として選ばれた立地なので、周囲に目玉になるような観光スポット少なく、利用者がそれぞれ目的に合わせてマイカーなどで行くため、ツアーパッケージにしにくく、それゆえGOTO対象が宿泊費にしか適用されない可能性もあり、観光先として選ばれにくいことも予想されます。

そこで、立科山荘をGOTO適用宿泊所としてエントリーした上で、マイカー使用でも交通旅費が補助適用になるよう制度をお調べ頂き、家族単位での利用でも十分なインセンティブがつくよう、また都や市の補助も適用できるようご工夫頂きたいと思います。

また、GOTOがフル適用になるツアーパッケージとしても魅力的な商品になるように、スキー企画ではリフト券やお食事など、従前よりもお得プランを加えるなどして、団体客を増やし、この団体旅行ではぜひ市内旅行業者にご参加頂いて、市内商業の活性化に寄与いただければと思います。

ご所見をお伺いし、以上4つの提案に対するご答弁をお待ち致します。

【答弁/粕谷靖宏教育部長】
立科山荘は、昭和46年に立科林間学園として開設して以来、これまで小中学校の林間学校やスキー教室をはじめとして、数多くの清瀬市民等が訪れ、周辺の豊かな自然や文化に触れてまいりました。

しかし、今般のコロナ禍により利用者が減少し、令和元年度の利用者は5,527名でございましたが、コロナウイルスの影響を受けた令和2年度の利用者は1,364名、4,163名の減少でございました。一般利用者の減少もさることながら、移動教室利用者数が大幅に減少しております。また、自主事業もコロナウイルスの影響によりほとんどが見送られ、事業の執行が困難な状況でございました。

しかし、その中でも明るい兆しとなったのが、昨年度実施されたGoToトラベル事業であります。立科山荘も9月より対象施設として開始いたしました。当初は東京都民が対象外であったため、なかなか利用者が増加いたしませんでしたが、10月より東京都民も対象に含まれたことから利用者が増加し、短期間でのリピーターも数組おり、一定程度GoToトラベル事業の効果があったと思われます。

今後再開するGoToトラベル事業にも大いに期待しており、議員ご提案の東京都や市の補助の適用や、団体旅行での市内業者の活用につきましても、立科山荘の利用者アップに寄与すると考えられることから、新たなGoToトラベル事業の制度の詳細な内容や利用条件等、国や東京都の動向を注視し研究するとともに、立科山荘のPRにも引き続き努めてまいりたいと考えております。

GoToですが、いわゆる立科については、公共交通機関が電車に乗って、バスに乗ってというのが、一応あることはあるんですが、バスで行くには、電車に乗っていくには、やっぱり駅から降りてバスを2回乗り継がなければいけない。1回乗り換えなければいけないとか、ちょっと大変なんですよ。

そういう意味では、立科山荘へ行かれる方の圧倒的多数はマイカーで行かれる方が多いんだと思うので、ぜひこれもGoToがマイカーで適用になるようにご検討いただいて、より安くというか、キャンペーン感のあるツアーパッケージにしていただいて、またツアーとして組んでいただく際には、行って、温泉じゃなかったのかな。大浴場に入って、おいしい料理を食べて、翌日は車山とか、様々近隣の自然散策ができる。そういう意味ではスキーツアーはいいんですよ、スキーすればいいんだから。スキーツアーではないシーズンについては、ぜひ楽しいツアーパッケージにしていただいて、そのバスは地元のバス業者さん、観光業者さんを使っていただいてということで、しっかりと立科山荘をアピールしていただかないと、やっぱり公共施設の一つですから、立科だって。これ、どんどん、どんどん減っていけばどうしようって考えざるを得ない施設になってしまわないように、しっかりとご検討いただいてお願いをいたします。

Posted by takosuzuki │ ■議会報告/City Concil Report | シティプロモーション